『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』/インフォビジュアル研究所 ◎

次男が図書館から借りてきた、『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』をちょっと読み始めたら、ハマってしまいました。
私、ロボットとかAIって、これからの将来に大きく影響を及ぼすものだと思っていて、結構興味はあります。といっても、理解して使いこなすようになりたいとか、自分で開発に関わりたいとかじゃないんですけどね(笑)。
インフォビジュアル研究所というのは、図解で分かるシリーズを出してるビジュアルコンテンツ開発を目指してるところ(グループ)だそうです。
本書以外も、面白そうなムックと本の中間のような本を出してます。

〈14歳から知っておきたい〉と銘打ってるだけあって、超文系のオバチャンにもわかりやすいです(笑)。
専門用語は平易な言葉を使って説明されているし、イラスト、写真が多用され、読んでいて飽きないです。素晴らしい!(^^)!。
たぶん、15歳の次男にもわかりやすいでしょう(笑)。

「第1部 AIとロボットの歴史」
人類がロボットを開発し、そのロボットに「自分で考えて行動する知能」を付加するために、どんな歴史をたどってきているか。
「第2部 AIの基礎知識」
AIという「技術」についてのわかりやすい説明。でも、私はぼんやりとしか理解出来てない(笑)。
「第3部 AIで変貌する仕事」
AIが発達すると、無くなる仕事発生する仕事など、たぶん現在の一般の人々が一番知りたいことを丁寧に説明。
「第4部 AIと人間の未来」
いわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)を超えた時、AIが人類の脅威となり得ると言われるのは何故かを解説。小説や映画なども紹介。

今後AIに取って代わられる仕事、新たに発生する仕事など、わかりやすかったです。
本当にAIが発達して、機械が何でも「自分で考えて最善の行動を選び、実行する」ことが出来るようになったら、今の私たち人間が出来る仕事って本当に少ないな…と思いました。ちょっと切ない。
AIが爆発的に発展する前に、経済や労働の仕組みをしっかり整えないと、路頭に迷う人々が増えてとんでもないことになりそうです。勿論私は路頭に迷う側なので、どうにかして欲しいです・・・(^^;)。
もしかしたら、どうにかすることを考えるのが、人間としての仕事なのかしら…難しいわぁ。

〈平和利用〉と〈軍事利用〉、どちらに重きを置くか、が大事なんだなぁと思います。〈軍事利用〉が、すでにアメリカや中東だけではなく広がっていることが、怖ろしいですね。
〈規制をかけたところで、悪用することを止められない〉かもしれないことが、一番怖い。
〈平和利用〉に限る、という制限は現実的じゃないですしね。そうあってほしいとは思いますが。

物語読みの私としては〈ロボット(機械・AIも含む)と人が優しく共存できる世界〉的な物語が好きなのですが、それは難しそうですねぇ。シンギュラリティ怖い・・・。
本書の最後に、ジェイムズ・P・ホーガンの『断絶への航海』という小説(読了・レビューUP済み)のあらすじが紹介されてたんですが、こんな風になるためには、人間のエゴと隔絶されていた世代がないとダメなんだろうなぁ・・・。
それと、『断絶への航海』という物語は、AIと人間の共存する世界という理想的な世界を描いているけど、人間としての発展はあるのかしら…という危惧はありますね。描かれる人々は享楽的に無駄な生をむさぼっている、という感じは受けなかったんですけど、「渇望」の無い人間社会って、面白いのかしら…?なんてね。私は、ちょっとそういう世界よりは、今の雑多な世界の方が気楽かな・・・と思ったりしました。

「おわりに」から、一文を引用します。
~~「心」を持たないAIが暴走する前に、どのようにして、その安全を保障するのか。人類の真の英知は、まさに、ここにかかっているのではないでしょうか~~
でもね、そこが、いちばん、難しい

(2018.02.25 読了)


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