蒼のほとりで書に溺れ。

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zoom RSS 『11 〜eleven〜』/津原泰水 △

<<   作成日時 : 2012/02/20 17:28   >>

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あうう〜。超・難解でした。
帯にね、三浦しをんさんが「完璧」と絶賛してたんですけどね、私には完璧すぎたらしいよ(-_-;)。
どうも私、津原泰水さんの幻想的な世界には、合わないみたいだ。残念。
『11 〜eleven〜』のタイトルにあるように、11編の物語が次々に語り下ろされていく。
それぞれに違った作風で、ぞっとするものもあれば、何だかよく判らないもののじわじわ怖いものもあり、怖さに気づく前に終わってしまうものもあり。ちょっと怖い美しさ、のような共通項があった…と思うんだけど。

ううむ〜。とにかく、時間がかかった。どれもさして長くない物語だから、こんなに時間がかかると思わなかった…。
冒頭の「五色の舟」の、異形の見世物一座の物語がよかった。
「くだん」(人が牛に産ませたモノ=件と書く)によって予見される未来から逃れるために、別の世界へ行くという軍の上層部。家族として暮らしている見世物一座の面々にその選択の時が訪れ、くだんの死の間際、腕がなく口のきけない少年と過去に腰から2人分の上半身があり一身は切り離された少女が、くだんによって別の世界に送られる。彼らの体の欠けた部分が補われ、学校にも行ける世界。だが、彼らはの心は、元の世界に残されている。
くだんが心を運び損ねたのか、彼らが異形でも家族と一つの舟で暮らしていたことへの郷愁を切り離せなかったのか、或いはくだんの予言こそが偽りであったのか。
幸せの形は、通り一遍ではない、と感じさせられ、少し淋しく悲しい思いがした。

あ〜、ほかの物語も、イロイロ思うところはあったりもしたんだけど、それを文章化するのが難しい。
う〜む、あっさりここはお手上げ、ということにしよう…。

(2012.02.20 読了)

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