『りかさん』/梨木香歩 ◎

「りかさん」  梨木香歩」について

祖母から貰った日本人形の『りかさん』。りかさんといると、人形や自然の声が聞こえるようになる幼女の「私」。

おばあちゃんの言葉によれば、「人形の使命は生きている人間の気持ちを整理してあげること」(うろ覚えです)だという。人形が吸い取った、人間の気持ちは、人形の中でわだかまっていくこともある。

雛人形の内裏の「入り婿」の嘆きを聞き、烏帽子をかぶせてやったり、汐汲み人形と「守らなければならないもの」を救ったりと、りかさんと私はお祖母ちゃんの協力を得ながら、人形に絡む色々な絡まりをといていく。優しいストーリーにもっと読みたくなった。物語として、完結するものでもないので、続編が出ないかなぁ、と期待している。

(2006.12.20 読了)
りかさん
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著者:梨木香歩出版社:偕成社サイズ:単行本ページ数:225p発行年月:1999年12月この著者の新着


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この記事へのコメント

2007年02月07日 14:08
トラックバック、ありがとうございましたm(__)m
私は「からくりからくさ」から先に読みましたので、いまひとつ主人公とりかさんの関わりの深さが分かりませんでした。
なので、「りかさん」と出会ってすっきり!

梨木香歩さんは独特の空気を持った方で、大好きな作家のお一人です。
エビノート
2007年09月11日 21:25
人形って何だか怖いというイメージがあったんですが、りかさんのような人形だったら側にいてほしいですよね。
雛人形やいろんな人形が話す姿も、不思議だったけれどちっとも怖くなくって、楽しそうでした。
2007年09月11日 22:16
エビノートさん、TB&コメント、ありがとうございます!
人形が語る、なんていうと怪談めいててもおかしくないのに、暖かくて優しい気持ちになれたのはきっと、おばあちゃんがりかさんに対して温かくて優しい気持ちで接していたからなんでしょうね。
そして、りかさんを受け継いだ、ようこちゃんも。
そう考えると「優しさは優しさを呼ぶ」、当たり前なんだけど、どれだけ難しいか、それを実践できたおばあちゃんやようこちゃんの素晴らしさが、伝わってきますね。

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