『光の帝国』恩田陸 ◎

常に野にあれ、と自らを律していたという様々な不思議な能力を持つ一族、「常野」。その、様々な能力を物語る短編集、『光の帝国』は、恩田陸らしさの際立っている作品である。

様々な能力は、何のためにあるのか。「常野」の人々は、何を目指しているのか。どんな歴史に翻弄されているのか。明かされないまま、物語は展開していく。

『光の帝国』では、ほとんど「常野」の人々のコトは分からない。謎だらけである。「常野物語」が『蒲公英草紙』『エンド・ゲーム』と、シリーズ化しているので、今後の展開に期待したい。

(2006.11・20 読了) 光の帝国―常野物語

光の帝国
楽天ブックス
常野物語集英社文庫 著者:恩田陸出版社:集英社サイズ:文庫ページ数:283p発行年月:2000年09


楽天市場 by ウェブリブログ



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

香桑
2008年06月24日 11:42
こんにちは。TBありがとうございます。
この本が恩田陸さんらしい作品になるのですね。初読みがこの本でよかったです。
『蒲公英草子』も入手しました。じっくりと味わいたい世界です。
2008年06月24日 21:53
香桑さん、こんばんは(^^)。
この常野シリーズは3冊出ていますが、まだ物語は広がりそうな感じがしますね。
是非読みたいものです。
全貌は見えなくてもいい。端々から、読者が推測するような形でいい(個人的にはそれがいい)。常野の過去・現在・未来を恩田さんに語ってほしいと思っています。

この記事へのトラックバック

  • 光の帝国:常野物語

    Excerpt:  恩田 陸 2000 集英社文庫 なんとなく気になっていた本をいただいた。恩田陸 Weblog: 香桑の読書室 racked: 2008-06-24 11:41