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zoom RSS 『Story Seller 2011』(小説新潮11年5月号内)/アンソロジー ◎

<<   作成日時 : 2011/06/06 15:44   >>

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昨年まで別冊で出ていた『Story Seller』が、Magazine in Magazine(雑誌の中の雑誌?)という形で復活。
今回は
読み応えは2冊分
お値段は1冊分

というキャッチフレーズです(ただし、私は『Story Seller 2011』しか読めてません・・・)。
文芸雑誌は、連載を追い掛け続けたくなるとか(個人的経済事情が許さない(^_^;))、読みたい本リストが長くなる〜とか、色々な理由で買わないんですが・・・。水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!有川浩さんの作品が入っているというと、買わざるを得ないという罠(笑)。あっさり、欲望に負けて購入しました。

「暗がりの子供」道尾秀介
物語の登場人物と会話するようになった少女。彼女が下した決断とは。
「トゥラーダ」近藤史恵
『エデン』の後、白石誓がポルトガルのチームに移籍。チカの体調不良&復活と、チームメイトの薬物使用。
「R‐18 〜二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談〜」有川浩
別に記事を上げているので、コチラをどうぞ。
「万灯」米澤穂信
二人の人間を殺したことを、後悔しないビジネスマン。その経緯とトリックと、痕跡。
「ジョン・ファウルズを探して」恩田陸
作家・ファウルズのエージェントを訪問した、エッセイ?
「約束」湊かなえ
トンガで国際ボランティア隊として教師をしている理恵子の元に、日本から恋人が訪れる。

そうですねぇ。もちろん有川さんの作品は別格として、残り5作品で一番「ええっ!?」と驚愕したのが、米澤さんの「万灯」ですね。思わずその瞬間、最初の方から確認しちゃいましたよ。相変わらずどんでん返しが上手いですね〜、米澤さんは。思わず「そういうことか!」と唸りましたよ。
道尾さんの「暗がりの子供」は、真子のセリフが『』じゃなくて「」になった時、マズイ!と思った。そしたら、違う方向だったのですね。あ〜よかった、ほっとした。
恩田さんの作品は、・・・実はよくわからなかった。『コレクター』読んだことないし(でも内容は知ってる)。でも、海外の作家エージェントの話は興味深かったです。
近藤さんは『Story Seller』では、一連の自転車ロードレースの物語を書くって決めてるのかしら。もしかしたら、この作品群を集めて1冊の連作短編にするのかしらん。チカが闘牛を見て体調を崩し、実は自分の中にストレスをため込んでたことに気づくのが、良いと思った。自覚症状のない頑張りは、いずれすごい反動が来る。それに気付くことのできたチカは、また成長したのではないだろうか。
湊さんもシリーズではないけど、舞台がトンガで、前回の「楽園」と共通・・・というか、あの作品でペンション経営してた人って尚美さんって名前だったような・・・?湊さんの海外青年協力隊時代の経験が生かされた作品。

どの作品も、色々と読みごたえのあるものばかりでした。
幸いにして、どの作家さんも元々私の<読みたい本リスト>入りしてるので、今回は「アンソロジーの罠〜!」とか叫ばずに済みました(笑)。

(2011.06.04 読了)

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追記:今回もタイトルが長くて、字数制限を超えました(笑)。正式には
『Story Seller 2011』(『小説新潮』2011年5月号 Magazine in Magazine)/アンソロジー ◎
ってしたかったんですよね(笑)。

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