蒼のほとりで書に溺れ。

アクセスカウンタ

zoom RSS 『黄金の烏』/阿部智里 ◎

<<   作成日時 : 2014/10/21 15:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 6

おおお〜!!
阿部智里さんの八咫烏の世界の物語が、シリーズ化しましたっ!
『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』に続くシリーズ第3作目。『黄金の烏』は、2作目の主人公・雪哉が再び登場。家族を故郷を守りたいと願う彼は、山内で起こっている事件捜査に、深くかかわっていくことになる…。

いやぁ、うれしいです。ホントに嬉しい。
あの若宮(妃に殴られたら良いのにと思っていた、ていうか、今でもそれでも殴られた方がいいと思う、色んな意味で(笑))の真実や、真赭の薄(ますほのすすき)のその後、相変わらず浜木綿が大胆不敵に妃を勤め上げてることなんかもわかって、すごく嬉しい。
でも、何が嬉しいって、雪哉の再登場ですよ。例によって、説明不足な若宮につき従って酷い目に遭ったり、女性陣に可愛がられたり、素晴らしい機転で危機を潜り抜けたり、少年の成長って、素晴らしいなぁ!もう、オバちゃんワクワクしちゃう♪雪哉、ホントに可愛い!健気!頑張れ!

ストーリーは、今回もパスですね(笑)。とにかく面白いし、いろんなことがわかって繋がって、おおぅ!!って思えますから、私がごちゃごちゃ要約しない方がよろしい。

八咫烏の世界に侵入し、八咫烏たちを食らう大猿。しかも、奴らは人肉を塩漬け(つまり保存食)にするという知恵まであった。大猿が蹂躙した村で若宮と雪哉が発見した、小梅という娘の素性をたどると、水売りの井戸に至り、そこから「御内詞(みうちことば=山内の八咫烏の言語)」を話す、不気味な存在を確認。その存在を捕えることは叶わず、井戸は封鎖。
一時的な解決でしかないだろうと思ってたけど、やっぱり物語のラストで「猿と相まみえるのは3年後」とあって、続編は決定ってことでよいのかしらん♪

今回も色んなことがあったなぁ。
激烈な麻薬の流通(しかもその麻薬の原料って!)、八咫烏を襲う大猿の存在、地下街と長束の取引、家族を守りたい雪哉と全ての八咫烏を守る存在である金烏の若宮の真実。小梅の不審な行動、浜木綿の剛毅さ、雪哉の決意。
雪哉ぐらい賢くて機転がきいて、身軽で勇気があって腕もあるものが若宮の側近に就いたなら。
若宮の治世は困難を極めるだろうけれど、きっと雪哉は若宮の力になれる。

山内の果てから遠望する「人間界の夜景」
え?!えええぇぇ?!!人間界と一部交流があるのは作中の描写で知ってたけど、まさかそんな近現代と繋がってるなんて?!
戦国以前ぐらいだろうと勝手に思ってたけど、夜景描写から考えると電気が一般化してる時代ですよね、絶対。
うわぁ、これからの展開、どうなっちゃうの!気になる気になる気になるッ!
山内の崩壊を食い止めるために生まれた、真の金烏とその側近たちの苦闘は、始まったばかり。
3年後の大猿との戦いを含め、これから大きな歴史の物語が語られていくことを、願っています!
ところで、「八咫烏世界」と勝手にシリーズ括りに命名しましたが、正式名称ってあるのかな?

あ、それから。
今回不審な行動をしまくって、雪哉に疑われてたけど実は・・・な小梅。結局、垂氷郷の雪哉の母の元へ行くのかしら。さすがに宮中には置いておけないってことになってるけど、雪哉と今後何かあったらいいなぁと思ってるんですよね、私。何とか宮中は無理でも、中央に残ってくれないかなぁ・・・。

(2014.10.21 読了)

黄金の烏 [ 阿部智里 ]
楽天ブックス
阿部智里 文藝春秋発行年月:2014年07月23日 予約締切日:2014年07月18日 ページ数:3


楽天市場 by 黄金の烏 [ 阿部智里 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



水無月・Rの〈八咫烏世界シリーズ〉記事
『烏に単は似合わない』  ◎
『烏は主を選ばない』  ◎
『黄金の烏』  ◎ (本稿)
『空棺の烏』  ◎
『玉依姫』 〇

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
黄金の烏 阿部智里
黄金の烏著者:阿部 智里文藝春秋(2014-07-23)販売元:Amazon.co.jp 八咫烏の一族が支配する世界山内で、仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。その行方を追って旅に出た、日嗣の ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2014/10/23 22:21
黄金の烏(阿部智里)
「烏に単は似合わない」「烏は主を選ばない」に続くシリーズ第3作目。 ...続きを見る
Bookworm
2015/03/19 12:42
「黄金の烏」 阿部智里
黄金の烏 八咫烏の一族が支配する世界山内で、仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。 その行方を追って旅に出た、日嗣の御子たる若宮と郷長のぼんくら次男雪哉が、最北の地で発見したのは、何と村人達を襲い、喰らい尽くした大猿だった。 生存者は小梅と名乗る少女がひとりだけ―。 一体、この世界で何が起こっているというのだろう? ◆◆◆ 一体、どこまでおもしろくなるんだろう。 前作がこんな風に布石になっていたとは。 そして、ここにもきっと次作への布石が散りばめられているんだろうと思うと、本当に読み進める... ...続きを見る
BOOKESTEEM
2016/02/28 01:49

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは〜^^
シリーズ化して嬉しいですね。
ようやく1,2作目が繋がって嬉しいです。雪哉の登場も嬉しいですが私は浜木綿と真赭の薄に会えたのが嬉しかったです^^
相変わらず聡明でお美しいですねー。若宮同様潔くて逞しくて素敵です。
若宮を取り囲む人たちは最強ですね^^
これからが楽しみです。
苗坊
2014/10/23 22:21
苗坊さん、ありがとうございます(^^)。
かつての妃候補たちの美しさと聡明さ、ホントに素晴らしかったですよねぇ!
願わくば次作以降、白珠さんやあせびさんにも登場して欲しいなぁ。彼女らのその後も、気になります♪

困難を極めるだろう、これから先の八咫烏の世界ですが、若宮をはじめとして周りの人々が協力し合って、道を切り開いていくのだろうと思います。楽しみですね。
水無月・R
2014/10/23 22:34
シリーズ化となって私も大喜びしました!おまけに、雪哉が登場してくれるなんて(喜)
お話の内容も面白かったんですが、それよりも、この世界がどんなものかが徐々に明らかにされて、おまけに人間界との繋がりとか、どうなってるんだろうと考えると、そちらにもワクワクしてしまいます。今後の展開に目が話せないですね!


すずな
2015/03/19 12:47
すずなさん、ありがとうございます(^^)。
シリーズ化、嬉しいですよね♪
壮大にして確固たる世界観、登場人物の個性豊かさ、読むのが楽しみな物語ですもの。
VS大猿との死闘、若宮の苦悩、そして雪哉の健闘など、知りたいことがいっぱいです。
続編、ホント楽しみですね!
水無月・R
2015/03/19 22:56
水無月さん、こんばんは〜^^
私もあの人間界の描写には驚きました・・・!!
まさか、こんなにも幻想的な物語と、普通の人間が生きてる世界が交わるようなことがあろうとは。。
まさか今後生きてる人間(という表現はおかしいかもですが)とかも登場するのかしら・・!と、もはや先が予想できなさすぎて、ただただ楽しみに待つことしかできないです。
それから3年後の雪哉も楽しみです(*´▽`*)♫笑
yoco
2016/02/28 01:54
yocoさん、ありがとうございます(^^)。
世界設定が、ファンタジーとして確立してるのに、すごく現実味があって(登場人物がすごくリアル)、読んでいてホントにわくわくしますよね。
今後の展開・・・雪哉、私たちの可愛い雪哉が(笑)。
水無月・R
2016/02/28 07:09

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
『黄金の烏』/阿部智里 ◎ 蒼のほとりで書に溺れ。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる