『ラブコメ今昔』/有川浩 ◎

ぬうぉぉぉ~~!ベタ甘ラブロマ~~!きゃう~~んッ!
だっ、誰かッ!私に・・・、私に濃ぃ~~い珈琲を入れて下さいッ!(←柴崎風に)
有川浩さん、どんだけ萌えの引き出しがあるんですかッ!水無月・Rが萌え死にしても、あまりある萌えの宝庫!
やっぱり萌えの女神降臨!ひれ伏すしかない、私です・・・。
じれったい愛炸裂、有川節がぶんぶん回ってて、もう・・・・どうしろってんですか『ラブコメ今昔』
もちろん・・・白旗上げまくりでございますよ。
まっとうなレビューを望まれる方は、他のブログさんへレッツゴー!
以下、全く責任のとれない大暴走文書です。ご了承のうえ、お読みください。

ええ、水無月・R大絶賛、読んだら即萌え、萌え死に寸前、怒涛のベタ甘world の、有川さんでございますよ。
『クジラの彼』に続く、自衛隊隊員の恋愛を描く恋愛短編集・第2弾。
ぜひぜひこのシリーズ続けて下さい。ホンット、こんな誠実で一途な人たちなら、国防は安泰だよ!
みんな真剣に「有事」を覚悟し、日々の訓練にいそしんで、そして誠実に恋愛をしている。「ひと」として、こんなに信じられる職種はない!って思い入れてしまうほど、この短編集に出てくる自衛隊員は、とんでもなく魅力的だ。
そして、女性陣はみんな「はちきん」だ~~!!
〔恒例すぎてしつこい解説:「はちきん」とは、男勝りでサッパリとした気性の、芯がシッカリしている女性をさす、土佐弁です。有川さんの描くはちきん女性は、水無月・Rの目指すところであります。〕

「ラブコメ今昔」
隊内紙の新任記者・矢部千尋が突撃するのは、50代2佐・今村隊長の、妻との馴れ初め話。
うわぁ・・・。微笑ましいわぁ。素敵すぎます。「ご趣味は」「お漬物を少々」って!
千尋ちゃんは、案外いなかったタイプですね。ちょっと図書館戦争の柴崎風なんだけど、なんだか違うなぁ。あの千尋ちゃんスマイルには、抜かりなさと可愛らしさが混在という感じがします。
今村2佐が最後に語った、「自衛官同士の夫婦の心得」は、自衛官という職種に必要な覚悟をずしりと説いてくれました。有川さんて、ホントに凄いんだ。きゃあきゃあ萌え叫んでしまう物語でも、きっちりと気を引き締める部分があって。

「軍事とオタクと彼」
笑顔の可愛い年下の彼は、オタクだった。いや・・・美少女アニメとかに萌えてるタイプじゃなくて良かったわ(笑)。さすがにそれは厳しい・・・(^_^;)。
歌穂の弟君がオタクについて解説するシーンがあちこちに挟まれるんですが、非常に勉強になりました(笑)。
そしてこのお話にも、有事について語る光隆、それを受け入れて信頼の増す歌穂、という2人の覚悟が凛としていて、素敵でした。もちろん、ぎゃひーん!と叫びたくなるような甘々のシーン、関西娘・歌穂の大暴走(後を付けたり、光隆のオタクぶりを色々と想定してみたり)の笑えるシーンと、有川節にうならされっぱなし。

「広報官、走る!」
大好きになってしまった彼女を救いたい。TVドラマ撮影隊との折衝係になってしまった広報官・政屋。折衝相手のAD汐里に、ほのかに恋心を抱きながら、狂いまくる撮影スケジュールに隊のスケジュールを何とか組み合わせてゆく。原作改ざんで放映許可が下りず、ディレクターに八当りされる彼女のため、政屋は上司に頼みこみ再撮影許可をもらう。
問題となったそのシーンは、有事に際して泣き事をいう隊員・・・というもので、もちろんリアリティなしとして撮り直されたのだけど。一般市民としては、そちらにリアリティがあると思い、自衛隊員としてはそれが「有り得ないこと」だと思う。守られる側の一般市民として、認識を新たにしなくては、と思いました。
生死をかけた大追跡から地上に戻ると、生クリームスイーツだったり鯖の味噌煮だったりというその日常。その日常を守るための任務なんだなぁ。

「青い衝撃」
これはまさに、衝撃。あ・・有川さん(あとがきにご自身で書いてらしたけど)、こういうお話も書けるんだなぁ。ビックリしました。なかなかに・・・。
ブルーインパルスって、そんなに人気があるんだぁ。航空ショー専門の隊の存在は知ってましたが。
しかし・・・その制服の襟の中に奥さん宛のメモを仕込んでくるって・・・相当怖いですよ?しかも意味ありげな文を、毎回。女性としての自分、機体整備員を退いてしまった自分、輝きが擦れてしまった自分をあてこする、そのメモに踊らされて、自分を追いつめてしまう公恵。その気持ち、すごく分かります。
最後に公恵を抱きしめて「愛妻家の相田君」になった旦那さん、水無月・R内での株、急上昇でした!
ちなみに、私がダンナの作業服からそんなもん発見したら、大騒ぎですよ。(←発見されるわけもないが)

「秘め事」
タイトルに、思わずドキドキ。ええ?最近の有川さん、艶っぽい部分もあるお話もあるので、そっち方面へ走っちゃうの?!って・・・あはははは。
でも確かにこれは「秘め」たくなっちゃう。彼女のお父さんは、上司で、ちょっと難しい人で。そろそろ報告しようかというタイミングで、あることが起きてしまい、お父さんも、主人公・手島もかたくなになってしまう。そこで手島の出した決断は、かなり悪い方へ回ってしまい、彼女から連絡拒否されることに。
悩んだ末「水田三佐、お嬢さんを紹介してください」「表に出ろ、貴様ァ!」「――了解しました」てなことで殴り合い。うわ~、すっごい、青春してるよ~。かっこいいけど。ああ~ドキドキした。

「ダンティ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編~」
1話目の「ラブコメ今昔」のインタビュアーである千尋&吉敷の恋の始まりとその経過は・・・。
初々しい千尋のはちきんぶりに、きゃ~っとなってしまいましたよ。えぇ~!腰にクる甘い声ってッ!いや~~ん!きゃふ~~ん!
吉敷が、自分の写真に直球で感激を伝えてくる千尋にびっくりして固まっちゃって上手く反応出来ないとことか、可愛かった。ついついムキになって、キツイ返しをしたりさ。逆転階級差萌えですか?
いや~このお話が一番こっぱずかしくて、一番ぎゃあぎゃあ騒いじゃいましたよ。いや、嬉し恥ずかしというかね!察して下さいよッ!(←誰に訴えてるんだよ、水無月・R)

今回も、もちろんメインは「自衛隊隊員の恋愛話」なわけですが、『クジラの彼』よりも「有事に対する隊員やその家族の覚悟」についてが真摯に描かれていて、とても力強いものを感じました。
きゃう~~んと悶えるじれったい愛の芯には、あの心意気あってこそなのかも知れません。ただのラブラブ話じゃない、っていうのが良いです。(ただのバカップルの話ならたぶん読み飽きてしまうでしょ?)
有川さんの描く自衛官がカッコイイと感じるのは、容姿や設定もさることながら、あの凛とした「有事の際、自分はかくあるべきだ」という信念を持つ、その強さがあるからだと思います。

いや~、有川さん、在野(?)の自衛隊広報官ですねぇ!だって有川作品読み始めてから私、結構自衛隊の話題に敏感ですもん。そのうち呉の基地祭行きたいな、とか思ってますもん(中国地方在住)。
あ、『ファントム無頼』とか分かります私!(兄が新谷かおるファンだったので読んだことあります。)
・・・て、何を興奮してるんだ私。大丈夫か・・・?(←全然大丈夫じゃない、けど誰も心配するまい(笑))

表紙のデザインも、うふふ~ですよね。各篇を1冊ずつ製本装丁したデザインが、素敵だな~。あれ?「軍事とオタクと彼」がないぞ・・・と思って裏へ返すと、あるある・・・しかも何気な~く置いてある携帯の待ち受けが『クジラの彼』のデザインじゃないですか~。こういう遊び心のある装丁って、お洒落でいいですね。
著者近影も、カッコ良かった。有川さん、きりっとしてて、素敵だわ~。

ああ・・予想通りナガラ、脈絡なんぞ全くない、ただの萌え萌え長文になっておりまする。
ま、いいや。水無月・Rが有川さん作品でぶっ飛ばないほうが、オカシイってものでございます(笑)。
とりあえず、有川ファンも、まだ有川作品を読んだことのない方も!
この『ラブコメ今昔』、読んでください!
萌え全開&自衛隊ファンになること請け合いですヨ!

(2008.08.02 読了)

ラブコメ今昔
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著者:有川浩出版社:角川書店/角川グループパブリッサイズ:単行本ページ数:279p発行年月:2008


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