『夢のような幸福』/三浦しをん ○ (エッセイ)

そういえば今回、「三浦しをんさん、年頃のお嬢さんがこれでいいんですかい?!」って突っ込んでないわ、私。
だがもちろん、しをんさんのパワーが落ちたわけじゃない(笑)。
以前にも増して妄想は暴走しまくり、夢は千里を駆け巡ってるエッセイ『夢のような幸福』、バッチリしをんさんである。
つまりはアレですよ。私の妄想力も、しをんさんに慣れて来ているということなのではないかと。

・・・と思ってたんですが、とんでもない勘違いでありました(笑)。やっぱり、しをんさんの足元にも及びやしません(^_^;)。
以前よりは「ぎゃっは~!」とか「ごふっ!」とかいう笑いは減ったものの、ニヤニヤは止まりません。
逆にニヤニヤの度合いは深くなってるような気がする(つまり他人が見たらキモチ悪いレベル)・・・しをんさん、どうしてくれるんですか(笑)。

常に前向きに妄想し、惜しみない愛を語るために全力を尽くし、バクチクのおっかけをし、友達と旅をする(←旅の途上ではもちろん妄想三昧)。エッセイストにして小説家、三浦しをんさんの日常は、ネタ満載。
友人関係も、お母さんも弟さんも、ひと癖どころかとってもキャラが立ってて、素晴らしい。
特に、弟さんのクールさは、何と言うか、タダモノじゃないって感じ(笑)。
しをんさんと弟さん間を飛び交う会話の絶妙な事!
~~「『オタンチン』とか、死語の罵り言葉も使うな!」
  「死語じゃないもん!」
  「お前以外に使ってるやつ聞いたことない云々~」~~ (本文より引用)
お年頃(高校生)の弟と20代の姉の会話としては、充分長くそして中身が濃いと思います。
いつもいつも、いいネタを提供してくれる弟さん。ある意味、素晴らしき姉弟愛?(笑)。
「選択式姉弟制度の導入を願う」(←章タイトル)なんて言わなくてもいいじゃないですか、しをんさん。

しかし・・・『嵐が丘』って、あんな話でしたっけ??いや、一応原作読んでるはず(←中学高校時代)なんだけど・・・。確かに、私的にはヒースクリフって全然イイ男に感じられなかったけど。しをんさんの手にかかると、思いっきりワイドショー的になるなあ、世界の名作(笑)。
そして「のだめカンタービレ」の千秋先輩役は稲垣吾郎・・・年齢的にかなり違うけど、確かにパッと思いつくのはそうかも。ドラマ見てた私は、玉木宏のハマリ役っぷり(のだめ役の上野樹里も)に結構感激してましたが。

ちなみに私、執事の名前は<セバスチャン>派でございます。しをんさんは<フランソワーズ>派なんですね。うう~ん、フランソワーズの方が格調高い美男(ちょっと若い)な感じかしら(笑)。セバスチャンはロマンスグレーな感じね、口髭の手入れが万全なイメージでよろしく。・・・と私まで妄想走る、大変影響力のあるエッセイでございました。

いやあ・・・。面白かったんですけど、感想書いてるとどんどん長くなりそうだから(既に長いし、とりとめなさ過ぎ)、この辺りで止めておくことにします。
しをんさん、面白過ぎですよ(^_^;)。

(2010.11.17 読了)

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