蒼のほとりで書に溺れ。

アクセスカウンタ

zoom RSS 『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』/荻原規子 ◎

<<   作成日時 : 2013/03/13 17:11   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 2

本作『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』、シリーズ最終巻ですねぇ。いやぁ、感無量ですよ。
少年少女が、一生懸命成長して、友情や愛情を深めていく、素晴らしい物語でした。なんせ、最初の方の泉水子のぼんやり&他力本願っぷりときたら、ホントイライラさせられましたもんねぇ。それがきちんと、大人たちから情報を得たり利用したりしながら、自分たちで進んでいく道を見つけたんですもん。
よくぞ成長した、泉水子&深行!
荻原規子さん、満足のいく作品をありがとうございます!

ああ、だけどホントに、良かったなぁって思います。「姫神」の力があることで、普通の女の子としては生きていけない泉水子だけれど、泉水子を助けようという仲間はたくさん出来た。それぞれが、まっすぐに強い気持ちで、泉水子と世界を守ろうと、全力を尽くす、そんな素晴らしい仲間。泉水子だって、守られているだけじゃない。とても素敵なことだと思う。
少年少女たちの、お互いを大切に思って、一緒に伸びていく姿、とても美しい。

なんだか、ホントに感無量過ぎて、あらすじとか書けないです。
最近、こんな言い訳ばっかりですが、思いつくことをぽつぽつと書いていこうと思います。

しかし、物語がワールドワイドになりましたわ〜。学園内の〈能力による勢力争い〉のつもりでいたから、ちょっとびっくりしたけど、確かに〈世界遺産候補〉を決めるための学園祭だったのだから、世界から密かに注目を浴びるってことですね〜。留学生たちは、もちろん能力がある子もいるんだけど、各国から調査に来ていたり、親が世界的機関の職員だったりするわけだ〜。なるほどねぇ。

そういえば確か、前作のレビューで「学園祭の後で、高柳が泉水子をスカウトしにきたら、いいツラの皮」とかなんとか書いたと思いましたが、来ましたね〜(^_^;)。そして見事に返り討ちに遭い、泉水子の影武者?役を務めることに。高柳ったら、すっかりダークサイドから転向したようで、これもソ○トバンクのお父さん犬(笑)効果かしらん。妙に「可愛い奴め(笑)」と思うようになってしまった私でございます。う〜ん、ちょっとトホホ方向?(笑)

最後の方で、瑞穂さんに連れ出された時の違和感ったらなかった。いや、泉水子、なんかおかしいって、何とか深行か雪政に連絡取りなよ!ってずっと思ってたのですよ。そしたら案の定、拉致だったという。折角助けに来てくれた深行も捕まっちゃって、どうなるんだろう・・・とゾワゾワしてたら、紫子登場。ああ、母だなぁ。紫子さんて、普段はあまりにもすごい人過ぎるし、泉水子と一緒にいることがないから遠い存在のような気がしてたけど、やっぱり母と娘の繋がり、思いやりは、深くて強いんですね。

案外雪政は、きちんと味方だったのですねぇ(^_^;)。女生徒にモテモテとか、妙に派手だったのは、目くらましも兼ねてたのかしらん…?いやでもやっぱり、胡散臭いよねぇ、この人(笑)。息子にまで疑われてるし。まあ、紫子さんが目を光らせてるから、変なことにはならなかったのかもね。
山伏という組織も、やっぱり〈姫神〉の力を自分たちの側に置いておきたいという意向がある。確かに、姫神の力は、兵器にもなりうるし、悪用しようという組織はいくらでも出て来るだろうし。でも、これからは泉水子&深行ペアは山伏に頼り過ぎず、自分たちで研究するっていう進路も見つけたことだし、二人で手を携えて『人類の滅亡と世界の終焉』を迎えないための活動を、続けたらいいよ。大人の情報や力も利用したらいい。そうやって、世界を守り、二人の関係を守っていけばいい。

ラストシーンは、おばちゃん嬉しかったよ♪ずっと「今は恋愛よりは、シリアス事態に集中しなくちゃいけないからなぁ」って、残念に思ってたからさ〜。いろいろ懸案事項が多いうえに、お互いに変なところが遠慮がちだから、ずっとぐるぐる遠回りしてて、すねたり沈んだりと、じれったく思ってましたからねぇ。ああ、よかった!うん!

姫神の力のスケールがどこまで大きいのかとか、これからどうやって二人が世界の破滅を回避するか、という物語まで進んでいないのですが、これでいったん終了、という形でいいと思います。

ところで、深行のお母さんネタがちょっと出てきただけで何もなかったのは、今後の続きの作品があるというフラグでいいんですよね、荻原さん!これから先の物語、やっぱり、気になります

(2013.03.10 読了)

RDGレッドデータガール(6) [ 荻原規子 ]
楽天ブックス
星降る夜に願うこと カドカワ銀のさじシリーズ 荻原規子 角川書店 角川グループパブリッ発行年月:20


楽天市場 by RDGレッドデータガール(6) [ 荻原規子 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



水無月・Rの『RDG レッドデータガール』シリーズ記事
『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』
『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』
『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた』
『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女』
『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日』
『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』 本稿

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと(荻原規子)
シリーズ6作目にして最終巻。 ...続きを見る
Bookworm
2013/03/14 12:34
荻原規子 「レッドデータガール6 星降る夜に願うこと」
JUGEMテーマ:読書感想文&amp;nbsp; ...続きを見る
こみち
2013/03/16 11:24

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ホントにワールドワイドな物語でしたね〜。1巻目を読んだ時には、こんな展開になるとは想像もできませんでした^^;
特殊な能力を持った泉水子ですが、大切な仲間が出来て、そんな仲間たちに守られてこれからも成長していくんでしょうね。そんな未来が窺えるラストで良かったです。もちろん、深行とのラストシーンも…うふふふ〜♪でしたね(笑)
すずな
2013/03/14 12:48
すずなさん、ありがとうございます(^^)。
第1巻から、主人公組のスローペースっぷりに、イライラしましたからね〜(^_^;)。
ここまで、よくぞ成長した!友情も愛情も、ホントに深まりましたよねぇ。
こんな素晴らしい仲間と一緒なら、3度目の世界の破滅は、起こらないだろうと思います!
水無月・R
2013/03/14 21:55

コメントする help

ニックネーム
本 文
『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』/荻原規子 ◎ 蒼のほとりで書に溺れ。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる