『消える男』/イッセー尾形 △

いや~、え~、その~。「読みたい本リスト」に入れたのが相当前で、何でリスト入りしたかも忘れて・・・と言うのは、イカンですな(-_-;)。
非常に微妙な読後感です、『消える男』

イッセー尾形さんって、多才な人ですよね~。一人芝居は有名ですが、その他にももちろん普通の俳優業や司会、小説からエッセーなど、様々に活躍してるんですよね。
で、今回は小説。フリーのパソコンインストラクター・高山の連作短編です。
と言ってもパソコンを教える話は少なくて、なんだか変にズレてる人たちとのかかわり合いがメインです。会話文でぽんぽん進むのは、読みやすかったです。一話ずつ全く違った舞台で、最初のうちは登場人物も高山以外はバラバラなんだけど、途中高山がお見合いをした辺りから、元スチュワーデス・紀子とホテトル嬢の真澄の間で悩み、過去一緒に暮らしていた孤児の花子のことを思い出し・・・と、色々と話が捩じくれてくる。

実を言うと、前半はつまらなかった。なんだか変な人たちが出てくるなあぁ~ぐらいで。途中で紀子と真澄の板挟みではイライラさせられたし。花子の話も、ツッコミ処満載で、リアリティは求めてはいけないのかな~、シュールな話として受け取らなきゃいけないのかな~って感じで。
どうも、物語の捉えどころが分からなかったです。
更に、タイトルの「消える男」はどこなんだ?!という疑問が。・・・ラスト数行でしたね(^_^;)。

つらつら~と、シュールに軽く読むなら結構いいと思うんですが(笑えるところはたくさんあった)、どうも私的に響きませんでした・・・(-_-;)。
いや…変な人たち、という意味では面白かったんですけどねぇ。

(2009.03.06 読了)

消える男
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著者:イッセー尾形出版社:文藝春秋サイズ:単行本ページ数:268p発行年月:2006年07月この著者


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