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zoom RSS 『マアジナル』/田口ランディ △

<<   作成日時 : 2012/06/25 16:14   >>

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うあ〜、難しかったわ〜(笑)。
新聞の書評を見て、おもしろそうだと思ったんだけど・・・、私的には外れちゃいました。ザンネン。
能登半島で、繰り返し目撃される「UFO」。UFOとは何なのか。
田口ランディさんが、何を書きたかったのか、私にはわからなかったんですよねぇ・・・すみません、ホントに。
タイトル通り『マアジナル』=境界にあるさま、そんなつかみどころの難しい物語でした〜。ううう。

能登半島のある町の神社の通りで、女子中学生・江上紗子が失踪する。地元の大人たちからは神隠しと言われ、拉致なのか誘拐なのか、宇宙生命体によるアブダクション(攫われて人体実験される)かと密かに騒がれていたが、彼女を知っている同年代のものたちは、17年経っても彼女は生きていると感じている。
編集者である主人公・高木は、偶然か必然か、故郷の町の精神科医を取材しに行くことになる。だが、その精神科医・木部直樹は交通事故に遭い、意識不明。取材をどうするべきか考えていたところ、編集部からUFO体験をしているかつての同級生・川村真理を訪ねるよう指示される。
物語は時々、木部直樹(旧姓小島)たちの小学生・中学生時代に行きつ戻りつする。直樹の友人・谷崎陽平は、〈何か〉が見える不思議な少年であった。陽平・直樹・将太・ヨッシー、川村真理の妹・麻美、そして江上紗子は、学校の校庭でUFOを呼ぶ儀式を執り行い、何かを感じたり、見たりした。しばらくして紗子は失踪し、ずいぶん経ってからヨッシーは自殺をし、陽平は中東へ渡って平和活動をし、将太は精神病院に収容される。麻美もまた、妊娠した自分の腹にいるのは、子供ではなく宇宙人なのではないかと思い悩んでいる。
過去、現在、語り手、すべてが理路整然と語られ進みながらも、混沌の極みの中で、木部直樹の蘇生、川村麻美の出産が行われ、物語は収束する。

いやぁ…こういう話だったっけ?うううむ。
超文系人間の私にとって「シュレディンガーの猫」すらかなりの難問なのに、抽象的思考とか、量子力学とか、ユングとかカントとか冥王星発見の偶然性とか…なんとな〜く、雰囲気は判るような気もするけど、でもきっと全然判ってないんだよね(笑)!的な話が続いていくのですよ。あうう。
実際、途中で寝落ちしたこと数度・・・
誘拐か、某国による拉致か、はたまた宇宙人のアブダクションか?!、というような展開になるのかと思ってたので、結構アレレ〜って感じで(-_-;)。

面白かったのは、高木の先輩(同僚?)の岡田淳子と編集長・栗林が、川村麻美の出産を手伝うシーン。編集長の野性的なところ(だけどオネエ口調)、岡田のさばけた強さ、そして川村麻美が無事出産し、生れたのは宇宙人ではなく自分の子供だと受け入れた後、何故かノーパンでUFOを踊り狂うところ(岡田はかつて学生時代に、鞍馬山でUFOを踊り、呼び寄せたFUOを乱舞させたという強者)。わけわかんないけど、その意味不明な生命力の勢いというのだろうか、私にはないその凄みに、あっけにとられつつ、とても素直にうらやましいと思った。

しかしこの作品…やっぱり、難しかった!

(2012.06.24 読了)

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田口ランディ 角川書店 角川グループパブリッシング発行年月:2011年05月 ページ数:399p サ


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