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「ウェイティング・ハピネス」(DVD「図書館戦争」第5巻・特典)/有川浩 ◎
「ウェイティング・ハピネス」(DVD「図書館戦争」第5巻・特典)/有川浩 ◎ 水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さん原作アニメ「図書館戦争」もとうとう最終巻と相成りました。 毎回ぎゃひぎゃひと、萌えのたうってまいりました特典付録ですが、今回も、スンバラシイですね! いや〜ホンット、有川さんッ!一生ついて行きますデスよ!(←迷惑。) ...続きを見る

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2008/12/03 22:50
『キノの旅Y-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
『キノの旅Y-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○ 時雨沢恵一さんの「キノの旅」シリーズ6冊目。 喋るモトラド(自動2輪車)・エルメスとパースエイダー(銃器)有段者・キノの旅はひたすら続く。2人の出会う地域や国の物語が、淡々と綴られてゆく。ついでに、シズ様と陸の旅もね(笑)。 ...続きを見る

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2008/12/01 22:06
『花伽藍』/中山可穂 ○
『花伽藍』/中山可穂 ○ 中山可穂さんの描くビアンの恋愛は、本当に、激しいなぁ・・・。我が身を切り刻むかのような、肉を削ぎ落として白骨化するかのような、激しく燃え尽きる恋愛。或いは、静かに埋み火のように燃え続ける、密やかに続く愛情。 短編集だったせいか、いつもの激しさはやや薄い感がありますが、それでもやはり、強い痛みと歓びを感じさせますね。 水無月・Rのセクシュアリティはノーマルですが、中山さんの描く、女性同士の恋愛には、全く拒否感がないです。 ...続きを見る

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2008/11/24 23:47
『深泥丘奇談』/綾辻行人 ◎
『深泥丘奇談』/綾辻行人 ◎ ―――これは、すごいわ。 じわじわと忍び寄り、いつの間にか入れ換わっている異界。激しい眩暈に見舞われた主人公の作家が今いるのは、昔から知っているの「深泥丘」なのか? 綾辻行人さんの本業は、本格ミステリですが、こちら『深泥丘奇談』は怪奇幻想譚といった趣。 その怪しい世界は、水無月・Rの心をガッチリ掴んでしまいました・・・!! ...続きを見る

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2008/11/19 23:19
『わたしたちが孤児だったころ』/カズオ・イシグロ △
『わたしたちが孤児だったころ』/カズオ・イシグロ △ なんだろう・・・この後半にかけての、ストーリーの欠落感は・・・。 本国イギリスで、発売直後ベストセラーになったそうなんですが・・・ちょっとそれには疑問が。確かに上海での少年時代を回想する、その思いを描いた部分なんて、とても美しく細やかに描かれているのだけれど。 大人になってからのことが、やたら省略されすぎている気がするのだ。それも、作者の意図なんだろうけど、私としては物足りない。 想像力が足りなさすぎるんだろうか・・・。 ...続きを見る

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2008/11/15 23:23
『覚えていない』/佐野洋子 ○ (エッセイ)
『覚えていない』/佐野洋子 ○ (エッセイ) 基本、物語読みな水無月・Rであるが、たま〜に、エッセイも読む。お気に入り作家さんのエッセイがほとんどだが、佐野洋子さんは、物語作家と言う訳ではなく。じゃあなんだと言うと挿絵画家&エッセイストだという認識です。 その佐野さんが1990年代前後に書いたエッセイをまとめのが本書なんだが、タイトルが『覚えていない』なんだから、笑っちゃう。 ...続きを見る

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2008/11/11 22:21
「地図男」/真藤順丈 △ (『ダ・ヴィンチ』2008年7月号収録)
「地図男」/真藤順丈 △ (『ダ・ヴィンチ』2008年7月号収録) ううむ〜。第3回ダ・ヴィンチ文学賞の大賞なんだそうです。ですが・・・ど〜も、水無月・R的に合わなかったわ〜。作中作じゃない方の文体に、ブレがある感じがして。 地図帳を持ち歩く「地図男」。彼の地図帳には縦横無尽に、彼の語り下ろす各地の物語が記載されている。 ...続きを見る

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2008/11/08 22:32
『雨の塔』/宮木あや子 ◎
『雨の塔』/宮木あや子 ◎ 家や一族の企業のために「使われ」る、妾腹の娘や訳ありな娘たちが集められている、全寮制女子学校。大学に当たるその四年間、全く外へ出ることが出来ず情報からも隔離される、陸の孤島。そこで出会った4人の娘たちの、美しくも儚く哀しい孤独。 ・・・こういう雰囲気、すっごく好きだわ〜。宮木あや子さんの世界に、どっぷりハマって読みました。 ...続きを見る

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2008/11/07 21:58
「ジュエル・ボックス」(DVD「図書館戦争」第4巻・特典)/有川浩 ◎
「ジュエル・ボックス」(DVD「図書館戦争」第4巻・特典)/有川浩 ◎ 水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さんですよ。 ――― ていうか、この前フリ、もうしつこいですかね? いやいや、でもDVD4巻ともなると、ホント「いやもうホントどうにでもしてください(←棒読み)」な甘さが 大炸裂して・・・言語能力を奪われてしまいますよ。有川さん・・・なんてすごい人なんだろう・・・(^_^;)。 大体ね、あの堂上があんなにイロイロ思い悩んで、のたうち回ってた(実際には耐えてたけど、脳内では絶対七転八倒して頭掻き毟りすぎでハゲかけてたに違いない(笑)... ...続きを見る

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2008/11/06 22:21
『美女と竹林』/森見登美彦 ◎
『美女と竹林』/森見登美彦 ◎ これをエッセイと言うべきか否か、非常に迷うところではある。 ・・・だってさ〜。森見登美彦さんの妄想大暴走で、事実を綴ったものとは言い難いではないですか(笑)。虚実入り交じりとは、この本のためにある言葉ではないかと思うことしきり(^_^;)。 大体タイトルに『美女と竹林』とあるにもかかわらず、美女や実際の竹林が出てこない章があるんですよ?(まあその場合、竹林に対する登美彦氏の愛が切々と語られるんだけど) いやだがしかし。も、モリミーったら!す・・・素敵すぎ(^^♪。自分に嬉しい展開の妄想を繰... ...続きを見る

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2008/11/04 23:05
『痙攣的 〜モンド氏の逆説〜』/鳥飼否宇 △
『痙攣的 〜モンド氏の逆説〜』/鳥飼否宇 △ かな〜り昔に、「読みたい本リスト」入りした本で、例によって「何でリスト入りしたのか理由忘れちゃった、てへ(^▽^;)。」という・・・アレだ(笑)。 いや〜・・・なんて言ったらいいか、全くもって分からん。普通ミステリと言えば、最初はなかなか進まない物語にイライラしつつも、最後に怒涛のクロージングが待ってる、ってもんではないのでしょうか?あのグダグダなラストはどうよ?!いわゆる「バカミス(馬鹿馬鹿しいミステリー)」の真の骨頂・・・なのかなぁ。・・・私的には納得がいかなかったですが。 ...続きを見る

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2008/11/03 21:58
『眼球綺譚』/綾辻行人 ○
『眼球綺譚』/綾辻行人 ○ 綾辻行人さんの 『深泥丘奇談』を読もうと思ってたところ、雑誌 『ダ・ヴィンチ』の特集に「深泥丘の前に『眼球綺譚』を」とあったので、M市図書館の書庫から出してもらいましたよ。 ううむぅ〜。こ、これは・・・グロイな。ホラーでグロイ・・・ううむぅ〜。 なんていうか、水無月・R的ボーダーラインを出たり戻ったりという、アレだ、津原泰水さんみたいな感じだ。ほら、食虫とか、ゲテモノ喰い系というか。(←綾辻さんの方が先) ...続きを見る

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2008/10/30 23:07
『定年ちいぱっぱ』/小川有里 ○
『定年ちいぱっぱ』/小川有里 ○ 小川有里さんのエッセイである。 6歳年上の夫が、定年退職を迎えた。私は仕事をしているというのに、外出もせず家で一日「TVとお友達」で居座り続ける。い・・・息苦しいッ! かくなるうえは、夫こと「オジサン」の再教育を!ということに相成ったのだが、その顛末は。 『定年ちいぱっぱ』は、定年退職した夫を「ム〜チを振り振りちいぱっぱ〜♪」と、一生懸命育てた?小川さんの「オジサンの自立訓練」の物語。 ...続きを見る

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2008/10/26 23:36
『ほんたにちゃん』/本谷有希子 ◎
『ほんたにちゃん』/本谷有希子 ◎ これは・・・エッセイなのか?自伝的自虐小説なのか?それとも全くのフィクション? なんてイタイ・・・。でも、そのイタさに共感を覚えてしまう私、・・・つまり私もイタイ人なわけ?! 本谷有希子さん、というと私的には『ダ・ヴィンチ』にエッセイ書いてる人で、劇団の主宰やってる人だよな〜という感じなんですが。三島由紀夫賞の対象になったこともある、作家さんなんですな。 ...続きを見る

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2008/10/24 23:32
『海』/小川洋子 ◎
『海』/小川洋子 ◎ 『夜明けの縁をさ迷う人々』を読んだ時に、【今日何読んだ?どうだった??】の麻巳美さんにお勧め頂いた、小川洋子さんの『海』。 麻巳美さんのお勧めなら間違いなし〜!と期待満々で読みました。 ・・・おお〜、素晴らしい!これはいいです、ホントに。 ...続きを見る

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2008/10/22 23:50
『死因不明社会』/海堂尊 ○
『死因不明社会』/海堂尊 ○ ええ・・・水無月・Rは、早とちりですよ・・・(-_-;)。 図書館の検索機で海堂尊と入れて、『死因不明社会』は未読だな〜と思い、職員さんに本を出してもらい、確認もせずに家に帰って、よくよく見たらば・・・・。 これ、小説じゃないし。 学術書ではなくて、一般の人でも読めるような内容ですが、海堂さんが物語の中で提唱している「死亡時医学検索をAiで行う」という主張の専門書・・・と言っていいんですかね。 いや〜、水無月・R、無知なもので。こういう分類にはお手上げ・・・あはは。 ...続きを見る

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2008/10/18 22:06
『夜明けの縁をさまよう人々』/小川洋子 ◎
『夜明けの縁をさまよう人々』/小川洋子 ◎ 小川洋子さんの描く不思議な世界。一見、普通に私たちがいる現実世界のことのようなのに、いつの間にか、何かがズレてる。物語の登場人物たちは、夢の世界と現(うつつ)の世界のあわいを漂っているかのような・・・。 まさにタイトル道理の世界を感じさせる『夜明けの縁をさ迷う人々』はそんな、美しかったり、グロテスクだったり、そこはかとなく暗黒調だったりする、ファンタジー短編集ですね。 ...続きを見る

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2008/10/15 22:09
『カタブツ』/沢村凛 △
『カタブツ』/沢村凛 △ 一見、普通の人物。ちょっと頭が固い、融通の利かない時もある、そんな人物たちの物語。 彼らと世間のズレが、くっきりと描かれる、6篇を擁した『カタブツ』。沢村凛さんは、初めてなんですが、なかなか人物描写の上手な方ですねぇ。 ...続きを見る

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2008/10/12 22:22
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』/桜庭一樹 ◎
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』/桜庭一樹 ◎ 痛いなぁ・・・。桜庭一樹さんの描く少女って、どうしてこんなに痛いんだろう。痛いと言っても、実際の痛覚ではない。もちろん今流行りの「イタイ」でもなく。 「少女」であることのやるせなさというのかな〜、私も昔は十三歳で、痛みと闘ってたな〜なんてことを思い出してしまう。 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は、そんな「何にも出来ない少女である痛み」との闘いとその記憶を忘れないという、少女の物語である。 ...続きを見る

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2008/10/08 22:01
『ひかりの剣』/海堂尊 ◎
『ひかりの剣』/海堂尊 ◎ あの「バチスタ・スキャンダル」から遡ること約20年。(←どっかで書いたようなフレーズ(笑)) 医療現場が掻き乱されていた『ブラックペアン1988』の裏側で、医学生たちの華麗な戦いは繰り広げられていた。 うおぉぉ〜、海堂尊さん、相変わらずの作品間リンクが複雑だ〜!でも、全然破綻がないから、すごいわッ! ...続きを見る

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2008/10/07 23:26
『テンペスト』下(花風(はなふう)の巻)/池上永一 ◎
『テンペスト』下(花風(はなふう)の巻)/池上永一 ◎  『テンペスト』上・若夏の巻に続いて、『テンペスト』下・花風の巻です。 絢爛豪華な歴史絵巻ですなぁ・・・。落日の輝きのいや増す、琉球王朝。男装の麗人が駆け抜ける政治舞台。美と教養の自尊心で、外交を行う海洋国家。煌びやかであやうい王朝の、崩落。 ...続きを見る

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2008/10/05 00:07
「マイ・レイディ」(DVD「図書館戦争」第3巻・特典)/有川浩 ◎
「マイ・レイディ」(DVD「図書館戦争」第3巻・特典)/有川浩 ◎ 水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さん。アニメ図書館戦争DVD第3巻、もちろん特典付録も3話目で、もう〜相変わらず「ベタ甘ラブロマ」な世界を展開して下さってますよ。 今回は小牧教官&毬江ちゃんの、ラブラブストーリーです。 もう頭の中で石田彰さんボイス(小牧役の声優さん)が、響き渡ってしまっておりまする。あの声で、ヤキモチ焼くかい!嫉妬に駆られて苦悩するかい! ・・・なんたる、破壊力。 いや〜、有川さん、絶対キッチリと考えてるよね、アニメとの相乗効果! もちろん... ...続きを見る

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2008/10/02 22:36
『テンペスト』上(若夏(うりずん)の巻)/池上永一 ◎
『テンペスト』上(若夏(うりずん)の巻)/池上永一 ◎ いや〜、重厚にして壮大で、絢爛豪華な歴史絵巻でございました。(←まだ上巻しか読了してないくせに何を言う。) え?この物語は水無月・Rのキャラにあわないって?・・・ふふふ。そうですともさ。読む予定はなかったですよ。とある新聞広告に有川浩さんの絶賛コメントが載ってなかったらね(笑)。ああ、水無月・Rったら(笑)! ちなみに後で、「有川さんの非公式公認サイト」である有川 浩、応援結晶さんで調べましたところ、『週刊文春』(9/18号)でこの『テンペスト』の書評を書いてらっしゃるようですね。 池上永... ...続きを見る

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2008/09/30 23:50
『聖母』/L・V・S=マゾッホ △
『聖母』/L・V・S=マゾッホ △ ううむ。なんだか非常に引っかかる作品である。 例によって例のごとく、かなり前の書評で気を惹かれたんだけど・・・ええと、なんでだっけ。(←記憶力弱すぎ。) 訳者あとがきを読むまで、作者L・V・S=マゾッホが、いわゆる「マゾヒズム」の語源になった小説の数々を著した作家だとは全く知らず、ビックリしました〜(笑)。 と言っても、訳者によるとこの作品は「マゾヒズム」とは無縁、なのだそうですが。 ...続きを見る

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2008/09/25 22:09
『ピカルディの薔薇』/津原泰水 ○
『ピカルディの薔薇』/津原泰水 ○ 妖物引き寄せ系な男・猿渡。『蘆屋家の崩壊』で三十路を過ぎても定職についていなかったこの男が、文筆業に職を定め、それでも怪しげな事態に巻き込まれる物語である。 しかし・・・津原泰水さんは、ゲテモノ喰いに絡むお話が好きなんでしょうかね・・・。 ちょっと・・・て言うか、かなり私は苦手です...続きを見る

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2008/09/22 22:05
『花宵道中』/宮木あや子 ◎
『花宵道中』/宮木あや子 ◎ 『花宵道中』は、第5回「女による女のためのR-18文学賞」大賞と読者賞を同時受賞したという、色々な意味で「水無月・Rなんかが読んじゃって良いのだろうか」という戸惑いが発生してしまい、つい手を出し損ねていた作品です。 でも、読んでみて結果は、読んでよかったわ〜(^^)です。 しっかし、これがデビュー作とは、怖ろしいものです、宮木あや子さん。 ...続きを見る

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2008/09/20 22:43
『銀齢の果て』/筒井康隆 △
『銀齢の果て』/筒井康隆 △ うう〜〜。後味が悪すぎ。なんか、陰惨すぎる。筒井康隆さんだから、もっと乾いた黒い笑いがあるのかと思ったんだけどな〜。 超高齢化社会の果て、国が出した対策とは「老人相互処刑制度」。その通称「シルバー・バトル」に参加した老人たちの実況物語である、『銀齢の果て』。 これはちょっと・・・あんまりだ。 ...続きを見る

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2008/09/17 21:18
『桜庭一樹〜物語る少女と野獣〜』/桜庭一樹 ◎
『桜庭一樹〜物語る少女と野獣〜』/桜庭一樹 ◎ 『私の男』で直木賞を受賞、今をときめく、「少女」を描かせたら、現代作家で一番でしょう!とまで水無月・Rが思ってる、桜庭一樹さん。 受賞記念なんでしょうね、『桜庭一樹〜物語る少女と野獣〜』は。色んな桜庭さん情報が満載で、とっても楽しめました♪ ...続きを見る

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2008/09/16 22:58
『スカイ・イクリプス』/森博嗣 ◎
『スカイ・イクリプス』/森博嗣 ◎ 〜〜綺麗だ。   濁ったものはここにはない。   なにもかも、   消えてしまったから。   美しい。   空しかない。〜〜 (本文より引用) 空で、戦闘のダンスをすることでだけ、生命の現実感を得ることが出来る〈キルドレ〉達。 彼らは、思春期の姿のまま、永遠に生き続ける。 ...続きを見る

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2008/09/14 23:24
『いぬうえくんがわすれたこと』/きたやまようこ ◎
『いぬうえくんがわすれたこと』/きたやまようこ ◎ すみません、これは実は「幼年どうわ」というシリーズでして、【蒼のほとりで書に溺れ。】の他の記事と釣り合いが取れないんですが、どうしても、書きたいので・・・。 でも幼児向けでありつつ、大人にも響く部分があるような気がします。 ...続きを見る

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2008/09/12 21:56
「別冊図書館戦争U」/有川浩 ◎
「別冊図書館戦争U」/有川浩 ◎ ぎゃひ〜ん! もう〜〜どうしたらいいんですかッ! 今回は舞い上がり系の萌え萌えworldではないんですけどね。 でも、「プリティ・ドリンカー」(DVD「図書館戦争」第2巻・特典)でのあの手塚を読んだら、ぎゃあぎゃあ悶えてしまうじゃないですか、今作の展開は! ええ、今回も!全くもって理性崩壊です。白旗上げまくりで、無責任かつネタばれ全開で萌え叫びまくりな文章の開始ですよッ! てな訳で、『別冊図書館戦争U』のまっとうなレビューを望まれる方は、ここで回れ右!、ヨロシクです〜〜(^^ゞ。 ...続きを見る

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2008/09/09 22:06
『プラチナタウン』/楡周平 ◎
『プラチナタウン』/楡周平 ◎ いや〜、高齢化社会、財政再建団体に転落間近で合併も拒否られる大借金、人口は減り続ける、なんていう「地方の悪循環」もなんのその! 華麗に再生する、地方自治体! これは、地方自治体の逆転の発想による起死回生を、見事に物語化してますよ。 確かに、ご都合主義的な面は多々あるし、そりゃあんまりだろ〜ってツッコミ入れたくなるほど、登場人物がデフォルメされて簡略な性格になってる感じは否めない。 だけど、実現性、高そうじゃない? こういうのも、アリじゃない? ...続きを見る

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2008/09/08 22:26
『サクリファイス』/近藤史恵 ◎
『サクリファイス』/近藤史恵 ◎ 全編にわたる、緊張感。絡み合うレース展開を駆け抜ける、自転車。 ロードレース・チームの中における、「エース」と「アシスト」の複雑な関係。 過去のレース中の事故の、辛辣な真相とは。そして再び起こった、死亡事故。 〜〜「勝利は、ひとりだけのものじゃないんだ」 〜〜 ぼくの勝利は、ぼくだけのものではない。〜〜 (本文より引用) ...続きを見る

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2008/09/05 23:14
「プリティ・ドリンカー」(DVD「図書館戦争」第2巻・特典)/有川浩 ◎
「プリティ・ドリンカー」(DVD「図書館戦争」第2巻・特典)/有川浩 ◎ 水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さん原作、アニメ「図書館戦争」のDVD第2巻特典。 いや〜、入手するなり、息せき切ってDVDの封を破り、表紙を見た瞬間の衝撃、水無月・R史上・最大級だったって言っていいですか?表紙だけで萌え〜って、どうよ?! ...続きを見る

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2008/09/04 21:38
『キノの旅X-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
『キノの旅X-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○ 時雨沢恵一さんの「キノの旅」シリーズも、もう5冊目。 喋るモトラド(自動2輪車)・エルメスとパースエイダー(銃器)有段者・キノの旅はひたすら続く。2人の出会う地域や国の物語が、淡々と綴られ、彼らはどんなことも自然体に受け入れ、受け流していく。潔いほどに。 ...続きを見る

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2008/09/03 22:30
『淋しい狩人』/宮部みゆき △
『淋しい狩人』/宮部みゆき △	宮部みゆきさんのファンの皆様、ごめんなさい。この評価は、ホント、水無月・Rの単なる主観です。私が苦手だと思う・・・というだけなのですよ。 ミステリーに爽快さがあってほしいと思う、私の勝手なのですよ。 ...続きを見る

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2008/08/31 22:03
『武士道セブンティーン』/誉田哲也 ◎
『武士道セブンティーン』/誉田哲也 ◎ 書店で平積みになってるのをみて「あれ?なんで表紙が青いの?」と思った私は、相当マヌケです。 水無月・Rよ、ちゃんと、タイトルを読め。 『武士道シックスティーン』じゃないって。『武士道セブンティーン』ですよ。誉田哲也さんの。 16歳じゃなくて、17歳だ、ってば! ...続きを見る

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2008/08/28 21:58
『ハミザべス』/栗田有起 ○
『ハミザべス』/栗田有起 ○ 栗田有起さんは、『オテル・モル』や『お縫い子テルミ―』の作家さんです。水無月・R的に好みが微妙にずれるというか・・・「だから、何?」なんですね。 で、この『ハミザべス』、2つの物語からなっていてですね。この2つが、私にはまったく逆の反応を引き起こしたんですよ。そういう意味では興味深い1冊になりましたねぇ〜。 ...続きを見る

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2008/08/26 21:37
『沈黙』/ロバート・B・パーカー △
『沈黙』/ロバート・B・パーカー △ シリーズでたくさん出ているから、ホントのところは全部最初から読むのがスジってものなんだとは思うんですよ。 ・・・だけどさ。書評で惹かれてリスト入りしたけど、その理由がすっぽ抜けてしまうのが、水無月・Rにとっての外国作品なんだよね・・・ダメダメじゃん、私。 ...続きを見る

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2008/08/25 21:40
『キノの旅W-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
『キノの旅W-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○ キノは、何を目指して、旅を続けてるんだろうか・・・。 それを知りたい、でも実はそんな事より、彼らの訪れた国の不思議なズレ感の方が気になる、んだけどさ。 すっかり「ラノベの罠」に嵌って、読む進めておりまする。 時雨沢恵一さんの「キノの旅」シリーズ4冊目。 喋るモトラド(自動2輪車)・エルメスとパースエイダー(銃器)有段者・キノの旅はひたすら続く。2人の出会う地域や国の物語が、淡々と綴られてゆく。 ...続きを見る

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2008/08/22 23:09
『左近の桜』/長野まゆみ ○
『左近の桜』/長野まゆみ ○ 水無月・Rは、小市民でBLが苦手だったはずなんだがなぁ。・・・最近、その辺り図太くなったんだろうか(^_^;)。 長野まゆみさんの作品だからOKなのだろうか。 今回、『左近の桜』を読んだ時に、あんまり抵抗感が沸かなかったのである。まあ実際の行為じゃなくほのめかし程度だし、主人公・桜蔵(さくら)少年はあくまで自分はノーマルだと言い張ってるしね(笑)。 ...続きを見る

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2008/08/20 23:04
『魔法』/クリストファー・プリースト △
『魔法』/クリストファー・プリースト △ ・・・ええぇ〜と。・・・コメントがしづらいな(笑)。 やっぱりあれだよ、特に外国作品は、書評で選んじゃいけないってことですね、水無月・R的には(^_^;)。 しかも、その書評で心惹かれたネタがすでに記憶の彼方(←記憶力弱すぎ)。やっぱり書評で「読みたい本リスト」に加える場合、ちゃんと心に引っかかったフレーズを書き残しとかないとな(笑)。 てな訳で、クリストファー・プリーストの『魔法』、いっちゃいますか!(←無責任過ぎ) ...続きを見る

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2008/08/18 22:58
実家に帰省して(^_^;)。 (←雑記)
お盆に、私の実家に帰省しました。そして、父にプレゼントした『風が強く吹いている』を「再」読了しました。・・・また泣きました(^_^;)。スポ根嫌いの水無月・Rが、ここまで入れ込むスポーツ小説。・・・すんばらしいですよ(笑)。 ...続きを見る

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2008/08/18 22:40
「ドッグ・ラン」(DVD「図書館戦争」第1巻・特典)/有川浩 ◎
「ドッグ・ラン」(DVD「図書館戦争」第1巻・特典)/有川浩 ◎ 初回特典に有川浩さんの書き下ろしが付くと知って、欲望の赴くままに予約をしてしまった、アニメ「図書館戦争」のDVD(笑)。 きっちり、発売日に手元に届きましたとも。そして早速、貪るように読みましたとも。 そして、大いにウケ、大いに萌えましたとも〜!! ...続きを見る

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2008/08/07 21:30
『砂漠』/伊坂幸太郎 ○
『砂漠』/伊坂幸太郎 ○ 面白いこともくだらないことも色々あった、風変わりな友と過ごした4年間。モラトリアムが終わって社会という『砂漠』に出ていく、その前の4年間。 伊坂幸太郎さんが描く、大学生時代の物語。 ...続きを見る

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2008/08/06 22:46
『ラブコメ今昔』/有川浩 ◎
『ラブコメ今昔』/有川浩 ◎ ぬうぉぉぉ〜〜!ベタ甘ラブロマ〜〜!きゃう〜〜んッ! だっ、誰かッ!私に・・・、私に濃ぃ〜〜い珈琲を入れて下さいッ!(←柴崎風に) 有川浩さん、どんだけ萌えの引き出しがあるんですかッ!水無月・Rが萌え死にしても、あまりある萌えの宝庫! やっぱり萌えの女神降臨!ひれ伏すしかない、私です・・・。 じれったい愛炸裂、有川節がぶんぶん回ってて、もう・・・・どうしろってんですか『ラブコメ今昔』ッ もちろん・・・白旗上げまくりでございますよ。 まっとうなレビューを望まれる方は、他のブログさん... ...続きを見る

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2008/08/05 22:27
『名もなき毒』/宮部みゆき ○
『名もなき毒』/宮部みゆき ○ 宮部みゆきさんは、読みたいけど、なかなか取りかかれない作家さんです。というのも、話が複雑に入り組んでたり、登場人物の人物像を捉えるのが相当難しかったり、で・・・。更に言うと、発表作品数もかなり多いですもんねぇ〜。私、出来れば同じ著者の作品は制覇して、作品のリンク部分を探してみたりしたい人なので、となるととても踏み込むのに勇気がいるわけなんですよね〜(^_^;)。 なんせ、読みたい本リストは長くなるばかり・・・・な遅読人間なものですから・・・あはははは。 ...続きを見る

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2008/08/01 21:59
『三番目の魔女』/レベッカ・ライザード ◎
『三番目の魔女』/レベッカ・ライザード ◎ さあ、この作品タイトル『三番目の魔女』を見て、「ああ、水無月・Rよ・・・」と思った人? あなたも聴いてますね、WEBラジオ「関東図書基地 広報課」を!(笑) ―――すみません。とどのつまりは『図書館戦争』がらみです・・・。 ええ、WEBラジオで柴崎役の沢城みゆきさんが「今読んでるんだけど面白いのよ」とラジオで言った小説なんですよ。あはは。 ...続きを見る

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2008/07/29 23:01
『陽気なギャングの日常と襲撃』/伊坂幸太郎 ○
『陽気なギャングの日常と襲撃』/伊坂幸太郎 ○ おお〜う!伊坂幸太郎さんらしい、伏線回収の見事さ!伊坂さんのコトだから、これはきっちり回収されるだろうという予測、それを上回る展開・構成のスンバらしさ!読んでいて、痛快です!いやもう、ホントに凄い! 『陽気なギャングの日常と襲撃』は、『陽気なギャングが地球を回す』の続編です。 ...続きを見る

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2008/07/28 22:04
『キノの旅 V-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
『キノの旅 V-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○ もう3巻目まで来れば、立派なラノベシリーズの読者だ!と言っても良いですよね〜。 時雨沢恵一さんの「キノの旅」シリーズ3冊目です。 喋るモトラド(自動2輪車)・エルメスとパースエイダー(銃器)有段者・キノの旅はひたすら続く。2人の出会う地域や国の物語が、淡々と綴られてゆく。 ...続きを見る

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2008/07/25 21:58
『赤×ピンク』/桜庭一樹 ◎
なんだか、ついこの間も書いたような記憶があるんですが、桜庭一樹さんの描く少女は、痛くて切ないなぁ・・・。 夜な夜な、六本木の廃校で開催される「ガールズファイト」。少女と女の中間のようなハタチ前後の女の子達が、自らの技能(ショーとしての格闘技)をつくして、闘う。彼女たちの迷いと、真剣さと、闘いは、この上もなく血みどろで美しい。 ...続きを見る

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2008/07/24 22:49
『地下の国のアリス』/ルイス・キャロル(安井泉:訳・解説) ◎
『不思議の国のアリス』の原本とも言うべき、アリス=リデルに贈られた、ルイス・キャロル自らの手書き(もちろんイラストも)による、絵本。 それをファクシミリ(直筆コピー印刷)版として出版したものが『地下の国のアリス』。 この物語が『不思議の国の〜』として出版されるのはその後のことになります。 本書『地下の国のアリス』は、ルイス・キャロルのファクシミリ版の訳に、キャロルの書簡、訳者の解説、ファクシミリ版の紹介などが加えられています。 ...続きを見る

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2008/07/22 22:06
『蘆屋家の崩壊』/津原泰水 ◎
夏ですな〜。ぞ〜っとする、怪談話が気持ちいいですねぇ。何故か妖物系を引き寄せてしまう体質?の三十路を越え未だ定職につけずにいる男・猿渡と、黒づくめの怪奇小説家・伯爵のコンビが巡り合う、ゴシックホラーじみた物語の数々。 私、津原泰水さんは『綺譚集』から読み始めてハマったので、こういうホラー系はイイ感じです。ゾクゾクして、細密な世界が広がってゆく・・・。ちょっとグロイかな〜という気はしますが、この辺は各自の好みですよね〜。 ...続きを見る

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2008/07/21 21:53
『キノの旅U-the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
喋るモトラド(自動二輪車)と旅を続ける、パースエイダー(銃器)の有段者・キノ。キノが訪れる様々な国(地域)の物語の、連作短編。 水無月・R、確実に「ラノベの罠」に嵌っております(笑)。 ...続きを見る

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2008/07/17 22:30
『荒野』/桜庭一樹 ◎
ああ・・・桜庭一樹さんの描く少女は、どうしてこんなに、リアリティがあるのに、美しいのだろう・・・。なんだか、泣きたくなる。あの頃、確かに私たちは子供で、大人になりたくて、でもなりたくなくて、狭い世界で苦しんだり喜んだりしていた。 ・・・あの頃の少女だった私たち。『荒野』は、そんな普通の少女の12歳から16歳を切り取って、結晶化したような物語だ。 ...続きを見る

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2008/07/16 23:01
『変身』/嶽本野ばら ○
ええ〜と。これは、新境地・・・なのかな?ある意味『下妻物語』(ヤンキーちゃんとローリタちゃんの話ですね)的な笑い要素?なのかな・・・? ロリータなファッションと精神にこだわりを持ち、繊細な少女たちの息詰まるような心の戦いを描いた美しい物語・・・てのが嶽本野ばらさんの定番だと思ってたんですが、今回の『変身』は一味違います。 ...続きを見る

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2008/07/13 22:28
『カソウスキの行方』/津村記久子 ○
不倫カップルのバカップル話のあおりを食らって、郊外倉庫に飛ばされてしまったイリエ。2つ年下の藤村と同い年の森川とイリエ、正社員はこの3人だけ。日々だらけていく自分にカツを入れようと〜〜好きになったということを仮定してみる。〜〜(本文より引用)、つまり「カソウスキ〔仮想好き〕」を始めることにする。 その『カソウスキの行方』は如何に・・・。 ...続きを見る

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2008/07/11 21:47
『キノの旅 -the Beautiful World-』/時雨沢恵一 ○
電撃文庫magazine08年5月号の付録『キノの旅 -the sigsawa`s World-』につられ、時雨沢恵一さんの「キノの旅」シリーズを読み始めたくなってしまいました! そして、とうとう危惧していた「長編シリーズのラノベworld」に突入。 うっわ〜、物語はとっても楽しいから予想通りのドツボだ〜(笑)。 ・・・恐るべし、ラノベの罠(^_^;)。 ...続きを見る

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2008/07/09 21:24
『陽気なギャングが地球を回す』/伊坂幸太郎 ○
伊坂幸太郎さんで「銀行強盗」と言えば、『チルドレン』を思い出しますねぇ。あの話の主人公は人質側でしたけど。(←水無月・Rは、作品発表順に読んでないのです・・・) 今回『陽気なギャングが地球を回す』は、映画化されましたよね、確か。 ...続きを見る

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2008/07/08 22:09
『カルトローレ』/長野まゆみ ◎
ははぁ〜。これは、好みが分かれるなぁ〜。私は、かなりこういうの好きだけど・・・。 作中にも出てくる複雑なクロシェ編み(鉤針編み)のように張り巡らされた設定。そして回収されることのない伏線。すべては、読者の気持ち次第で。 そんな、不思議な浮遊感のある世界を描いた、長野まゆみの『カルトローレ』。 感想やあらすじを語るのは、すごく難しい。 ...続きを見る

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2008/07/06 23:23
『湿地帯』/宮尾登美子 ○
昭和37年、女流新人賞をとった宮尾登美子さんが高知新聞の依頼により連載小説を書いた。それを2007年に単行本化したのが、この『湿地帯』。舞台は、当時の高知県。 少女時代に3年半だけ、高知県に在住した水無月・Rですが、さすがにこの時代のことは知りません。ですが、知っている町名、市内の地形、建物の所在、男女の気風など、とても懐かしい想いで読みました。 ...続きを見る

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2008/06/29 22:25
『医学のたまご』/海堂尊 ◎
ぎゃ〜ッ!また間違えた!読む順番!また、間違えたッ! ・・・・すみません。手に入った順に読むのは、水無月・Rの個人的な事情なんですが、先日読み終えた『ジーン・ワルツ』、こっちの『医学のたまご』を読んでからのほうが良かったのでは・・・!! 海堂尊さんの作品は、あちこちリンクしてるなぁ〜。しかも矛盾がないのはすごいですよね〜。 ...続きを見る

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2008/06/28 22:30
『ジーン・ワルツ』/海堂尊 ◎
海堂尊さんと言えば、桜宮市にある東城大学医学部付属病院に発生する怒涛のトラブルの物語「バチスタ・シリーズ」が今のところのメインですが、今回の舞台は桜宮市ではなく、東京の産婦人科医療問題。 『ジーン・ワルツ』の主人公は、帝華大学の産婦人科学の気鋭の助教・曾根崎理恵。物語は官僚の求める現実に則さない医療制度の在り方に問題を提起してゆく。 ...続きを見る

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2008/06/26 22:08
『不在』/宮沢章夫 ×
え〜〜〜と。これは、どういう物語だったんでしょう。 いやその、ストーリーはわかったんですけど、結局オチは?!この物語の落とし所はいづこ・・・? あれですか、もしかして壮大な物語のエピローグかプロローグとか・・・なんですかね? 宮沢章夫さんの『不在』という物語は、よくわからなかったです。 ...続きを見る

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2008/06/22 22:09
『四畳半神話大系』/森見登美彦 ◎
冴えない大学3回生の私。1回生の春、サークル活動のビラを手に時計台の前で、薔薇色の学生生活を夢見ていたのが分岐点。繰り返すパラレルワールド。しかし、どのルートを通っても結果は薔薇色とは縁遠く・・・。 相変わらず森見登美彦さんの描く「腐れ大学生」は、トホホで愛があふれているなぁ。(恋愛じゃなくて、阿呆で愛おしい方の愛ね(笑))もちろん、笑いどころもたっぷりでございますよ。 ...続きを見る

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2008/06/17 20:54
『100回泣くこと』/中村航 △
相変わらず、闘病&病死ものが苦手なくせに、読んでしまうのであります。たぶん、新聞か雑誌の書評に惹かれたのだと思うのですが。 中村航さんは、初読みです。『絶対、最強の恋のうた』なんかタイトル的にもあちこちのブロガーさんが読んでらっしゃることもあり、興味はありますねぇ。 ...続きを見る

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2008/06/14 22:35
『キノの旅―the sigsawa`s World―』電撃文庫マガジン付録/時雨沢恵一 ◎
水無月・Rは、ライトノベルをあまり読まない。 嫌いじゃないんです。どっちかというと、読みやすいし、気軽なエンターテイメントとして、好きなんですけどね。 ただ・・・ラノベには、とある法則がある。 「読みやすくて面白い物語に限って、やたら巻数が多い」という・・・。 しかも「その物語自体のパラレル」や「主人公が変わって別視点」とか、とにかく読み始めると冊数が多くてどんどん話が広がっちゃって、水無月・Rのアタマの許容範囲を超えてしまうのであります・・・(←どんだけ脳容量が少ないんだ・・・(-_-... ...続きを見る

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2008/06/13 21:57
『Story Seller』(小説新潮5月号別冊)/アンソロジー ◎
基本的に「本は図書館派!」な水無月・Rですが、有川浩さんの作品が読みたくて買ってしまった『Story Seller』。好きな作家さん&読んでみたいなぁと思ってた作家さんが勢ぞろい。 なかなかにこれは面白そう・・・おお〜、期待通りに、面白いぞ〜! 読み応えは長編並、 読みやすさは短編並 っていう表紙のキャッチフレーズ、ぴったりですよ〜(^^)。 ...続きを見る

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2008/06/11 22:38
『鬼神の狂乱』/坂東眞砂子 ○
果たして、坂東眞砂子さんは「はちきん作家」なのか?(←そんなこと気にしてるのは水無月・Rだけだ(-_-;)) 『パライゾの寺』では、そこココに土佐の香りをかぎつつも「はちきん」を断じるにはいささか足らず、と判断を控えておりましたが。 今回『鬼神の狂乱』で、結果はどうだったかというと・・・。 ...続きを見る

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2008/06/10 22:59
『掘るひと』/岩阪恵子 △
この本を「読みたい本リスト」に入れたのは新聞の書評からだったかな〜。 岩阪恵子さんの『掘るひと』は、更年期前後の女性の様々な孤独を描いた、短編集です。 ...続きを見る

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2008/06/07 21:53
『タイマ』/嶽本野ばら △
私は、嶽本野ばらさんが大麻所持で逮捕されたという新聞記事を読んだ時、「・・・うへぇ・・・」と呟いてしまったクチである。 さもありなん、と言ったら失礼かもしれないが、違和感がなかったというか・・・。 ただ、本物の「乙女」たちはショックだったろうなぁ〜と思いますよ。嶽本さんに心酔してる、心美しき乙女たちの衝撃と失望を考えると、とんでもないことになっちゃったなあ…って。 しかし、復帰第1作が『タイマ』とは、ビックリですよ。 ...続きを見る

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2008/06/05 20:26
『沼地のある森を抜けて』/梨木香歩 ○
あれ?今まで私が読んできた梨木香歩さんの作品とは、何かが違う感じがする。 少々湿度の高い、美しい情緒のある世界は、同じ雰囲気。 けれどこの『沼地のある森をぬけて』は、梨木作品特有の突き詰めてくる痛みや悔恨がない。いや、在るのかも知れないが、私には迫ってこない。いつも梨木作品から迫ってくる、あの痛みから逃げ惑っていた私には、ちょっと安心。 ...続きを見る

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2008/06/03 22:57
『闇の底』/薬丸岳 △
女児に対する性犯罪が起こるたびに、見せしめのように殺されていく性犯罪前歴者。処刑を行うのは「サンソン(首斬り人)」と称する、とある男。サンソンを追う刑事の中に、過去に妹を性犯罪で失った長瀬がいる。 長瀬のとった、行動とは。 ...続きを見る

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2008/05/29 22:31
『夢見る黄金地球儀』/海堂尊 ◎
あの「バチスタ・スキャンダル」(『チーム・バチスタの栄光』)から4・5年後・・・? 桜宮市で渦巻くのは医療問題じゃなくて、行政の問題?! 約20年前に全国にばらまかれた「ふるさと創生基金」で作った黄金地球儀をめぐって、発明家な鉄工所社長とその営業部長な息子、その腐れ縁な友人や、桜宮市のエージェンシー?と歌姫、人気朝番組のディレクター、桜宮市役所の役人、いろいろな思惑が入り乱れてドンパチやってます。 相変わらず、キャラ立ってますねぇ〜、海堂尊さん。 ...続きを見る

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2008/05/27 23:52
『中年前夜』/甘糟りり子 ○
うっわ〜。身につまされるなぁ〜。この作品に出てくる『中年前夜』な女たち・・・。私は、まだあと数年あるけど、でも近いから、非常に身につまされる。特に専業主婦の真澄。真澄の閉塞感は、今の私に通じる部分がある。まだ、下の子供が幼稚園児でいろいろ手がかかるから、あそこまでの孤独感はないけれど。非常に・・・イタイ気持ちになりました。 ...続きを見る

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2008/05/24 21:51
『チルドレン』/伊坂幸太郎 ◎
私、今年は伊坂幸太郎をたくさん読みたいぞ〜と考えておりまする。てな訳で、『チルドレン』です。 最近『魔王』や『ゴールデンスランバー』など、ちょっと政治色というか安易に流される危険性を問う物語を読んできてたので、この物語にはホッと癒されました。 ...続きを見る

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2008/05/21 22:38
『きつねのはなし』/森見登美彦 ○
これは・・・判断が難しいな〜。たぶんね、この物語を最初に読んだら、森見登美彦さんにはハマらなかったような気がします。私的には、愛と笑いとツッコミ処にあふれる、モリミーワールドが好きなので・・・。 良くも悪くも京都な物語、って印象ですねぇ。魑魅魍魎・・・しかもダークなほうで。 ...続きを見る

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2008/05/18 22:16
『別冊図書館戦争T』/有川浩 ◎
ひ〜〜〜。きゃう〜〜ん!! ・・・っていうか・・・なんじゃこりゃぁ〜ッ!! ―――す・・・すみません。噂は聞いてたんで、覚悟はしてたんですけどね。けど、全然その覚悟が足りてませんでした。 有川浩さん、あなたはやっぱり「萌えの神」だ〜ッ!! ...続きを見る

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2008/05/15 22:42
『六枚のとんかつ』/蘇部健一 ○
うっひゃ〜(笑)。 何からこの作品にたどり着いたのか、記憶がないんですが・・・これは、相当な・・・・(^_^;)。 いやいや、軽〜く読めて、しかも単細胞の水無月・Rでも見破れるトリックという意味では、非常に初心者に親切というミステリーなのかもなぁ。あはは。 読んだのは文庫版だったんですが、裏表紙の紹介文にも〜〜空前絶後のアホバカ・トリック〜〜とありました。 確かにな〜。 いろいろ・・・アホだったな・・・。 ...続きを見る

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2008/05/12 22:48
『少年トレチア』/津原泰水 ○
う〜・・・黒いねぇ〜。非ッ常〜に、ブラックな・・・。 「悪いことをしたのはトレチア。殺したのはトレチア」と、子供たちの間に流布する言い訳。自分の酷い面を他人へとすり替える「トレチア」って、共同意識の産物? ・・・と思ったら残り3分の1あたりで、話の流れがトレチアから想像種動物「マカラ」へと・・・え〜?!それはちょっとどうよ。私的にはちょっと納得いかなかったです。もっとトレチアについて突き詰めてほしかったな〜。 ...続きを見る

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2008/05/10 22:16
『桜の森の満開の下』/坂口安吾 ○
うう〜む。重苦しい・・。 森見登美彦さんの『【新釈】走れメロス 他4篇』の時に「原作読んでない〜、やっぱこれは読むべきでしょう!」と心に決めた一篇です。と言っても、『桜の森の満開の下』は短篇集なので、他の物語も含まれてます。 しかし坂口安吾と言えば、いわゆる昭和の文豪ですよ。重厚な憂鬱というか、陰鬱な美というか、極甘な羊羹を食べてしまった後のような胃もたれ感が・・・。文章が、すごく読み辛かったです。 最近、現代小説しか読んでないからな〜。 ...続きを見る

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2008/05/07 21:59
『いのちのパレード』/恩田陸 ○
水無月・Rにとって‘しんしんと怖い‘、恩田陸さんです。奇想短編シリーズということで、いろいろな趣向を凝らした短編がずらり。私のイメージ通り‘しんしんと怖い‘ものもあれば、ほんのり暖かい小編もあり、神秘的に美しい物語ありと、いろんな奇想が詰まった、バラエティ豊かでしたね、『いのちのパレード』。 ...続きを見る

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2008/05/04 22:15
「ストーリー・セラー」/有川浩 ◎ (小説新潮5月号別冊『ストーリー・セラー』掲載)
滂沱の涙。 病死ものは苦手、とかそういうのはもう、関係ない。 人前であるのに、涙が止まらなかった。 作家・有川浩。この人は、『書ける側』の人だ。 そして、私は『書けない側』つまり「読む側」の人間だ。でも、それが嬉しい。それでよかったと、心から思う。 ありがとう、有川さん。 ...続きを見る

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2008/05/01 21:48
『その日のまえに』/重松清 △
タイトルから、わかってたはずだ。なのに、読み始めて、後悔した。 水無月・Rは、難病もの・余命もの(いわゆる病死もの)が苦手である。 「さあさあ、泣いてください。感動的でしょう。涙なくしては読めないでしょう?」的な展開が・・・。 しかも苦手と言いつつ冷静にそれを流せるわけではなく、涙ぐんでしまうところが、非常に屈辱なのだ。 『その日のまえに』は、まさにそんな展開で、しかも予想通り涙を流してしまった。ダメじゃん、私。 たぶんね、物語としては、いい構成だったし、静かながらもとても情感が迫る描... ...続きを見る

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2008/04/29 22:45
『【新釈】走れメロス 他四篇』/森見登美彦 ◎
森見登美彦さんが、京都を舞台に日本近代文学を翻案?!そこに描かれるのは「腐れ大学生」なのか。「魑魅魍魎」なのか?! ・・・いや、サスペンスじゃないから。どっちかて言うと、コメディですから。 しっかし、見事に翻案してますね。日本近代文学っちゅーと真面目で固ぁ〜いイメージですが、きっちりモリミーワールド。愛と笑いにあふれています。ツッコミどころ満載。水無月・R、感服いたしましたですよ。 ...続きを見る

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2008/04/26 23:39
『魔王』/伊坂幸太郎 ◎
このまま、流されるまま、ファシズムに染まるのではないか。力強く大衆を惹きつけ、自らの描くレールに乗せ、コントロールしようとする力。それに気付き、対抗しようとする主人公・安藤。安藤には、とある能力が発現しているのだが・・・。 私、今年は伊坂幸太郎作品の年になりそうな予感がします。 伊坂さん、本屋大賞とりましたしね!読んでいきますよ〜! ...続きを見る

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2008/04/24 23:36
『白い薔薇の淵まで』/中山可穂 ◎
書店で「その本、買わないの」と声をかけてきた女は、作者だった。傘を返すという口実で再会し、女同士の肉体関係をもった二人は、深い愛憎の淵に引きずり込まれた・・・。 中山可穂さんの、自らを削り取って差し出したかのような、痛みと喪失と激しい情感を描いた『白い薔薇の淵まで』。中山さんの作品を読むときは、非常に体力が要ります・・・。 ...続きを見る

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2008/04/23 23:12
『ポーの話』/いしいしんじ ○
いしいしんじさんの描く、きらめくシャボン玉のような不思議な世界。だんだんと降り積もっていくマリンスノーのような、優しく暖かい情景がキラキラしています。 『ポーの話』は、うなぎ女から生まれたポーの物語です。 ...続きを見る

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2008/04/21 22:33
「海の底 前夜祭」/有川浩 ◎ (『電撃文庫 MAGAZINE』 2008年5月号掲載)
水無月・R、基本的に「図書館で借りて読む派」なんですが。 有川浩作品はやっぱり網羅したいわけですよ。有川さんは私の萌えの神ですから。この「海の底 前夜祭」は、情報によると、当分本になりそうにないようなので、やっぱりチェックせねば!と 買っちゃいましたよ、『電撃文庫 MAGAZINE』。 アニメ「図書館戦争」のページもあるし・・・。 ...続きを見る

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2008/04/20 22:36
『くうねるところすむところ』/平安寿子 ○
水無月・R的平安寿子さんのイメージは、喰えない作家さんである。ツッコミ処満載の「ど〜しょ〜もない」かったり「なんじゃそりゃ〜!」な恋愛に、乾いた苦笑いを否めないという、気軽に読める作家さんです。 ちなみに今作『くうねるところすむところ』と言えば、幼児の母にとっては、某●HK教育「●本語であそぼ」の「じゅげむじゅげむ・・・」ですねぇ・・・。ウチの子供たちも、あの番組見て「じゅげむ」全部言えるようになりましたよ(笑)。いや、この作品には全然●HK関係ないですけど、どうしても連想してしまうので・・・... ...続きを見る

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2008/04/18 23:02
『世界の終わりの終わり』/佐藤友哉 ○
これは、夢が叶ってしまった青年の、再生の物語。 作者の佐藤友哉さんは、『鏡家サーガ』シリーズを何冊か読んだことがあります。あのシリーズはサイキック風味のバイオレンスな、勢いのよい物語でしたが、『世界の終わりの終わり』は主人公の青年・僕の底辺生活から更にどん底へ、そしてそこからの再生を物語る、苦くそして最後にささやかな救いのある、読了感の心地よい物語でした。 ...続きを見る

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2008/04/17 22:52
『クレィドゥ・ザ・スカイ』/森博嗣 ◎
〜〜ここにあるのは、   空気、   二機の飛行機。   そして、見つめあう目だ。〜〜 (本文より引用) 記憶が欠如というよりかすれている、〈キルドレ〉の「僕」。 僕はいったい誰なのか。そんなことは、どうでもいい。ただ、無性に空を飛びたい。なのに・・・。 は、永遠の子供・・・だったはずだが。 ...続きを見る

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2008/04/14 23:01
『ぼんくら』/宮部みゆき ○
宮部みゆきさんは、今まであまり読んでないんです。例によって「新聞の書評」に乗せられて、普段あまり読まないジャンルへチャレンジ、という訳です、ハイ。 しかし、『ぼんくら』ってタイトルは、結構びっくりですよ。「ぼんくら」って・・・そんな。主人公の定廻り同心・平四郎は、「ぼんくら」じゃないと思いますよ・・・?いい人じゃないですか。頭も回るし(面倒臭がってますが)。 ...続きを見る

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2008/04/12 22:23
『フラッタ・リンツ・ライフ』/森博嗣 ◎
〜〜なにも欲しくない。    誰のためでもない。    誰も褒めてはくれない。    ただ、飛び続けたい。    僕が僕であり続けたい。    生きているかぎり。〜〜   (本文より引用) 永遠の子供、〈キルドレ〉。空で戦闘機を駆っている時だけしか、自分の存在を確実に感じられない。「僕」は、何のために、空を飛ぶのか。何故、僕たちは空を飛びたいのか。 ...続きを見る

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2008/04/07 22:42
『厭犬伝』/弘也英明 ○
人の骸から生えてくる「汚木(よごれぎ)」。それを基に作った「仏(ほとけ)」同士を戦わせる「合(あわせ)」という遊興のある、異世界の物語、『厭犬伝』。 弘也英明さんのデビュー作にして、第19回日本ファンタジーノベル大賞・受賞作。 ...続きを見る

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2008/04/04 22:37
『本からはじまる物語』/(『しゅっぱんフォーラム』掲載アンソロジー) 恩田陸 他 ◎
本好きにはたまらない、短編集です〜。にまにま。うふうふ。(←大丈夫か?) 心暖まる物語、ちょっとだけ恐い物語、うふっと笑いたくなるような物語、18篇どれもが本にまつわる素敵な物語たちです。 ...続きを見る

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2008/04/02 22:52
『町長選挙』/奥田英朗 ◎
あははは。相変わらず、やってくれるな〜、伊良部。『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』(ブログ開始前に読了・記事はありません)でも、大いに笑わせてもらいましたが、今回もその笑いの勢いは衰えることなく。それどころか、えぇ?コレいいの〜?!なパロディの連続。ちなみに、伊良部って神経科のお医者さんですが、どうしても「伊良部先生」とは書けませんね〜(笑)。 ...続きを見る

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2008/04/01 23:15
『ミシン』/嶽本野ばら △
うう〜む。水無月・R的に、はずれです・・・。嶽本野ばらさんの小説デビュー作だそうですが、妙に荒削りな感が否めません。 繊細で、現実感が薄くて、こだわりをもった現実との折り合いをうまくつけられない少年少女の物語で私を魅了する嶽本作品ですが、今回はちょっと・・・。 ...続きを見る

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2008/03/31 20:51
『ユーモレスク』/長野まゆみ △
ああ〜、うう〜。これは、水無月・Rの好む傾向のtrong>長野まゆみさん作品ではありませんねぇ・・・。なんていうのかな〜、現実感を削ぎ落とした、透明な少年たちの儚い姿・・・というのが好きなんです、私。この作品『ユーモレスク』は妙にリアルな感じがあって・・・ダメでした。ううう。 ...続きを見る

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2008/03/30 22:51
『サグラダ・ファミリア(聖家族)』/中山可穂 ○
レズビアンで芸術家(ピアニスト)が主人公の中山可穂作品とくれば、いつもの身を引きちぎるかのような激しくも狂おしい愛の世界を想像して、思わず逃げ出したくなりました・・・。なんせ今は春休みで、子供たちがワーワー家に居ついてて、その手の物語を読むのは体力的にとってもキツイ気がして(^_^;)。 ですが、幸いにして『サグラダ・ファミリア』は、そこまで激情の物語ではありませんでした・・・よかったわ〜。 ...続きを見る

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2008/03/29 22:20
『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎 ○
・・・結構、消化不良なんですけど。いや、伊坂さんらしい、時系列の絡み合った緻密な、ある意味登場人物たちに都合がいいぐらいキッチリ組み立てられたストーリーで、読んでいて爽快なのですが。 明快な結末が用意されてなかったことが、ちょっと残念。でも、私の希望する「何故?の解明」まで書こうとすると、もう1冊は必要で上下巻になりそうです(笑)。 しかも、作品傾向が全然違った物に・・・。 2008年本屋大賞受賞作です〜! 伊坂さん、おめでとうございます〜♪ ...続きを見る

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2008/03/28 22:30
『推定無罪』上・下/スコット・トゥロー △
20世紀のミステリーは、私には、重厚すぎるなぁ・・・という事を実感した、作品であります。 スコット・トゥローの『推定無罪』は、映画にもなってるそうですね。なかなか進展しない事態に、読みながら眠くなってしまった事を、ここで告白します・・・(^_^;)。 ...続きを見る

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2008/03/26 22:00
『おわりの雪』/ユべール・マンガレリ ○
少年の孤独。病に伏せる父親。養老院の老人たちと管理人。囚われのトビ。冬の雪原と犬。 ぼくは少年時代を回顧する。そこに流れゆく、静かに降り積もる淋しさ。 この淋しさは、悲しいまでに美しい。回想だからこそ、昇華されて。何かがすり替わったのかもしれないけれど。 でも、ぼくの中ではそれは、美しい思い出なのだろう。 ...続きを見る

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2008/03/20 21:49
『ダウン・ツ・ヘヴン』/森博嗣 ◎
〜〜真っ黒な    澄んだ瞳。    その中に、    空がある。    そこへ    墜ちていけるような。〜〜   (本文より引用) 永遠に子供のまま、成長しない、キルドレの僕・草薙水素(クサナギ・スイト)。戦闘機で空を飛ぶその時だけ、生を実感できる。・・・それなのに。 ...続きを見る

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2008/03/17 23:09
『ナ・バ・テア』/森博嗣 ◎
〜〜僕は、    空で    生きているわけではない。    空の底に沈んでいる。    ここで生きているんだ。〜〜   (本文より引用) 前作『スカイ・クロラ』と同様、〈キルドレ〉であるパイロットの「僕」が主人公。空にいる時だけ笑うことが出来る。地上にいる時は息苦しい。 ...続きを見る

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2008/03/13 23:49
『太陽の塔』/森見登美彦 ○
いや〜〜。濃ゆい・・・ですな。あの森見登美彦さんが、こんな濃ゆい「男汁」たっぷりなデビューを飾っていたとは…ビックリですわ〜。 ...続きを見る

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2008/03/11 22:10
『スリースターズ』/梨屋アリエ △
現実とうまく向き合えない中学生の女の子たち。金と物だけはふんだんに与えるけれど愛情はくれない親、親から責任放棄され、子供を無視した親の過干渉、友人関係の崩壊。一度は集団自殺を計画するが、一転して、自爆テロを起こすことに。世の中は、崩れていくばっかり。自分たちがセンセーショナルに死を演出するのだ。「死」に対して、漠然としたイメージしか持たない3人が迎える結末とは。 ...続きを見る

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2008/03/10 22:07
『ハッピーエンドにさよならを』/歌野晶午 ○
うっわ〜。エグい・・・エグいぞ、歌野さん。何がエグいって、殺人描写とかがエグいんじゃない。物語の構成そのものが、エグい。確かに、これはタイトルの通りだ〜。『ハッピーエンドにさよならを』、ってホントそのまんまですよ。 歌野晶午さん、これからはこの路線ですか?だとすると、ちょっと・・引くかも。 ...続きを見る

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2008/03/05 21:32
『ブラックペアン1988』/海堂尊 ◎
あの「バチスタ・スキャンダル」から遡ること約20年・・・。 1988年、バブル景気に日本中が踊らされていたころ。東城大学医学部付属病院に、嵐のきっかけとなる講師が赴任してきた。小天狗とも阿修羅とも呼ばれ、高い外科技術を持つその男・後の院長となる高階である。これは、高階を指導医(オーベン)とする1年目研修医(ネーベン)・世良の経験した、東城大付属病院に吹き荒れた嵐の物語。 現在の医療界の問題の萌芽は、すでに、この頃から見られていたという・・・。 ...続きを見る

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2008/03/03 21:54
『三四郎はそれから門を出た』/三浦しをん ◎
メインは物語読みな水無月・Rですが、たまにエッセイも読みます。今回は、『風が強く吹いている』で走りの美しさで泣かされ、『きみはポラリス』であまりの「ただならぬ恋愛」で感心させられた、三浦しをんさんの読書にまつわるエッセイ『三四郎はそれから門を出た』です。 好きな作家さんの読書エッセイ・・・。すっごく気になりますよ!どんな本を読んで、そこからどんな感想を持って、自分の血肉としていくのか。そしてエッセイならではの、作家さんの日常や身の回りのことなども。作家さんだからなのか、感性が鋭いからなのか、作... ...続きを見る

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2008/02/28 21:43
『武士道シックスティーン』/誉田哲也 ◎
自らを「兵法者」と称し、剣の道を極めんとする磯山香織。日本舞踊から転向し、「お気楽不動心」のままに自身の向上を志す西荻(甲本)早苗。この2人の剣道青春物語ですね。なんだか、こそばゆいです。私は武道の心得もなければ、何かを極めることもありませんでしたが、あのころを思い出すと・・・。自分のことで精一杯で、頑なで、一本気で。今思えば、初々しかったのだな・・・。いろんな意味で。 しかし、私がこの年代だったのが約20年前と気付き、愕然としました・・・(笑)。なんてこったい。 ...続きを見る

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2008/02/24 22:53
『雷の季節の終わりに』/恒川光太郎 ◎
これはいい作品だ〜。なんだろう、こう、ひたひたと忍び寄ってくる、そこはかとない、怖さ。すぐ後ろに、闇がわだかまっている。今にも、「ひと」を呑み込もうと。いや、飲み込まれるのは人なのか。世界はすでに、呑み込まれているのではないか。彼岸と此岸の境は、曖昧だが、明らかにある。恒川光太郎さんは、常人には見えぬその境目が、見えているのではないか。 恒川さんの描く「異界」は、はっきりとした姿を持ち、明らかに私たちの暮らす現実世界とは違うのに、紙一重の場所で存在を密やかに主張する。 いざ、真のホラーの世界... ...続きを見る

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2008/02/22 22:25
『有頂天家族』/森見登美彦 ○
森見登美彦さんといえば、『夜は短し歩けよ乙女』で、水無月・Rを大感激させた作家さんでございます。あの昭和初期文学調な、時間の流れが違うかのような、気品と笑いの漂う物語でしたね、あの作品は。 今回、気品の方は「狸の持つ阿呆の血」やら「天狗の威光」やらに引っ掻き回され、すっ飛ばされております(笑)。代わりと言ってはナンですが、明らかに荒唐無稽な狸の化け術や、天狗の行状、そして人間ですらも大いに、笑いのネタになっておりますね。特に後半、あの壮大なまでの目茶苦茶さが、気持ちよかったですね! ...続きを見る

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2008/02/20 21:34
『東京少年』/長野まゆみ ○
あれ〜?長野まゆみさんの作品なんだけどな〜。なんだろう。どうしてか心ときめかない。いつもの、水無月・Rが大好きな「現実感が欠如した繊細な少年」が、出てこないからかな〜。「少年」は出てきます、14歳の祝常緑(コトブキトキワ)。だけど、彼は普通の少年なのですよ。確かに植物への造詣が深いし、「幻の黒椿」を求めるという行動をとるという意味では、変わった少年なんだけど。なんか、あの綺羅々々しい折れそうな繊細さが、あまり感じられない・・・現実感がアリアリで。うう〜〜む。 ...続きを見る

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2008/02/17 22:48
『エミリー』/嶽本野ばら △
非常〜に、残念です。丸か△か、悩んだんですが、今回はあえて△に。好きな作家さんで外してしまうと、ちょっとショックですねぇ。嶽本野ばらさんなら、と適当に図書館から借りてきてしまった報いでしょうか・・・。 ...続きを見る

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2008/02/15 23:17
『阪急電車』/有川浩 ◎
うふ、うふふ・・・ 有川浩さんですよ。 水無月・R大絶賛、「萌えの神」と崇める有川さんの新作ですよ!今回も、萌えですよ! はちきんな女の子もわんさか出てきますよ。 そしてまた、水無月・Rは白旗を上げるのでございますよ。 有川さんの『阪急電車』、 まっとうなレビューを求められる方は、ここで回れ右してください!水無月・R、今回も人格崩壊バージョン(しかもロング)でお送りしま〜ッす! ...続きを見る

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2008/02/14 21:47
『スカイ・クロラ』/森博嗣 ◎
〜〜僕はまだ子供で、    ときどき、    右手が人を殺す。    その代わり、    誰かの右手が、    僕を殺してくれるだろう。〜〜   (本文より引用) この夏、押井守監督で映画化(アニメ)されるそうですね。見てみたいなぁ。押井さんなら期待以上の作品に作ってくれそうな気がする。 ...続きを見る

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2008/02/12 21:58
『雪屋のロッスさん』/いしいしんじ ◎
あ〜、これはいいファンタジーだ・・・。 いしいしんじさん独特の、柔らかな物語たち。30もの不思議な職業の人々(時々動物やモノ)が、優しく、やわらかく、暖かく、物語を紡いでいく。それぞれが独立していて、かかわり合いはないのに統一感があるのは、物語たちの背後に流れる、ファンタジーの彩りが透明に澄んでいて、美しいからだろうか。 『雪屋のロッスさん』は、読後、とても心安らかになった。 ...続きを見る

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2008/02/10 22:41
『ハル、ハル、ハル』/古川日出男 ◎
〜〜この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ。ノワールでもいい。家族小説でもいい。ただただ疾走しているロード・ノベルでも。いいか。もしも物語がこの現実ってやつを映し出すとしたら、かりにそうだとしたら。そこに種別(ジャンル)なんてないん