蒼のほとりで書に溺れ。

アクセスカウンタ

zoom RSS 『アクアマリンの神殿』/海堂尊 ◎

<<   作成日時 : 2015/01/22 17:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

あの【バチスタ・スキャンダル】から約12年・・・。
『モルフェウスの領域』で人工凍眠から目覚めた佐々木アツシは、次のコールドスリーパーである日比野涼子の管理を委託され、未来医療探究センターで生活しながら、桜宮学園中等部に通っている。
特殊な立場の為あまり周りと関わりを持たないアツシが、学校での仲間と巡り会い成長する青春物語でもあり、唯一無二に思う涼子の「目覚め」への準備に葛藤する物語でもある、本作『アクアマリンの神殿』
『医学のたまご』に、クールなお兄さんキャラとして出てきたアツシが、こんな成長を経ていたのね!と感慨深かったです。
いやはや〈桜宮サーガ〉、ますます広がってますね、海堂尊さん!

『モルフェウス〜』とは逆になった、アツシと涼子。システムのチェックに、時折訪れる西野。アツシは私立中学に通っているが、目立ちたくないため平凡な中学生を擬態している。静かに流れていく時間の中のある日、アツシの非凡な頭脳を見抜く同級生・麻生夏美が現れ、一緒に「ドロン同盟」を組もうと言い出す。彼女の誘いに乗ったアツシには、新たな世界が広がった・・・。
ボクシング部での活躍、文化祭騒動、学生らしい経験を通して成長していくアツシ。そうこうするうちに、涼子の目覚めが近づき、西野からの「このままでは涼子が目覚める時、君は私に勝てない」という言葉を受け、必死にその謎に迫ろうとするアツシ。アツシが迷う時、手を差し伸べるのは麻生夏美や東城大病院の小児科師長・如月翔子であり、メールでやり取りをするのは「凍眠八則」を提唱した曾根崎伸一郎。
様々な問題にぶつかり、迷い悩み、決断して、前に進んでいくアツシ。

なんとのびやかで、迷い多く、輝かしい青春物語なんでしょうね♪あの可愛い子供だったアツシが、こんなに成長するなんて、オバちゃん嬉しいわ〜!(←なんかイロイロおかしい)
涼子の目覚めに関して深く苦悩するシーンには、私も心痛みました。ただし、アツシの心情を思ってですよ。というのも、様々な仮説や理論を一気呵成に展開されてたら、凡人の私は処理スピードが遅すぎてついていけなくて〜、あはは(^_^;)。

前作『モルフェウス〜』『医学のたまご』の間の物語、楽しく読みました。ただし…やっぱり〈桜宮サーガ〉は初心者さんには優しくないシリーズだなぁ(^_^;)。いろいろ読んでないと、分からないと思います、この作品。

あ、そうそう。我らがアンラッキー中年・田口センセが、最後の方にちょっと出てきましたね♪一瞬、かっこよかったんだけど、やっぱり高階院長改め学長にいいように新しいお役目を押し付けられてました(笑)。アツシに関する論文を書きまくって、教授になったんだ〜、田口センセ。うふふ、なんかそういうちょっとしたネタがわかって、私は嬉しい。なんか、この〈桜宮サーガ〉って、私的には「あの時あの人は今?!」って、ワイドショー感覚で読んでる部分が結構あるもんですから♪

ボクシングの話とか、文化祭の話とか、ドロン同盟の発端となる麻生夏美の乱の話とか、追及したいことは沢山あるんだけど、ホント長くなっちゃいそうなので、このあたりで止めておきます。
あ、でも一つだけ。
アツシが「医者になって、レティノザウルス(神経細胞芽腫・レティノブラストーマを子供の頃アツシはこう呼んでいた)をやっつけたい」と田口センセに宣言。ここからまた、アツシの新しい物語が始まるんですねぇ。飛び級で大学へ行ってもドロン同盟は卒業しないとか、ときめきますね♪

(2015.01.20 読了)

アクアマリンの神殿 [ 海堂尊 ]
楽天ブックス
海堂尊 KADOKAWA発行年月:2014年07月01日 予約締切日:2014年06月30日 ページ


楽天市場 by アクアマリンの神殿 [ 海堂尊 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
『アクアマリンの神殿』/海堂尊 ◎ 蒼のほとりで書に溺れ。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる