『いぬうえくんがわすれたこと』~いぬうえくんとくまざわくん5~/きたやまようこ ◎

すみません、これは実は「幼年どうわ」というシリーズでして、【蒼のほとりで書に溺れ。】の他の記事と釣り合いが取れないんですが、どうしても、書きたいので・・・。
でも幼児向けでありつつ、大人にも響く部分があるような気がします。

きたやまようこさんは、ウチの長男が幼児だった時代に親子でハマった絵本作家さんです。「ゆうたくんちのいばりいぬシリーズ」で、いばりんぼでゆうたくんとその家族が大好きな犬・じんぺいが、すっごく可愛くて。
他にも長男よりも私がハマった「ポチブルシリーズ」とか、妙に斜め目線なくせに可愛らしい犬が出てくる絵本が多いですね。

この『いぬうえくんがわすれたこと』も、妙に哲学的なことを言う犬・いぬうえくんと、天真爛漫で天然系の熊・くまざわくんの、さりげなくもホンワカする日常を描いています。
「いぬうえくんとくまざわくんシリーズ」の5冊目で、今までも、のんびりほわほわと二匹(+α)が会話を交わしてきました。
今回も、ふんわりと優しくて楽しい生活を披露してくれてます。

この二匹のバランスが絶妙。そっけなく哲学的に語り、ちゃっかり家事はくまざわくん任せ、だけどくまざわくんが大好きないぬうえくん。色んなことが不安になるけど、いぬうえくんの言葉で前向きになれて、いぬうえくんのことを尊敬してるくまざわくん。
お互いが、お互いの領分を侵害することなく、同居生活を送っている。
いつもべったりじゃなくて、個別行動も多い。好みも違う。
だけど、お互いが大切な友達として相手を認めて、一緒に暮らし続けたいと思っている。

なんかいいなぁ、こういう友情。自然に一緒にいて、別のことをしてるんだけど、お互いがとっても大事な友達。自分にも、そして私の子供たちにも、そんな友達が出来るといいなぁ・・と思います。
ふんわり、あったかくて、とてもいい気持でした。

ちなみに、いぬうえくんの ~「わすれた ことは、きっと わすれても いいこと。たぶん こまる ことは ない。」~(本文より引用) というのは、なかなか名せリフですな。確かに、大事なことは何だかんだ言っても、覚えてる。結局、忘れちゃうってのは大して重要に感じてないってことだもの。
くまざわくん的名セリフは ~ぼくは かたづけるのが にがてだ。なのに、なんでも とっておきたい。~ (本文より引用)だな。
とってもくまざわくんらしい言葉だ(笑)。
2匹が適当な鼻歌を歌ってるイラストが何箇所かあるんだけど、とっても楽しそう。可愛いなぁ~(*^_^*)。

(2008.09.12 読了)
いぬうえくんがわすれたこと
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いぬうえくんとくまざわくん 著者:北山葉子出版社:あかね書房サイズ:全集・双書ページ数:78p発行年


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