蒼のほとりで書に溺れ。

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zoom RSS 『どれくらいの愛情』/白石一文 △

<<   作成日時 : 2009/05/21 22:18   >>

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いやぁ・・・すっごく、書きづらいんですけど。というのも、なんだろ、登場人物の「人間臭さ」が感じられないんですよね。非常に観念的というか、哲学的というか・・・。
白石一文さん、初読みです。
相変わらず書評で選んで、訳が分からなくなっちゃったというやつですねぇ(笑)。

「20年後の私へ」、「たとえ真実を知っても彼は」、「ダーウィンの法則、」「どれくらいの愛情」の中編4つからなる『どれくらいの愛情』なんですが、何というか、ホント捉え所が難しい。多分、哲学とか宗教観というか信念というか、そんな部分でしっかりしたものをもってる人なら、理解できるのかな・・・と思いました。

ただ、言えることは、4篇とも、真剣に生きようとしているのに、何故か浮遊感がある、現実味が伴わない感じがして、お尻が落ち着かない思いをしたということですねぇ。
特に「20年後の私へ」は・・・・オチはどこなの?オチは?って感じで。
落ちという意味でしっくりきたのは「たとえ真実を知っても彼は」です。作家の妻への病的執着と、その妻と不倫する編集者、編集者の妻の告白というオチはきちんと出来上がったのですが、共感できず…。
「ダーウィンの法則」の「スキンシップ」に関する言葉は、確かにそうかもな〜と感心したんですが、既婚者としては「肌が合う者同士で付き合うのは当然」的な不倫肯定論には、反論したいですね。「愛情の継続」にスキンシップが必要だけど、その肌が合わない者が結婚したらそれは間違いだったのだ。・・・は(やや疑問が残るものの)イイとして、その結婚に清算をつけないうちに、肌が合うものだから離れられないとか言って、不倫に走るのはどうかと思う。けじめはきちんとつけてほしいですよ。

しかし・・・表題作の「どれくらいの愛情」について考えると・・・・何とも難しいなぁホント。水無月・R的には、「木津先生」の存在がどうも理解出来ない。ヒーラーというものに、どうも眉唾を感じてしまうのですね。これは個人的な意見なんですが。

4編読んで、白石さんはちょっ合わないかなぁ〜、という気がしました。お好きな方、ごめんなさい。

(2009.05.21 読了)

どれくらいの愛情
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著者:白石一文出版社:文藝春秋サイズ:単行本ページ数:443p発行年月:2006年11月この著者の新


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