『妄想炸裂』/三浦しをん ◎ (エッセイ)

・・・・。
し、しをんさん。タイトル通り過ぎて、なんというかもう。
こんなにセキララでいいんでしょうか、お年頃のお嬢さんが。
私の心配なんて、要らんお節介なんでしょうけど(笑)。
・・・やっぱり三浦しをんさんはスンバラシイ!
まさにタイトル通りの『妄想炸裂』、大変堪能いたしました!

いやぁ・・・。ホント、どうしてくれよう、この笑いの方向性。激しくツボなんですが。
私は、小心者の小市民なので、BLにはあんまり上手に反応できないんですが、それでも。それ以外の部分で、しをんさんに賛同するところ多々ありますわ~。
一番最初の「四角い世間を教えたい」からして、子供に対して即反応できないのに、後から非常に強烈な仕返しを考えたり(でも行動には移らない)するところ、うわ・・・自分そっくりやん!って感じです。
私も子供(自分の子やよその子も含め)に失礼な事されても、びしっと言い返したり出来ないんですよねぇ・・・私は単に頭の回転が遅いからなんですけど。で、後になって「ああしてやる~、こうしてやる~」と心の中では、結構過激な事を考えたりもしますが、いかんせん行動に移る勇気と行動力がないという、ねぇ(笑)。

一つ一つ、しをんさんの「妄想」について、言及したいぐらいですが、あまりにそれでは長くなりすぎちゃうので、いくつかツボにはまったものを。

まずはなんと言っても「新春妄想大会開幕」ですよねぇ。
しをんさんのつぶやき「駅伝いいっすよ。ぐふふ。」から始まる、ネタのオンパレード。
これはアレですよね、『風邪が強く吹いている』のしをんさんの中での、原型・・・?!
あの、スポ根じゃない泣けるスポーツ小説!って私、すんごい感激しまくったのですよ。それが、コレ・・・いや、コレはコレでしをんさんらしいんですけどねぇ(^_^;)。

どんな土地へ行っても「まんだらけ」があると吸い込まれてしまうとか、三味線を始めたはイイけど民謡を知らないとか、バクチクのおっかけで各地に行って「グルーピー」になるという妄想がたくまし過ぎるとか、「悪い男」カルロ(=電気毛布(笑))に捕まってしまって、彼なくしては夜眠れなくなっちゃうとか・・・・。

なんでそんなにしをんさんの日常って、ネタにあふれてるんでしょうねぇ!
いや、どんなに小さなことでも、ちゃんと妄想をふくらませる能力が高いから、これだけ面白いエッセイが書けるんですよね、きっと。
若いお嬢さんが、ここまでセキララに「己の趣味(腐女子)」を語っちゃうんだもの(笑)。
笑いで腹筋、おおいに鍛えさせていただきましたわ~♪

(2010.08.07 読了)

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この記事へのコメント

2010年08月13日 16:11
こんにちは(^.^)
三浦さんのエッセイは本当に面白いですよね!
私はこの本でオタクとしての心構えが全くできてないことに気づきました。気づくべきじゃなかったとも言えますが(笑)
それにしても三浦さんは意外とアグレッシブなせいか面白い事(人)に出会う確率が高いですよね!お友達も濃ゆいし。ネタの神様に愛されているとしか思えません。面白く書けるからこそ愛されているのかも知れないですけど。
私は『風が強く吹いている』より先にこちらを読んでいたので、あれを読んでいる最中「ぐふふ」という笑いをこらえるのが大変でした(笑) <もちろん読んでるうちに夢中になり、最後は感動したんですが
2010年08月18日 23:23
雪女さん、ありがとうございます(^^)。
いや・・・しをんさんの「ヲタクの心構え」は、かなり厳しいと思います(笑)。
ホント、しをんさんとその日常のネタの素晴らしさは、文章の神様に愛され且つその愛を増幅させるだけの能力(妄想力)有ってこそですよねぇ!
雪女さんは、先にコチラを読まれたんですね~。元ネタ(?)を知ってたら、人前では読めませんな(笑)。
感動だけど、こっちを知ってたら、どうにも・・・ですよね~。

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