『秘密』/東野圭吾 ◎

バス事故で生き残った娘には、妻の人格が。でも、そんなことは誰にも言えない。『秘密』は、ありがちな入れ替わり物語かと思いきや、娘(妻)は成長し続ける。父親として、夫として、娘(妻)と暮らしていくことの難しさを、描きながら。

小学生だった娘(妻)が、中学に上がり、高校生になり、そして・・・ある時点で、妻の人格は消え始め、娘の人格が間歇的によみがえり始める。そして、妻の人格は完全に消え去り、娘が戻ってきた。が、それがハッピーエンドというわけではなく・・・。実は、それこそが妻の最大の「秘密」だった。

妻の最大の「秘密」であり「決意」を知った夫は、それを、受け入れた。

娘(妻)の成長を描くあたりで、途中ストーリーが緩んだ感があったが、ラストは感涙。やられた。

(2006.12.26 読了)
秘密
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文春文庫 著者:東野圭吾出版社:文藝春秋サイズ:文庫ページ数:452p発行年月:2001年05月この


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