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日 時 |
『痙攣的 〜モンド氏の逆説〜』/鳥飼否宇 △
かな〜り昔に、「読みたい本リスト」入りした本で、例によって「何でリスト入りしたのか理由忘れちゃった、てへ(^▽^;)。」という・・・アレだ(笑)。
いや〜・・・なんて言ったらいいか、全くもって分からん。普通ミステリと言えば、最初はなかなか進まない物語にイライラしつつも、最後に怒涛のクロージングが待ってる、ってもんではないのでしょうか?あのグダグダなラストはどうよ?!いわゆる「バカミス(馬鹿馬鹿しいミステリー)」の真の骨頂・・・なのかなぁ。・・・私的には納得がいかなかったですが。
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2008/11/03 21:58 |
『ピカルディの薔薇』/津原泰水 ○
妖物引き寄せ系な男・猿渡。『蘆屋家の崩壊』で三十路を過ぎても定職についていなかったこの男が、文筆業に職を定め、それでも怪しげな事態に巻き込まれる物語である。
しかし・・・津原泰水さんは、ゲテモノ喰いに絡むお話が好きなんでしょうかね・・・。
ちょっと・・・て言うか、かなり私は苦手です 。
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2008/09/22 22:05 |
『銀齢の果て』/筒井康隆 △
うう〜〜。後味が悪すぎ。なんか、陰惨すぎる。筒井康隆さんだから、もっと乾いた黒い笑いがあるのかと思ったんだけどな〜。
超高齢化社会の果て、国が出した対策とは「老人相互処刑制度」。その通称「シルバー・バトル」に参加した老人たちの実況物語である、『銀齢の果て』。
これはちょっと・・・あんまりだ。
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2008/09/17 21:18 |
『蘆屋家の崩壊』/津原泰水 ◎
夏ですな〜。ぞ〜っとする、怪談話が気持ちいいですねぇ。何故か妖物系を引き寄せてしまう体質?の三十路を越え未だ定職につけずにいる男・猿渡と、黒づくめの怪奇小説家・伯爵のコンビが巡り合う、ゴシックホラーじみた物語の数々。
私、津原泰水さんは『綺譚集』から読み始めてハマったので、こういうホラー系はイイ感じです。ゾクゾクして、細密な世界が広がってゆく・・・。ちょっとグロイかな〜という気はしますが、この辺は各自の好みですよね〜。
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2008/07/21 21:53 |
『変身』/嶽本野ばら ○
ええ〜と。これは、新境地・・・なのかな?ある意味『下妻物語』(ヤンキーちゃんとローリタちゃんの話ですね)的な笑い要素?なのかな・・・?
ロリータなファッションと精神にこだわりを持ち、繊細な少女たちの息詰まるような心の戦いを描いた美しい物語・・・てのが嶽本野ばらさんの定番だと思ってたんですが、今回の『変身』は一味違います。
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2008/07/13 22:28 |
『カソウスキの行方』/津村記久子 ○
不倫カップルのバカップル話のあおりを食らって、郊外倉庫に飛ばされてしまったイリエ。2つ年下の藤村と同い年の森川とイリエ、正社員はこの3人だけ。日々だらけていく自分にカツを入れようと〜〜好きになったということを仮定してみる。〜〜(本文より引用)、つまり「カソウスキ〔仮想好き〕」を始めることにする。
その『カソウスキの行方』は如何に・・・。
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2008/07/11 21:47 |
『タイマ』/嶽本野ばら △
私は、嶽本野ばらさんが大麻所持で逮捕されたという新聞記事を読んだ時、「・・・うへぇ・・・ 」と呟いてしまったクチである。
さもありなん、と言ったら失礼かもしれないが、違和感がなかったというか・・・。
ただ、本物の「乙女」たちはショックだったろうなぁ〜と思いますよ。嶽本さんに心酔してる、心美しき乙女たちの衝撃と失望を考えると、とんでもないことになっちゃったなあ…って。
しかし、復帰第1作が『タイマ』とは、ビックリですよ。
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2008/06/05 20:26 |
『少年トレチア』/津原泰水 ○
う〜・・・黒いねぇ〜。非ッ常〜に、ブラックな・・・。
「悪いことをしたのはトレチア。殺したのはトレチア」と、子供たちの間に流布する言い訳。自分の酷い面を他人へとすり替える「トレチア」って、共同意識の産物?
・・・と思ったら残り3分の1あたりで、話の流れがトレチアから想像種動物「マカラ」へと・・・え〜?!それはちょっとどうよ。私的にはちょっと納得いかなかったです。もっとトレチアについて突き詰めてほしかったな〜。
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2008/05/10 22:16 |
『くうねるところすむところ』/平安寿子 ○
水無月・R的平安寿子さんのイメージは、喰えない作家さんである。ツッコミ処満載の「ど〜しょ〜もない」かったり「なんじゃそりゃ〜!」な恋愛に、乾いた苦笑いを否めないという、気軽に読める作家さんです。
ちなみに今作『くうねるところすむところ』と言えば、幼児の母にとっては、某●HK教育「●本語であそぼ」の「じゅげむじゅげむ・・・」ですねぇ・・・。ウチの子供たちも、あの番組見て「じゅげむ」全部言えるようになりましたよ(笑)。いや、この作品には全然●HK関係ないですけど、どうしても連想してしまうので・・・...
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2008/04/18 23:02 |
『ミシン』/嶽本野ばら △
うう〜む。水無月・R的に、はずれです・・・。嶽本野ばらさんの小説デビュー作だそうですが、妙に荒削りな感が否めません。
繊細で、現実感が薄くて、こだわりをもった現実との折り合いをうまくつけられない少年少女の物語で私を魅了する嶽本作品ですが、今回はちょっと・・・。
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2008/03/31 20:51 |
『雷の季節の終わりに』/恒川光太郎 ◎
これはいい作品だ〜。なんだろう、こう、ひたひたと忍び寄ってくる、そこはかとない、怖さ。すぐ後ろに、闇がわだかまっている。今にも、「ひと」を呑み込もうと。いや、飲み込まれるのは人なのか。世界はすでに、呑み込まれているのではないか。彼岸と此岸の境は、曖昧だが、明らかにある。恒川光太郎さんは、常人には見えぬその境目が、見えているのではないか。
恒川さんの描く「異界」は、はっきりとした姿を持ち、明らかに私たちの暮らす現実世界とは違うのに、紙一重の場所で存在を密やかに主張する。
いざ、真のホラーの世界...
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2008/02/22 22:25 |
『エミリー』/嶽本野ばら △
非常〜に、残念です。丸か△か、悩んだんですが、今回はあえて△に。好きな作家さんで外してしまうと、ちょっとショックですねぇ。嶽本野ばらさんなら、と適当に図書館から借りてきてしまった報いでしょうか・・・。
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2008/02/15 23:17 |
『秋の牢獄』/恒川光太郎 ◎
背後を、闇を纏った「何か」が通り抜けたような、密やかな悪寒がした。
・・・これは、本当のホラーだ。ホラーだけれど、ただ恐怖を煽るというのではなく、しんしんと降りつもる仄かな寂しさを湛え、「ひと」の心を静かな暗がりに捕えて離さない。
・・・何をカッコつけてるのかって?いや、そうじゃないんですってば!ホント、これは、すごいですよ。ガンガン恐怖を煽るホラーは逆に怖くないんですよ。しんしんと静かに、段々と捉えられて、逃げるタイミングを失って、底なし沼に引き込まれて、振り返ると、そこには密度高くわだか...
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2008/01/20 23:00 |
『赤い竪琴』/津原泰水 ○
うう〜。読む順番が、悪かった・・・。前日まで『図書館革命』を読んでて、ぎゃぁ〜とかひゃ〜!とか萌え叫んでたので、この大人の恋愛のシミジミに慣れるまで、非常に時間がかかってしまった。とても雰囲気のある、切なく苦しいそして優しい恋愛の物語です。やたら自分の感情に走ったり、相手を縛りつけたり押さえつけたりしない、大人だからこその、儚くも思いやりのある。
しっとりとして少し物悲しい津原泰水の文体で語られるこの物語は、美しい。
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2007/12/06 22:12 |
『綺譚集』/津原泰水 ○
うわ〜・・・微妙〜・・・。 妖しい雰囲気の漂う短編集、津原泰水の『綺譚集』。妖艶な物語たちなんだけど、水無月・Rの好みと微妙にズレる。
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2007/09/22 21:21 |
『うさぎパン』/瀧羽麻子 ◎ (『ダ・ヴィンチ』7月号収録)
水無月・Rは、パンが好きだー !!天然酵母だったり全粒粉やライ麦だったりで、堅めで、噛みしめると味わいがあるような、そんなパンが好きだ〜!そんなパンを噛みしめながら、読書三昧の日々を送れたら、幸せのあまり蕩けてしまうかも・・・。そんな私が、ぎゃ〜!とのたうちながら読んだ、瀧羽麻子の『うさぎパン』。
パン好きな方は、ぜひ読んでみてくださいっ!
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2007/09/11 21:10 |
『センチメンタル・サバイバル』/平安寿子 ○
水無月・R、久しぶりの平安寿子です。
『愛の保存法』とか、『もっと、わたしを』とか、『グッドラックららばい』とか、あっさり読めて、「なんじゃそりゃ〜!」で、さらっと読めて面白い作品が多かったので、今回も期待どおりでしたね。ちょっとトホホ感が薄かったかな。それも悪くない感じですよ。
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2007/08/28 22:00 |
『カフェー小品集』/嶽本野ばら ◎
作者嶽本野ばらが愛する、古き良き時代の喫茶店文化を守り続ける、12店のカフェー達。そのカフェーに男女が現れてはドラマを紡ぐ。「僕」と「君」で表現される2人は、現実とうまく折り合えていない。各章で、全く違う男女を苦しくも緩やかに描きつつ、物語は段々とハッピーエンドへと推移していく。『カフェー小品集』は、悲しみと、優しさと、温かさに満ちている。
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2007/08/21 21:16 |
『富士山』/田口ランディ ○
田口ランディは、例によって書評に惹かれての初読みです。『富士山』に関わる4つの短編、読みやすかったです。著者は、あとがきで 〜〜とてもとても長い年月、日本人の心に希望を与え続けてくれた富士山。〜〜 (あとがきより引用) と述べています。確かに富士山って、存在感がある。別に富嶽信仰はないけど、何となく新幹線で通る時、見てしまう富士山。
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2007/06/29 23:12 |
『カルプス・アルピス』/嶽本野ばら ◎
ヤンキーちゃんとロリータちゃんで有名な?嶽本野ばらさんです。『下妻物語』は面白かったな 。『ハピネス』も。
なので、今回もロリータチックなお話を想像しておりました。
そしたら、全然違いました。でも、美しい文章は全く予想を裏切ることなく、物語を綴ってくれました。
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2007/06/16 22:59 |
INDEX 〜た行著者〜
水無月・Rの読んだ本の感想記事のINDEXです。
著者名は五十音順、書名は水無月・Rの読んだ順番(シリーズはまとめる傾向)です。
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2007/05/22 21:46 |
『ハピネス』/嶽本野ばら ◎
・・・・泣きました。何回も。実を言うと、難病モノって、お涙頂戴で、好きじゃないのですが。あまりにも「彼女」と「僕」の健気さといじらしさに、涙してしまったのです。
心臓病の悪化で、あと1週間で死んでしまう「彼女」。「彼女」の願いは出来る限りなんでも叶えたいという「両親」。そして、「彼女」を心から愛しているが故に、「彼女」の死を受け入れるしかなかった「僕」。
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2007/03/27 23:58 |
『グッドラックららばい』/平安寿子 ◎
平凡な主婦が、突然トチ狂って家族を捨てて、旅芝居の一座についていく。残された家族は、案外あっさりと暮らしている。20年たって、母は帰ってきた。
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2007/03/11 21:14 |
『ワッハワッハハイのぼうけん』/谷川俊太郎・作 和田誠・絵 ○
『ワッハワッハハイのぼうけん』は、子供に読ませたいと思って図書館で借りてきた本である。谷川俊太郎といえば、言葉の魔術師。子供に豊かな語彙を身につけてもらいたい、なんてちょっと教育ママっぽいかしらん。
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2007/03/01 21:53 |
『もっと、わたしを』/平安寿子 ◎
ここのところ、『大カナリヤ航路』や『シェルシーカーズ』などの重厚な作品を読んでいたため、非常にあっさりと読了してしまった。だが平安寿子、なかなかに喰わせものだった。
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2007/02/24 21:06 |
『夜市』/恒川光太郎 ◎
異界とつながる『夜市』では、なんでも手に入る。が、何かを買わないと、そこから出られない。
少年時代、弟と2人でそこに迷い込んだが買う金を持たず、弟を売って「野球の才能」を買い、逃れた男が再び「夜市」に入り、自分を売って弟を買うというが・・・。
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2007/02/04 22:12 |
天童荒太『永遠の仔』(上・下) ◎
小児精神科病棟で出会った3人の少年少女。
天童荒太『永遠の仔』は、その3人が再会たことから引き起こされる事件を描いている。
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2007/01/17 21:34 |