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zoom RSS テーマ「廻り廻るは悪意か狂気か」のブログ記事

みんなの「廻り廻るは悪意か狂気か」ブログ

タイトル 日 時
『暗黒グリム童話集』/村田喜代子・長野まゆみ・松浦寿輝・多和田葉子・千早茜・穂村弘 〇
『暗黒グリム童話集』/村田喜代子・長野まゆみ・松浦寿輝・多和田葉子・千早茜・穂村弘 〇 6つのグリム童話を、大人のためにさらに暗黒方向に翻案させたアンソロジー。 6人の著者も6人の挿絵画家も、とても豪華でした。 『暗黒グリム童話集』というストレートなタイトル、真っ黒な表紙の地に描かれる各ストーリーのモチーフ、ちょっと大きめの版型、本の装丁そのものもなかなか魅力的でした。 ...続きを見る

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2018/01/17 19:01
『メビウス・ファクトリー』/三崎亜記 〇
『メビウス・ファクトリー』/三崎亜記 〇 とても重要な製品「P1」を作っているという、ME創研という会社の工場がある町。町は完全な企業城下町として繁栄し、町の人々は町に工場に誇りをもって生活している。 三崎亜記さんの今回の作品は、ちょっと毛色が違うと思ってました。でも読み終えてら、もしかして・・・?という気がしてきました。 『メビウス・ファクトリー』、巡り廻るのは何だったのかを考えたら、ぞっとしてしまいました。非常に、後味が悪いですな・・・。 ...続きを見る

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2018/01/04 22:12
『人生相談。』/真梨幸子 〇
『人生相談。』/真梨幸子 〇 新聞の人生相談に寄せられた相談とそれに似通ったシチュエーションの物語、そして新聞での回答。 そういう連作短編集の『人生相談。』。 作者はイヤミスで有名な真梨幸子さん・・・本作も、うわぁ・・・って感じがてんこ盛りでした(笑)。 ...続きを見る

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2017/12/25 18:09
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』/湊かなえ ◎
『ポイズンドーター・ホーリーマザー』/湊かなえ ◎ うわぁ・・・湊かなえさんらしい短編集だわぁ。 湊さんの作品の何が怖いって、〈肥大化する被害者意識〉と〈廻り廻る悪意の悪循環〉が凄くリアルなんですよ。 なにか一歩間違ったら、自分もそちら側に簡単に行ってしまう可能性が、垣間見えてしまう。 私の中にある、悪意・嫉み・優越感・ひがむ心、それらをまざまざと意識させられました。 『ポイズンドーター・ホーリーマザー』というタイトルからして既に不穏。 「毒親」なら「ポイズンマザー」になるはずなのに?その仕掛けに怯えながら、読み進めた6編。終わりの2編... ...続きを見る

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2017/11/28 22:40
『5人のジュンコ』/真梨幸子 〇
『5人のジュンコ』/真梨幸子 〇 う〜わ〜。ひっでぇ・・・。 イヤミスだっていう前情報があったにもかかわらず、ここまでとは思わず、ひたすら「うわぁ・・・」「ひっでぇ・・・」「気ィ悪いわ〜」と呟きながら読む羽目になってしまいました。 だけど、あまりに酷いので、どうなっちゃうのか気になって気になって、かなりグイグイ読まされました。 真梨幸子さん、いろんな意味でヒドイですよ・・・! とある連続不審死の容疑者から始まる『5人のジュンコ』、業の深い5人の「ジュンコ」たちの物語。 ...続きを見る

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2017/10/31 19:20
『どこの家にも怖いものはいる』/三津田信三 ◎
『どこの家にも怖いものはいる』/三津田信三 ◎ ううう・・・この本、台風の夜に読んじゃダメなやつだった・・・。 怖がりながら夢中で読んでて、終章半ばにしてはたと気付いて、慌てて本を閉じました。 久し振りの三津田信三さん、今まで読んでた〈◎◎の如き●●もの〉シリーズとは違うものの、やっぱり怖かったですよ・・・。 『どこの家にも怖いものはいる』というシンプルでストレートなタイトル、表紙絵の少女の目が5つもあること(奇数って、なんかヤバい気がする)など・・・読み始める前から、色々と不穏な感じがしてました。 で、読み始めて「やっぱり三津田さん... ...続きを見る

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2017/10/24 10:16
『喉の奥なら傷ついてもばれない』/宮木あや子 ◎
『喉の奥なら傷ついてもばれない』/宮木あや子 ◎ 出た・・・。 宮木あや子さんのダークサイド系。 背徳と官能と虐待。ねじ曲がった、愛情。痛みやえげつない苦しさ。 表題『喉の奥なら傷ついてもばれない』という言葉に秘められた、あまりにも痛切な願い。 読むことが苦しいのに、それでも一気に読んでしまい、心身ともに熱中症になってしまいました(笑)。 ホントに恐しい作家さんですよ、宮木さんたら。 ...続きを見る

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2017/08/18 11:30
『ぼぎわんが、来る』/澤村伊智 ◎
『ぼぎわんが、来る』/澤村伊智 ◎ ・・・ぼぎわん、怖ぇぇぇぇぇ〜〜!! こ、これは、あかん・・・。ストレートに怖い。怖すぎる。 圧倒的な暴力性、直接襲撃される残虐さ、理不尽なまでに不可避な執念深さ。 どれをとっても、とてつもなく怖い!!! 2015年「第22回日本ホラー小説大賞」の〈大賞〉受賞作、『ぼぎわんが、来る』。 著者澤村伊智さんは、本作でデビューの新人ですが、これはまたとんでもない作品を書く方が、出てきたものですよ。 怖くて怖くて、途中でやめることも出来ず、怒涛の勢いで読了してしまいました(T_T)。 ...続きを見る

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2017/03/08 20:22
『爪と目』/藤野可織 ○
『爪と目』/藤野可織 ○ --- こんな3歳児がいたら、厭だ。 自意識はクリアで観察眼もあり、淡々と著述する語彙力もあり、それでいてあくまでも原始的に子供。 後日思い返して語っているとしても、当時のことを情報分析し処理できるだけの記憶を維持できてるって、怖ろしすぎるでしょう・・・(-_-;)。 藤野可織さんが、第149回芥川賞を受賞した『爪と目』、いろんな意味で怖ろしかったですわ〜。 ...続きを見る

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2014/06/04 14:31
『白ゆき姫殺人事件』/湊かなえ ○
『白ゆき姫殺人事件』/湊かなえ ○ 冒頭に、ショッキングで目を引く事件。 週刊誌ライターの取材に、嬉々として応じる人々。興味本位と悪意は紙一重。 ・・・う〜ん、湊かなえさんだなぁ(笑)。 非常にTV的ですよねぇ。 ・・・と思ったら、さっそく映画化らしいですよ、『白ゆき姫殺人事件』。早いですな〜(^_^;)。 ...続きを見る

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2013/09/19 13:11
『母性』/湊かなえ ○
『母性』/湊かなえ ○ 冒頭に、事件。 いつもの湊かなえさんの手法だな、と読み始める。 団地の4階から転落した娘。〈愛能う限り、大切に育てきた娘〉と嘆く母。 「母性について」「母の手記」「娘の回想」の3つの視点から語られていく母娘関係は、とてつもなく息苦しい。 『母性』って、なんだろうか。 娘でもあり、母でもある私だが、とてもじゃないけれど、こんな関係は築けない。 ...続きを見る

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2013/08/06 19:40
『四〇一二号室』/真梨幸子 ○
『四〇一二号室』/真梨幸子 ○ うはぁ〜。騙されたっていうか、なんていうか、ある意味凄いわ。驚愕のラストですねぇ。確かに、伏線はあったけど、ちょっと引っかかってたけど、でもなんかいつの間にか忘れて読んでて、最後に驚いた。 「嫉妬」とか「恨み・つらみ」とか、そういう悪感情で世界が回ってる物語。 この独白はこの人、この状況はこの人の状況、そう思い込んでると、最後に正面からひっぱたかれます。 真梨幸子さんは、初読みなんですが、そのフェイクが凄くて非常に驚かされました。 とある高級マンションの、心理的瑕疵物件である『四〇一二号... ...続きを見る

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2013/04/11 22:08
『善人マニア』/水生大海 ○
『善人マニア』/水生大海 ○ う〜わ〜。何なのこの読後感の悪さ…。 メインの登場人物たちの狡さが、酷すぎる・・・。 読んでて、すごくイライラしたわ〜。その代り、イライラのあまり読むスピードは異様に早かった気がする(笑)。 『善人マニア』というタイトルが、大変偽善的でセンセーショナルに煽りますよね〜(笑)。人間のいやらしさから起きる事件のにおいがプンプンしますよね〜。 ...続きを見る

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2012/07/27 22:06
『春狂い』/宮木あや子 △
『春狂い』/宮木あや子 △ うあ〜・・・。これはエグいわ、宮木あや子さん・・・。すみません、ちょっと合いません、こういうの…。いい子ぶった小市民と言われても仕方ないんですが、背徳というか性虐待ものって、駄目です…。 春になると、少しずつ全てが狂っていく。桜が舞い散る春の中で、様々な人間が狂っていく。お互いに、関与しながら。 『春狂い』というタイトルそのままに。 ...続きを見る

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2011/12/12 16:05
『黒と愛』/飛鳥部勝則 ○
『黒と愛』/飛鳥部勝則 ○ う〜わあ〜。なんだろこの、なんじゃそりゃ・・・感は(笑)。 密室殺人のトリックとか大掛かりだし、メインキャラの美少女・黒の異様さは目を離せないし、だんだんと判明してくるほかの登場人物たちのぶっ飛びっぷりもとんでもない。 だけど、なんじゃそりゃ・・・なんである。 後半、かなりグロいしね〜。ラストに向かってだいぶ、カオスになっていくし。真犯人をミスリードするあのネタは、ミステリとしてどうよ、って気もするし。 好きかというと諸手を挙げて好き、という訳じゃないけど、嫌いかというと嫌いじゃない。た... ...続きを見る

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2011/10/31 15:04
『夜行観覧車』/湊かなえ ◎
『夜行観覧車』/湊かなえ ◎ たまたま図書館の予約の順番が同時期に回ってきたので、湊かなえさん続きです。 本作『夜行観覧車』は、『往復書簡』とはまた違った趣ですね。 家庭内殺人を巡る、2つの家族と1人の隣人の思いと行動。 「なぜ事件は起こったのか」というミステリーの常道が重視されてはいないのが、本作の肝だと思います。 ...続きを見る

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2011/09/26 16:58
『数えずの井戸』/京極夏彦 ◎
『数えずの井戸』/京極夏彦 ◎ は〜、今回もぶ厚かったですなぁ、京極夏彦さん(笑)。 本書『数えずの井戸』は、京極版「皿屋敷」である。 まず番町・青山家に関してどんな噂が流れたかが語られ、そして実際の惨事の結果だけが語られ、序章となる。 本編は、青山家で起きた惨事の関係者たちの性質とそれに関わる物語が、延々と語られていく。次第に歪みを増していく、彼らの事情と性質。読んでて非常に落ち着かない気持ちになりました。 あ〜、それと・・・、長かった〜(笑)。結末の事実だけは分かってるけど、結局どうだったのよ?というのが・・・ねぇ... ...続きを見る

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2011/02/25 00:38
『かいぶつのまち』/水生大海 ○
『かいぶつのまち』/水生大海 ○ 水生大海さんの前作、『少女たちの羅針盤』を読んでいないと、ちょっとわからない部分があるような・・・。 高校演劇の大会の当日に、『かいぶつのまち』というその劇になぞらえるかのように、悪意のある事件が続出する。しかも、混乱は以前から続いているのだという。 〈かいぶつ〉は誰なのか。何故、演劇部に事件が起こり続けるのか。 ...続きを見る

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2010/11/12 10:53
『フリークス』/綾辻行人 ○
『フリークス』/綾辻行人 ○ K**総合病院精神科病棟で、3つの物語が語られる。何かが、おかしい・・・。 本格ミステリの綾辻行人さんが、「精神科病棟患者」物を描いた『フリークス』。 疑ってかかる読者、翻弄しようとする作家。より狂気に近いのは、どちらなのだろうか・・・。 ...続きを見る

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2010/02/09 22:32
『ずっとお城で暮らしてる』/シャーリィ・ジャクスン ○
『ずっとお城で暮らしてる』/シャーリィ・ジャクスン ○ 怖い、怖い・・・。何が怖いって、ラストシーンが怖い。 姉・コンスタンスと「2人きりで暮らせることがとっても幸せ」だとメアリー・キャサリンは言うのだ。 全てとの交流を断って。ブドウのつるに覆われた洋館で。幸せなのだ、と。 シャーリィ・ジャクスンさんの描く狂気の世界。でも、狂っているのは、誰なの? 村の裕福な一家を襲った毒殺事件。容疑者であった長女(裁判では無罪判決)と、事件当時夕食抜きで現場にいなかった次女が『ずっとお城で暮らしてる』物語。 ...続きを見る

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2009/12/11 23:28
『贖罪』/湊かなえ ○
『贖罪』/湊かなえ ○ あ〜、なんて言うか、非常に評価の仕方が微妙です・・・。  物語としては、うわぁ・・・湊かなえさん大丈夫かしらん、こんなの書くとすっごく精神的に色々消費しすぎて辛くないかしらん…という感じで、相変わらずすごいな、と思うのですが。 この『贖罪』も、衝撃的作品であります。 「そんなつもりはなかった」という一時の感情が、ずっと15年も尾を引いて、おぞましい結果につながってゆくという、その展開の恐ろしさは、なんとも・・・。 ...続きを見る

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2009/07/10 23:55
『厭な小説』/京極夏彦 ◎
『厭な小説』/京極夏彦 ◎ いやぁ・・・(笑)。色々、言うべきことはあると思うんですが、なんと言うか、この作品は、真面目に受け取ってはいけないような気がする。あえてここは、明るく軽〜く受け流すのがよろしいかと。 ・・・なんて言うか非常に挑戦的な作品でございましたよ、京極夏彦さん。 なんせタイトルが『厭な小説』で、タイトルだけじゃなく、内容も、構成も、装丁から何から(虫が挟まっているような印刷には度肝を抜かれた)、すんごく厭なんである。 でもその厭さ加減を(笑)で片づけて自分から切り離そうとしてる自分が、一番「厭」かも... ...続きを見る

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2009/07/09 21:42
『少女』/湊かなえ ◎
『少女』/湊かなえ ◎ 前作『告白』が、かなりインパクトのある物語で、本作『少女』はどうなんだろう・・・という期待と不安がありました。今度もM市図書館の予約待ち30人以上でした。やっと手元に回って来て、半日で読了しました。 ・・・湊かなえさんは。怖ろしい作家さんです。 ...続きを見る

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2009/04/21 22:12
『告白』/湊かなえ ◎
『告白』/湊かなえ ◎ 前評判がすごかった、この『告白』、確かにスゴイ。 「事故だったはずの自分の娘の死は、本当はこのクラスの生徒に殺されたのだ」と女性教師が語り始めるという、インパクトのある序章、その後5章にわたって、事件と事件その後について、事件関係者とその周辺の人物が語る物語は、あまりにも陰惨で、救いがない。 予想をはるかに上回る、「人間」の醜さ。けれど物語の登場人物達の言動は、現実にあり得るのだ。 ...続きを見る

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2009/01/26 23:24

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蒼のほとりで書に溺れ。 廻り廻るは悪意か狂気かのテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
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