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zoom RSS 『人生激場』/三浦しをん ○ (エッセイ)

<<   作成日時 : 2010/03/17 23:53   >>

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『人生激場』・・・。もうタイトルからして、水無月・Rのツボ押しまくりです、三浦しをんさんったらッ!
『人生劇場』でもなく『人生激情』でもない、「激場」ですからね〜♪
そう、人生は劇場(美しくも輝かしい舞台)でもなければ激情(激しい感情に揺さぶられる)でもない、激しい場なのだ!激しく色んな事があって、しかもそれに(脳内で)厳しくツッコミを入れる場なのだ!

いつも思うんですが、作家さんの日常を描いてるエッセイって、すごいなぁ〜。特にしをんさんは、ホンットにすごいと・・・!自らの思考にツッコミを入れ、愛するモノへの傾倒は過激なまでに、そして捕まえたネタはガッチリつかんで離さない!
発行年が2003年(単行本)ということは、しをんさんはまだ二十代半ばのお嬢さんなんですよ。前にも書いたと思うんですが、お年頃のお嬢さんが「胸毛」だ「昼メロに盛大にツッコミ」だ「偽乳流出」だを暴露してしまっていいのでしょうか・・・。
でも、そんな赤裸々で妄想大暴走なしをんさんが、私は大好きだ〜!
ワールドカップの選手に対する脳内妄想、黄金律胸毛のマネキン妄想、キムタクドラマのエンディング予想、ノイローゼ救助犬話、ありとあらゆるところから、しをんさんの「かほり」が漂ってきます・・・。楽しいなぁ。

一番ウケけたのは、「その恋を応援します」のAさんの話である。AさんとB君の男性二人の共同生活に、B君の彼女Cちゃんが現れ、AさんはB君を取り戻したい(一応プラトニック?)とやきもきしているという・・・しをんさんが大好きな展開がリアルに・・・!ちっともソチラの趣味がないはずの私も、えぇ〜!?と興味しんしんで読んじゃいました(笑)。あるんだ、リアルに、そういう話・・・!

そうそう、「子宮防衛軍」は、私の腹にも存在する(つまり腹の贅肉というヤツね)。そんなにがっちり防衛してくれなくていいんで、是非「辺境警備」に回っていただきたいものである。「周辺警備」って何を言ってるかわからない?想像して下さいよ、哀れなアラフォー主婦がどんな体型かを・・・(トホホ)。

バスの降車ボタンに対する心の中での攻防、分かります分かります!あたふたボタンを押したら、悠然と降りていくおっさんがいて、やたらむかっ腹が立ったとか、子供と争ったりとか(←大人げない)、私も心当たりがある。しかも、子供と争う理由もしをんさんと同じ、世間の荒波に揉まれろというやつ・・・。ふふふ・・・ちょっとしをんさんとシンクロしてるぜ、とか思った瞬間、トホホな気持ちになった。しをんさんのようにぶっちゃけエッセイも書けない一般民間人が、何を自慢げに・・・ってな〜(ーー;)。

ところどころ、1つのエッセイの後に「思い出ホロホロ」という追加文がある。エッセイの雑誌掲載時の文章って、1冊の本に纏める時に追加するべき情報が結構出るんですね〜。その追加された部分がまた、面白い。にひゃ〜っと笑ってしまう。あの事態が、こんなふうに進展するのか?!とか、あんなトホホな話の真相が、こうなっちゃうんだ〜(笑)とか。

私も妄想大暴走人間だが、しをんさんには及ぶべくもないな・・・。
精進せねば(←ありとあらゆる意味で、色んな事が間違っている気がする(笑))。

(2010.03.17 読了)

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人生激場 オススメ! 気鋭作家の身辺雑記、だけに終わらぬ面白さ! プレーンな日常を「非日常」に変えてしまう冴えた嗅覚。 世間お騒がせの事件もサッカー選手の容貌も、なぜかシュールに読み取ってしまう、しをん的視線。 「幸せになりたいとも、幸せだとも思わないま.... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2010/03/18 21:19

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ。TBさせていただきました。
面白かったですよね〜。
声を出して笑う本ってなかなか無いです。
確かにこの作品を書かれた頃って20代半ばですよね。っていうか連載ですから、もっと若いですよね^^;いいような悪いような。
読者は面白いからいいんですけども。
私も妄想大好きですが、しをんさんの足元にも及びません。
苗坊
2010/03/18 21:15
苗坊さん、ありがとうございます(^^)。
しをんさんの鋭いツッコミが冴えわたり、そしてトホホな現状(当時)も公開されるという、素晴らしいけど・・・ホントにいいの?みたいな、ねぇ(笑)。
妄想は乙女の必須条件(←もう乙女と言ったら詐欺すら超える年齢だけど)、と思っております。しをんさんには、これからも妄想大暴走して頂きたいものです♪
水無月・R
2010/03/18 21:47

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