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zoom RSS 『しをんのしおり』/三浦しをん ○ (エッセイ)

<<   作成日時 : 2010/10/18 22:15   >>

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やっぱり三浦しをんさんだよなぁ〜。
何というかもう、このお年頃のお嬢さんが、それでいいんですかい?!っていう妄想大暴走っぷりは、超尊敬しますデスよ(笑)。
是非、師匠と呼ばせて頂きたい!
『しをんのしおり』、元々考えてたタイトルは『人生激場』ならぬ『人生劇場』だったそうで(笑)。

弟の入学式スーツを買いに行って店員の胸毛に思いを馳せ、バクチク(バンド)のおっかけで各地に行っては「まんだらけ」で大量の漫画を買ってくる(持って帰るのが大変)。バイト先に来る置き薬の営業さんからは、企業秘密を聞き出す。飛行機が怖いので移動は新幹線。友人と青山を散策しながら、妄想は地の果てまで駆け巡る。母と二人で宝塚マジックに震撼し、盆栽を見て環境破壊と戦う特撮戦隊がちびっこよりも特殊趣味の皆様向けに活躍し出すと、次元五右衛門チェックシートが発動。そして、マンガにあふれんばかりの愛を注ぐ・・・!
す、すみません、しをんさん・・・。弟子入りするには、もうちょっと妄想力に磨きをかけてからにします。私じゃ、まだまだ修行が足りん気がします(^_^;)。
冴えわたる妄想、他者と自らへの厳しい(内心の)ツッコミ、そして惜しみなく降り注ぐ「愛」!!
・・・しょ、精進しよう・・・。しをんさんのエッセイを読んで、もっと己を鍛え上げなければ・・・!

しかしホントに、しをんさん(&お友達)の妄想力は、スンバラシイですよねぇ(笑)。ぱっと見かけたレストランの従業員4人を、あっという間に複雑な感情が交錯する関係に仕立てあげてしまう・・・。一瞬の即興創作とは思えないほどの仕上がり(笑)。更には、妄想が禁止されたらどうする?!なんてことまで妄想するんだから、非常に素晴らしいですね。しをんさんとお友達は、お互いを盛大にたたえ合うべきだと思いますよ♪

そして、あとがきの後に付け加えられた一編の、リリカルなこと!
今まで繰り広げられた、妄想大暴走、愛と笑いとツッコミ処満載な文章は全く影を潜め、予備校に通う少女が、淡々と世界との薄布越しのような関わりしか感じられないクールな日常を語っているのだが、その少女には注目している女がいる。コンビニでその女とカチ合った時、その女は大量の昼食を購入していた・・・。
蛇足がふるっている。というより、この蛇足があってこそ、リリカルさが生きるというか(笑)。いや、蛇足部分がげらげら笑っちゃう楽しいモノ、っていうわけじゃないんですよ。予備校を眺めて「もうあの中にいなくていいんだ〜」という小さな優越感を持つんだけど、いつかは粛々とたどり着いてしまうんだ・・・って分かってるからこそ、ちょっとだけ流れる寂寥感。ソレがいいと思うのですよ。

(2010.10.16 読了)

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しをんのしおり 三浦しをん
しをんのしおり (新潮文庫) 「漫画の王国」に生れた小説家の乙女な日常生活。 バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ… 色恋だけじゃ、ものたりない! なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開&#8212;日本の政局も、家族の事件.... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2010/11/17 09:44

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
本当に、しをんさんのエッセイは面白いですよね。
ここまで自分を曝け出して、好きな事を一生懸命にしている姿はカッコイイと思います^^
また、お友達もいいですよね!
類は友を呼びますね^m^
私も弟子になるために、精進します・・・
苗坊
2010/11/17 09:43
苗坊さん、ありがとうございます(^^)。
しをんさんのセキララな日常、ホントに素晴らしい(笑)。

おお!では、一緒に妄想力を磨いて、しをんさんに弟子入りいたしましょう♪
水無月・R
2010/11/17 22:23

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