『ハルカ・エイティ』/姫野カオルコ △

あ~、え~と。面白い部分もあったんですが、展開が何となくNHK朝の連続ドラマみたいな感じで、ちょっとつまらん、みたいな、ね。苦手なんですよ、私、ああいう感じ。
最初に80歳のハルカが出てきて、モダンガールみたいな感じだったのに、そのあと幼少期からをたどっていくと、ただの波乱の一代記って感じで、ちょっと面白みに欠ける。

姫野カオルコ『ツ・イ・ラ・ク』を読んだことがあるぐらいで、あまり知らなかったのですが、諸表がよかったので、図書館で借りてみたのですが。ん~、いまいちだったかな~、『ハルカ・エイティ』
ハルカ自身に、共感できなくて。大介という夫を一番に大切に思ってるのに、人生のスパイス的に浮気を繰り返すというのが、な~。大介の死後なら、いいんだけどね。
人生を、多少苦難に会いつつも、ふわりふわりと柔軟に乗り切っていく、その身軽さはそれなりに、讃えるべきところではある気はしますが・・・。

そんな???、な流れの中でひときわ光彩を放ってたのが、はるかの女学校時代からの友人・華族令嬢の日向子。華族令嬢というと、色白柔和で風が吹けばよろめくような儚なさ、というイメージだが、色黒でサイコロのような体格、スポーツに秀でるというその外見に反して、おっとり「おもうさまが~いわはるの~」というしゃべり方。そのおっとりのまま、駆け落ちして神社の後継者の妻になり、その夫が戦死すると実家へ戻って、父母が生活のために始めた教室を拡大する経営者ぶり。しかも、最後に20以上年下の若い男と再婚するという、びっくり箱のような女性である。
いや~、光ってましたわ、日向子さん。茫洋としてるようで、案外しっかりしてるのか、運がいいのか。

あと、登場するたびに「どんがらがっちゃど~ん」と、けたたましい、沼田歯科の奥さん・恵美子さん。騒々しいことこの上ない上に噂話が大好きという典型的な「大阪のオバちゃん」なのだが、これが全然憎めない。面白すぎる。

あ、全然感想になってないし、ストーリーも分からない文章になってしまった・・・
すみません、なんか書き難いので、この辺で失礼させていただきます・・・。

(2007.09.05 読了)
ハルカ・エイティ
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著者:姫野カオルコ出版社:文藝春秋サイズ:単行本ページ数:468p発行年月:2005年10月この著者


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この記事へのコメント

2008年06月28日 14:36
こんにちは。
80歳のハルカが強烈な分、その後の半生を描いた部分にちょっと物足りなさを感じてしまいました。
たしかに日向子の方が個性的で印象的でしたね!彼女をメインにしたお話も読んでみたいと思っちゃいます。
2008年06月28日 23:09
すずなさん、ありがとうございます。
そうなんですよね~。モダンガールなハルカがすごくカッコ良かっただけに、残念でした。
日向子さんはいいですよね~。あのギャップがスンバラシイ!と思います(^_^;)。
http://www.fetang.com/
2013年08月02日 05:47
カッコいい!興味をそそりますね(^m^)

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    Excerpt: 桜庭一樹さんのエッセイ「桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。」を読んで、「読みたい本リスト」に入っていた本。ようやく手にしました。 Weblog: Bookworm racked: 2008-06-28 14:34