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zoom RSS 『アンと青春』/坂木司 ◎

<<   作成日時 : 2017/05/07 10:54   >>

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坂木司さん、ありがとうございます〜♪
前作『和菓子のアン』を読んだ時、「続編、読みたいな〜、出たら嬉しいな〜」って思ってたので、すっごく嬉しいですぅ〜(^^)。そしてもちろん、とっても楽しかったです!!
『アンと青春』というタイトル通り、デパ地下の和菓子屋さんでアルバイトをするアンちゃんの、素敵な青春物語でした!

高校卒業後、デパ地下の和菓子屋さん・みつ屋でアルバイトをしている杏子は、「杏子の杏はアンズだから、アンちゃんね♪」ってことで、同僚の立花さんにアンちゃんと呼ばれている、ちょっとふっくら系の食べることが大好きな女の子。もう、このアンちゃんが可愛くてたまらない。(私的にはアンコのアンちゃんなんだけど(笑))
特に知識がないまま始めたアルバイトだけど、素直に一生懸命いろんなことを覚えようと、人に聞いたり自分で調べたり、私もいろんな事をこの物語で覚えました!ありがとう、アンちゃん。

そのアンちゃんが、和菓子や職場やほかのデパートの売り場でちょっとした謎と出会い、新しい和菓子の知識などを知りながら、謎解きをしていく。
本作はその謎解きはもちろん、アンちゃんの「働くということ」への心構えの成長が描かれていて、とてもよかったです。
ただのアルバイトだから、と逃げることなく学ぼうという姿勢が、素晴らしい。接客についても、きちんと考えて行動して、努力している。
そして、色々なことに対してフラットな視線で、偏見を持つことがない。素直でまっすぐで、温かい、とっても素敵な女の子ですよ、アンちゃんは!

美人で気配りができて粋な椿店長も健在、相変わらず賭け事や株で一喜一憂しては雄叫びを上げているところが素敵(笑)。元ヤン桜井さんは人妻女子大生になっちゃって、普段は可愛いアルバイトさんなのに、ここぞで元ヤンの昔取った杵柄の凄みが利いちゃうところもギャップ萌え。
そして、乙女なイケメン立花さん・・・。本作で感情ダダ漏れになってるのに、全然アンちゃんに気付いてもらえてない、かわいそう・・・(^^;)。だけど、オトメンがこじれすぎて傷心旅行(正確にはまだハートブレイクしてないのに)、しかもメッセージを込めた和菓子をアンちゃんに渡しちゃうなんて、なんていうかちょっとメンドクサイ人になってましたよ、立花さん!!
そんなメンドクサイ立花さんのメッセージを一生懸命読み取って、お迎えに行ってあげるなんて、ホントにアンちゃんいい子だよ!

他店で見かけたクレーマー、旅先で出会った嫌味な女性、新キャラ登場で嫉妬が?、こだわりの強すぎるお客様、メンドクサイ(笑)乙女の残したメッセージ。
アンちゃんは、どれにも真摯に向き合って、悩みながらも他の人に助けられながらも、自分で道を切り拓いていく。アンちゃん、輝いてます!アルバイトだとか、社員だとか、そんなの関係なく素敵なお仕事女性です!!そんでもって、・・・ホントに可愛いなぁ。私もアンちゃんの頬っぺた、ぷにぷにしたい!

みつ屋の向かいの洋菓子屋さんの柏木さん、アンちゃんに懐いちゃいましたねぇ。おかげでオトメン立花さんの心が、色々暴走し始めます。それを見かけた立花さんの師匠は「とんだ甘酒屋」とくぎを刺す。思わず、調べちゃいましたよ。そして意味が分かってニヤニヤ。我々読者はもちろん、アンちゃん以外の皆にバレバレなんですね、やっぱり・・・。
今のアンちゃんだと、真正面向かって立花さんが気持ちをさらけ出すと、気後れして逃げ出しちゃいそうなんで、まだまだ幸せは遠そうですが、いずれ幸せになれますように〜♪

立花さんがアンちゃんに渡した上生菓子、「秋の道行」「はじまりのかがやき」。立花さんがなぜ自分だけにこのお菓子を渡したのか、立花さんからのメッセージを読み取ろうと、お菓子の形や色合い、由来や名前、自分で調べてわからなければ旅行会社のお姉さんや師匠にまで頼って、一生懸命推理するアンちゃん。
可愛いよ可愛いいよアンちゃん!優しくて、ホントに素敵な女の子だわ〜。
接客のことも、お客様にきつく注意されたり怒られて泣きそうになってもぐっと我慢して、本当に前向きにいろんなことを学んでいく、真面目でいい子だなぁ。うちの息子どもの彼女になってくれないかしら…。まあ、オトメンに阻止されるでしょうけど〜♪

前回ほど「和菓子食べたい!」ばっかりではなかったのですが、やっぱり食べたくなりますよねぇ(笑)。
上生菓子って、ちょこんと小さいものなのに、お菓子そのものにもいろいろなエピソードが詰まってて、そこから生まれてくる物語も様々で、夢がありますよね。
まあ、私は庶民なんで、餅菓子派なんですが。腹持ち大事、草大福大好き(笑)。
ちょうど読了したのが5月5日。柏餅が、一際美味しく感じられました(笑)。

オトメン立花さんの思いも宙ぶらりんだし、アンちゃんはまだまだ成長しそうだし、ぜひ桜井さんの活躍も読みたいので、続編・・・読みたいなぁ。
『アンと青春』(『アンの青春』)ときたら、『アンの愛情』『アンの幸福』など(モンゴメリ著)がありますから、是非に是非に♪
坂木さん、よろしくお願いしま〜す!

(2017.05.05 読了)

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坂木司 光文社アン ト セイシュン サカキ,ツカサ 発行年月:2016年03月16日 ページ数:32


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アンと青春 坂木司
アンと青春著者:坂木 司光文社(2016-03-17)販売元:Amazon.co.jp ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子が残された。これは、何を意味するんだろう―美人で頼りがいのある椿店長。「 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2017/05/07 13:04

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
またアンちゃんたちに会えて嬉しいですよね〜。私、てっきりアンちゃんはアンコのアンだと思ってました^^;あれ?
アンちゃんは本当に真面目でいい子で、抱きしめたくなっちゃいますよね^m^今回立花さんは頼れるというよりはメンドクサイ人になっていて、それはそれで面白かったです。
私も「とんだ甘酒屋」調べましたよー。ニヤニヤしちゃいますよね。2人の関係も気になるところです。まだ向こうのアンシリーズは続いてますから、こちらもまだまだ出てほしいですね。
苗坊
2017/05/07 13:06
苗坊さん、ありがとうございます(^^)。
私も「アンちゃんはアンコのアン」だと思ってたんですが、自分の『和菓子のアン』のレビューを見たら「アンズのアン」て書いてあったので、こっちだったのか!と、ちょっとした衝撃でした(笑)。

アンちゃん、抱きしめたいですよね♪
きっと、ふくふくしてて、幸せな気分になれるはずです!
そんな素敵な物語、まだまだ続編を読みたいですよね〜!!
水無月・R
2017/05/07 22:12

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