『忍者だけどOLやってます ~オフィス忍者合戦の巻~』/橘もも ◎

ほら~、やっぱり忍者ってまだいるじゃん、現代社会に上手いこと溶け込んでるじゃん~♪と、思いたくなりますね(笑)。
橘ももさんの描くOL忍者・望月陽菜子の奮闘を描く『忍者だけどOLやってます ~オフィス忍者合戦の巻~』、すっごく面白かったわぁ~!!

前作『忍者だけどOLやってます』から変わらず、主人公・陽菜子は和泉沢鉱業エネルギー(IME)で働くOLを続けている。
前作で直属の上司であった和泉沢(純粋天然ボンボン?)は、技術戦略室長となって研究開発部門へと異動。関わりも少なくなって、もう忍術も使う必要もない・・・かと思いきや、技術協力を申し出る上海の技術研究所との間に、キナ臭い雰囲気が・・・。

和泉沢と会社を守るために、元許嫁で外務省勤務の惣真(次期頭領を目される男)、陽菜子の幼馴染でルームメイトで陽菜子の監視役でもある穂乃香、同じIME勤めで別の里の抜け忍の森川(前作では敵対)などと手を組み戦うことになった相手は、かつて里を抜け独立した里の宿敵一党の柳であった。

さらに高度さを増す忍者合戦に後れを取る陽菜子は、和泉沢の祖父の新年会で出会った謎の老人・大河内に修行をつけてもらい、即席ではあるが力を上げ、柳達との戦いに身を投じる。
柳一党の目論見を覆し、事態が終了したあと、惣真と陽菜子は別離の再確認となる会話をする。

で、エピローグですよ。
まぁ~、甘酸っぱいのなんのって!!読んでるこっちが赤面しそうでしたよ!!
物語半ばから和泉沢への気持ちを自覚した陽菜子だったけど、和泉沢の陽菜子への懐きは「動物が甘えるようなもの」と思い込んでいたから、ずっとそれを封印してたのにね~。
実は和泉沢も・・・だったわけですよ。ていうか、気づいてたけどね!どう考えても、ただの懐き方じゃなかったもの~!
と、いうわけで、~~「好きだよ、望月」~~(本文より引用) の和泉沢のセリフに、ひゃっほう~♪と盛り上がってラストを迎えたのでした!

なんだかんだ言っても、陽菜子が子供の頃から叩き込まれた忍びとしての技術や考え方や行動力は、OLとして働きながらも沁みついて離れず、彼女の芯になってるんですよね。そうでいながら、里のやり方を肯定することが出来ない陽菜子は、本作でとうとう里や惣真たちとの訣別をしてしまいました。
シリーズ続編を期待したいところですが、難しいかなぁ。
でも、大河内老人のことも気になるし、バカにしながらもいつも陽菜子のことを気に掛ける惣真だって今後も陽菜子から監視を外さないだろうし、まだまだIMEはいろんな騒動に巻き込まれそうだし、陽菜子と和泉沢の関係性も気になる!!
シリーズ化して欲しいなぁ。

(2017.11.27 読了)

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