『校閲ガール ア・ラ・モード』/宮木あや子 ◎

本編に関しても、色々書きたいことはあるんですが…。
何はともあれ、声を大にして伝えたい・・・!
木崎の出演、ありがとうございます、宮木あや子さん!!!
いやもう、木崎が出てきた瞬間「わぁ!」と声に出して立ち上がってしまい、ドーナツ屋の店内で注目を浴びました(^_^;)。
外で読むべきではなかったかしらん、『校閲ガール ア・ラ・モード』(笑)。
でもその瞬間、アタマの中では紙吹雪まき散らしながら狂喜乱舞する自分が見えました。さすがにリアルではやらなかったけど、ニヤニヤは止まりませんでしたねぇ。

―― いや、ちょっと待て(笑)。
このレビューは『校閲ガール ア・ラ・モード』のレビューですよ・・・。
『セレモニー黒真珠』の木崎(文学青年系眼鏡美男子・トホホ属性)が一瞬だけ出演して嬉しかったのは確かですが、それで終わっちゃいかんのですよ(笑)。ホント、どんだけ私木崎が好きなんだろう(*^^)v。

注 : 『校閲ガール』の続編の本作『校閲ガール ア・ラ・モード』は、前作の主人公・校閲ガールこと河野悦子のまわりの人々に焦点を当てた短編集でございますよ(^_^;)。

いやしかし、どれも面白かったわ~。みんなイロイロありすぎで愛おしくてたまらんよ、私は・・・!
とにかくニヤニヤ笑いながら、ぐいぐい読めちゃうので、あらすじとか要らないよね♪
各編で取り上げられた人物について、私より一言ずつ(笑)。
「校閲ガールのまわりのガール・森尾」
トライリンガル・森尾、新企画カッコいいよ、頑張って!
「校閲ガールのまわりのガールなんだかボーイなんだか・米岡」
米岡さんのそういうニュートラルなところ大好きです!
「校閲ガールのまわりのガールというかウーマン・藤岩」
テツパン・・・!かわいいよ、この子!今井との組み合わせが絶妙(笑)。
「校閲ガールのまわりのサラリーマン・貝塚」
とんでもなく嫌なヤツだと思ってたら、結構真剣に仕事してるのね・・・(^_^;)。
「校閲ガールのまわりのファンジャイ」
章タイトルで「菌類」を名乗る、実はすごい体験の持ち主なオジサマ。
ここで、まさかの木崎登場!(1ページ弱だけ・・・)
番外編「皇帝の宿」
エロミス作家・本郷のあの騒動(笑)。
あとがき「おまけマンガ」
次、出ますかねえ・・・?
出してくださいぃぃぃ!!

いやぁ、ホント、楽しかった(←そればっかり…)。
森尾・米岡・藤岩・貝塚の若者群も素敵だが、ファンジャイなエリンギ部長がまあ、いいお味を出してらっしゃる♪編集者だった若い頃の、壮絶な体験。本郷先生のエロミス転向を評価して単行本化を提案したこと、傍若無人?な悦子に対しても鷹揚な対応が出来てるところ、ちゃんと若者たちを評価してるオトナなところ。裏表紙のイラストのエリンギおじさんが・・・ねぇ。結構好きかも~(笑)。

あと、貝塚ですな。前作では悦子を「ゆとり」呼ばわりするイヤな先輩編集者でしたが、実は「一緒に仕事をしたい作家(売れてない)」のために「ベストセラーを出す」ことに血道を上げてるとか、悦子に言われてちょっと反省して差し入れ持ってくるところとか、案外いい奴じゃないの~。
元々は「カオのいい森尾」が好きだったから、将を射んとすればと悦子の周辺に出没してたはずだけど…今はアレよね、狙いは悦子になってるよね~♪

テツパンな藤岩も、結構好きな子です。生真面目でダサいところ、ちょっと自分と重なるなぁと思って(笑)。いや、藤岩みたいに賢くないですけど。大真面目でいろいろ考えてるけど、空回っちゃったり、純粋すぎたり、なんかかわいげがあるなぁって思うんですよ。是非、ダサいところは変わりつつも生真面目なところは維持して、ボケ&ツッコミ両方頑張ってほしいです♪

『校閲ガール』の登場人物のいいところって、自分とジャンルが違う人でも、臆せずどころか懐深くまでしっかり受け入れるところですよね。
「あ、この人世界違うし」とか、すぐに自分とちょっとでも違う人をはじきたがる最近の傾向、人として狭いよなぁと思うんですよ。こういう広い人間性って、素敵だなぁと思います。私もそうありたいものです。

ところで。
あとがきのマンガで、今井と加奈子が「次、出ますかねえ・・・?」って言ってますけど、是非出して欲しいですよねぇ。
オシャカワ(悦子)とアフロ(是永先生)がどうなったか、ってのは私も気になりますもん。
貝塚の過去とかもね~!
そしてやっぱり、<木崎の登場>を期待してるからなんですけど!うふふ!!
米岡さんの同級生ってことは、貝塚とも同い年か~。この3人でなんか絡みがあったら(水無月・R的に)美味しいんだけどなぁ。
まあ、あとがきでこういうこと書いてらっしゃるんで、きっと悦子が主役の続編(長編がいいな)が出る予定、あるんだろうと思います♪
早く出して~出して~、とKADOKAWAに向けて電波を放出しておきましょうかね(笑)。

(2016.05.03 読了)

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宮木あや子 KADOKAWA発行年月:2015年12月16日 ページ数:230p サイズ:単行本 I


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