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zoom RSS 『ふたつめの庭』/大崎梢 ○

<<   作成日時 : 2016/06/17 21:58   >>

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水無月・R的・〈本にまつわる業界作品作家さん〉の大崎梢さんの作品ですが、本作の舞台はなんと「保育園」
保育士5年目の小川美南と子供たち・保護者・園関係者の織り成すハートフルストーリー『ふたつめの庭』、かつて幼稚園児の母であった私に、懐かしさだけでなく今は当事者ではないという目新しさも運んでくれました。

登場人物みんなが、優しくて一生懸命です。
実際はまあもっとイロイロあるんでしょうけど・・・(^_^;)。
ウチの子供たちを通わせてたのは幼稚園なので保育園とは違うのですが、それでも「園児」と言う年代の子供と関わることの大変さは、なんと言うか一言では言い表せませんね。
園の先生って本当にすごいと思ってましたし、今回改めてつくづく感じましたね〜。私なんか、自分の子供で手いっぱいと言うか、正直キャパオーバーでしたもん・・・。
ホント、子供たちは園の先生が大好きで、志ある人たちに面倒見てもらえてとてもよかったと思います。

ちょっとした事件が起こったりはしますが、基本的には子供たちが心安らかに楽しく生活して行けるように物語が進行していくので、安心して読めましたね〜。
それと、物語に絡んで《絵本》の話がいっぱい出てきて嬉しかったです。
自分が子供の頃読んでいた絵本、子供たちに読み聞かせてた絵本、図書ボランティアで読んでいた絵本・・・懐かしいです。最近、機会がなくてほとんど読んでいないので…。
エッツの『もりのなか』に続編があるという話がありました。『もりのなか』は私も大好きだった絵本ですので、図書館で探してみようかと思います。(調べたところ『またもりへ』というタイトルのようです)

子供たちの成長、シングルママやシングルパパの恋路、卒園生の物語、先生方の話、絵本の話。
そして、美南の担当する志賀旬太の父親・隆平との交流と、恋心。
園児母だった私から見ると、美南と隆平の恋はちょっと…もうちょっと待てない?と思う部分もありましたが。
それでも、誠実に旬太に嘘をつかせることなく、また周り気遣う慎重さがあったのは良かったです。
旬太が卒園して、晴れてハッピーエンド、ほっとしました♪

あどけないように見える子供たちも、親の気持ちに振り回されたり、気を使ってお昼寝でうなされたり、小さな体でいろんなことを精一杯受け止めているんだなぁと、改めて気づきました。
小さくたって、一人の人格、思いは単純でも大人が思ってるよりずっと深い。
ウチの子供たちはもう中高生になってしまいましたが、あの頃こんな風に全身全霊で色んな影響を受けてたのかな、気が付いてやれてなかったかもなぁ…とちょっと反省。
現在、二人そろって反抗期バリバリですが、図体ばっかり大きくなって、実は中身はまだまだ・・・なのかもしれないですね。昔は可愛かった・・・様な気も?今も?・・・どうだろう?

思っていた以上に、色んなことを考える読書となりました。

(2016.06.16 読了)

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新潮文庫 大崎梢 新潮社発行年月:2015年10月28日 予約締切日:2015年10月26日 ページ


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