「R-18 ~二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談~」/有川浩 ◎(小説新潮2011年5月号

あはは・・・・。いや、笑い事じゃないんだけどね。
さすが、水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!有川浩さんですなぁ。
例の都条例に関して、こんなふうにエンターテイメントとして書けるなんて。
タイトルも、「R-18 ~二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談~」って、かなり直球だもんねぇ。
きちんと、意見表明しつつ、色々楽しめる内容。て言うか、コレホントに「やってくれるなぁ、有川さん♪」なんですよね~、私的に。
・・・と言っても、今回は萌え要素はありませんよ~(笑)。
ところで、有川さんはこの作品書くにあたって、表紙に肌色の多い漫画、買ったんでしょうか、領収書取って(^_^;)。

今回も作家が主人公、だと思ったんですが、多分主人公は編集さんですね。
慄きながらも、作家の論にうなづく「まだ好青年の箱にはいっていたい」編集さん(笑)。作家は一方的に論を展開してるけど、それに反応して色々考えてるのは編集さんなので、私としては主人公は編集さんかな、と。(←細かいことに拘るなよ)
作家も編集者も、男性です。まあ・・・この内容を喫茶店で熱く語れる女性ってのは、かなりすごいと思いますが・・・。だけどきっと、あるレベルまでは有川さんは編集さんと話してると思う(笑)。

どうしよう、内容に触れるかどうかかなり悩む(^_^;)。
というのも、「やってくれるなぁ♪」と思いつつも、なかなかに過激なのだ、論理展開が。いや、一理あると思うし、ほぼ正論だとは思うのね。ただ、どこか引っ掛からないでもない・・・という、ほんの僅かな(そして私自身もそれがどこか分からない)部分に私の小市民アンテナがピリピリ来ちゃうのよ。どこだろう・・・。

でも、それも含めて目からウロコでしたねぇ。
確かに、いわゆる萌えキャラが現実にいたら、かなり怖い(笑)。夜道じゃなくても逃げ出すよ、私は。アレはイラストだから許される世界だな~。うん、二次元エロ情報と三次元エロ情報は、コンバート出来ないわ・・・。
それと「日本のエロ文化はイマジネーション」て言うの、私もそうだと思うんですよねぇ。いや、エロだけじゃないけどね。想像力で補うといえば、私の得意な脳内変換(笑)とかもそうですもんね。

あ、そうそう。脳内変換と言えば、作中の男性作家を『県庁おもてなし課』の吉門喬介にナチュラルに脳内変換してましたよ、私(笑)。吉門さん、東京を引き払うときに、その本ちゃんと処分したでしょうね。じゃないと、佐和さんにはたかれますよ(^_^;)。・・・いやいや、それは私の妄想だから。

しかし、規制推進派の人は、コレ読んでもやっぱり反対するんだろうな~(いや、そもそも自分たちの意見と違う論はアタマっから否定して、読んだりしないよな・・・)。
アレですね「咀嚼は自分で!」ってやつですね。
キチンと多方向から情報を収集し、「誰々が言ってたから」「エライ人が決めたことだから」「政治に興味ないし~」なんて、思考停止して流されちゃうんじゃなくて、自分の頭で考えよう。何が、わたしの小市民アンテナに引っ掛かるのか、ちょっと考えようっと。そして有川さんの意見を丸飲みじゃなくて、私としての考えを持つようにしたい。
幸いにして、この件に関しては有川さんはじめいろんな人が、分かりやすく意見を表明してくれている。
確かに都条例で規制されてる表現のコミック、私は気持ち悪くて読めないけど。出来たら、そんなものは世の中に出回って欲しいとは思わないんだけど。
でも、あの規制の仕方はおかしい。どうとでも拡大解釈できそうじゃないか。実際、反対派はそれを危惧している。作中にもあった、『ドラえもん』のシズカちゃんの入浴シーンも取り締まり対象になり得るとか、文章表現にも規制が広がる可能性があるとか、そこまで規制したら、表現の自由とかそういうレベルじゃなくなる。だけどなりかねないな、と私だって思うもの。

・・・え~と、最後にツッコませて頂いてもよろしいでしょうか。
規制推進派な作家に訊いてみたい、ってアレ、公言じゃないでしょうか(笑)。
大丈夫なの、有川さん(^_^;)。いや、読者としては、嬉しいけど。
まあ・・・アレよね、アレ、小説だもんね、この作品。だからあくまで物語というフィクションの中の登場人物ががフィクションの中で言った事、しかも編集者とのオフレコ話だもんね、うふ♪

(2011.05.28 読了)

ちなみに、この記事のタイトル、あまりに長くて(ウェブリブログのタイトル字数制限を超えちゃって)終わりの方切れてしまいました(笑)。
予定してたタイトルは
「R-18 ~二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談~」/有川浩 ◎(『小説新潮』2011年5月号掲載)
でした(^_^;)。
去年まで『小説新潮』の別冊で出ていた『Story Seller』が、今度は『小説新潮』の中に入って、キャッチフレーズは
読み応えは2冊分
お値段は1冊分
デスよ♪お得感、満載ですねぇ~(#^.^#)。


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