『魔王城でおやすみ(5)』/熊之股鍵次 ◎ コミックス

熊之股鍵さんが描く〈魔王城でおやすみ〉シリーズの5冊目『魔王城でおやすみ(5)』。 日々、快眠を求めて魔族たちを蹂躙するスヤリス姫(笑)。 ホントにホントに姫ったら、人間界に帰る気全ッ然ないよねぇ・・・!! 姫の傍若無人はとどまるところを知らず、魔族たちの姫大好きぶりもとどまるところを知らず、魔王城内の混乱は加速するばかり。 で…
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『サムライ・ダイアリー ~鸚鵡籠中記異聞~』 天野純希 〇

実在の尾張藩士・朝日文左衛門が26年間書き続けた日記の「秘本」が綴られる『サムライ・ダイアリー ~鸚鵡籠中記異聞~』。表本は実在してて、当時の世相・風俗を知る貴重な資料なのだそうですが、こんな異本があったら、こっちの方が世の中には受けたでしょうね(笑)。天野純希さんの描くダメダメ藩士・文左衛門の日々が、なんとも情けなくそれでいて「しょう…
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『室町繚乱 ~義満と世阿弥と吉野の姫君~』/阿部暁子 ◎

室町時代の知識があまりないまま読み始めたのですが、阿部暁子さん、大変面白かったです。 世間知らずだった南朝の皇女・透子の成長を描いた『室町繚乱 ~義満と世阿弥と吉野の姫君~』、相争う南北朝及び幕府という複雑な政治事情を背負った若者たちの苦悩と決意を咲き乱れさせる、力強い物語でした。 吉野の山奥の南朝から、北朝に寝返った楠木正儀を…
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『魔王城でおやすみ(4)』/熊之股鍵次 ◎コミックス

人間界から魔王に攫われてきたスヤリス姫。 勇者による救出を涙ながらに待って・・・ません、全然。 相変わらず、帰る気ナッシングだよね~、姫。 熊之股鍵さんが描く〈魔王城でおやすみ〉シリーズ第4弾『魔王城でおやすみ(4)』、魔王城からさらに「旧魔王城」に攫われたって、姫は快眠を求めることは怠りません(笑)。 魔族も実は一枚岩では…
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『異人館画廊 ~当世風婚活のすすめ~』/谷瑞恵 〇

イギリスへ留学し、スキップで図像学を修めた此花千景は、祖母の営む「異人館画廊」で暮らしている。千景と画廊に集うキューブのメンバーが関わる、図像が使われているという絵画にまつわる事件を描く〈異人館画廊〉シリーズ。本作『異人館画廊 ~当世風婚活のすすめ~』では、千景の幼少時の誘拐事件の関係者も登場するのですが・・・。谷瑞恵さん、千景の誘拐事…
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『我らがパラダイス』/林真理子 〇

超高級介護付きマンションで働く3人の中年女性。彼女たちにも、介護が必要な親がいるのだけど、自分の職場の老人たちとのあまりの格差に、悩みを通り越して憤りを感じている。そんな彼女たちの、ハチャメチャな行動を記した林真理子さんの『我らがパラダイス』。中年女性たちとは同年代だし、うちの親はまだ介護は必要ないけど、いずれは・・・と思うんですが、共…
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『八咫烏外伝 烏百花 ~蛍の章~』/阿部智里 ◎

阿倍智里さんの〈八咫烏世界〉シリーズの、各長編の合間にあった、愛の物語6編。それぞれにとっての愛が、美しく力強く、描かれてていました。素晴らしかったです。『八咫烏外伝 烏百花 ~蛍の章~』ってことは、他にも短編集が出るという認識でよろしいでしょうか。是非に、こういう本編とは別のサイドから描かれる物語も読みたいので、期待して待ってます! …
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『エクサスケールの少女』/さかき漣 〇

あら~?なんか、思ってたのと違うなぁ・・・。 人間とAIの未来を描く、という書評に惹かれて読み始めたんですけど、なんか、凄くもったいない感じが・・・。 日本からシンギュラリティを起こそうとする最高の頭脳を持つ青年と彼が手にした最高の環境、不可思議な体質の少女、日本古代神話とのかかわり、AIやAGI(汎用人工知能)の発展、人間の欲とそ…
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『魔王城でおやすみ(3)』/熊之股鍵次 ◎コミックス

人間界に帰る気全くナシのスヤリス姫、今日も元気に魔王城を徘徊中です。 いいのかそれで(笑)。いいんだよね、それで。だって、面白いんですもん。 熊之股鍵次さんの〈魔王城でおやすみ〉シリーズ第3巻、『魔王城でおやすみ(3)』ですよ。本作も全力で快眠を求める姫と、それに振り回される愉快でトホホな魔族たちが、面白すぎてニヤニヤしちゃいました…
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『抱卵』/堀真潮 ◎

スイートなものからダークなものまで、様々な掌編が詰まった一冊。本作『抱卵』でデビューの堀真潮さんは、表題作「抱卵」で第一回「ショートショート大賞」を受賞。24作品、それぞれに違った味わいがあり、楽しめました! まず、一番最初の作品「井戸の住人」で、ぐっと掴まれました。井戸に引きこもってる(笑)幽霊とその家の夫婦と霊媒師のやり取りが、可…
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『ホワイトラビット』/伊坂幸太郎 ◎

伊坂幸太郎さん、いやぁ~面白かった!! 仙台で起きた人質立てこもり事件「白兎事件」(←ただしそう呼んでいるのは作中の語り手だけのようである)を描いた『ホワイトラビット』、伊坂さんらしい凝った作りで、テンポが良くて、とても楽しかったですよ! いやはや、伊坂節全開ですね~! 「伊坂さんなんだから、時系列のトリックは絶対にある!」と…
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『愛なき世界』/三浦しをん ◎

植物研究に心を傾ける本村、本村に恋をした洋食屋・円服亭従業員の藤丸、本村の所属する松田研究室の面々、藤丸の師匠・円谷・・・あ~、も~、みんな可愛いよ!愛おしいよ!!三浦しをんさん、ホントに大好きですよ。タイトルは『愛なき世界』ですが、愛にあふれる、幸せで胸がいっぱいになる、素晴らしい作品でした! タイトルは、感情のない植物が進化し生き…
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『ニャンニャンにゃんそろじー』/有川浩 他 (アンソロジー) ◎

有川浩さん目当てで、図書館で予約したこのアンソロジー。他の作品も、良かったわ~。あえて言えば猫派、という程度の私も、がっつり心を持って行かれましたねぇ。猫飼うのもいいかなぁ、なんて思ったり(笑)。『ニャンニャンにゃんそろじー』、猫好きさんにはたまらないであろう、素敵なアンソロジーでした♪ 「猫の島」/有川浩『アンマーとぼくら』番外編。…
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『魔王城でおやすみ(2)』/熊之股鍵次 ◎(コミックス)

先日読んだ第1巻が、可愛くて楽しくてニヤニヤしちゃったので、『魔王城でおやすみ(2)』もそれはもう、期待大で読ませていただきました。 ・・・熊之股鍵次さん、素晴らしすぎる。 期待の数段上を行く、姫の〈安眠を求める徘徊〉、今作も大いに楽しませていただきましたとも!! 前作のレビューでも書きましたけど、ホントすごいわ(笑)。 人…
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『魔王城でおやすみ(1)』/熊之股鍵次 ◎(コミックス)

水無月・R家の次男は、アニメ・マンガ好きの高校生です。そんな彼が先日、お年玉を握りしめて大型書店へ行き、大量のコミックスを購入してきて、リビングに広げて悦に入っている姿を見てしまった母(笑)。 彼の戦利品の中で、面白そうだなぁと気になったのが、この〈魔王城でおやすみ〉シリーズの9巻。 次男が貸してくれるというので、さっそく『魔王城で…
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『ことことこーこ』/阿川佐和子 〇

離婚して実家に出戻って来たフードコーディネーターの香子と、認知症の症状が出始めた母・琴子。2人の名前を合わせたのが、この作品のタイトル『ことことこーこ』なんだけど、香子のフードコーディネーターという職業柄、料理を煮込んでいる音のようにも感じられます。こっくりとよく味が染みた、美味しいお料理のイメージが浮かびますねぇ。 阿川佐和子さん、…
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『転生!太宰治 ~転生して、すみません~』/佐藤友哉 〇

なんで佐藤友哉さんが、太宰の転生モノを書いたんだろう・・・?という疑問から、この『転生!太宰治 ~転生して、すみません~』を読み始めたんですが、そんな疑問はどうでもいいぐらい、面白かったですね。これは・・・分類的にはライトノベルなのかしら。表紙のイラストは明らかに、ラノベです。でもちゃんと、太宰の顔なんだよねぇ(笑)。ちなみに私の疑問の…
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『ガーデン』/千早茜 〇

本作『ガーデン』装丁の、密集する植物の森。噎せ返るような濃密さが感じられ、ドロドロ系の物語かと思ってました(笑)。どっちかというと、主人公・羽野自身はそういったドロドロを、ガラス一枚隔てた場所から温度のない目線で眺めているような男でした。千早茜さんって、時々こういう体温の低そうな男性を描きますねぇ。 密集する植物の森、と書きましたが、…
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『AX』/伊坂幸太郎 ◎

伊坂幸太郎さんの〈殺し屋シリーズ〉第3弾。本作『AX』の主人公は、一流の殺し屋だが、殺し屋稼業をを引退したくて仕方ない男・兜(かぶと)。兜は妻の不機嫌をいたく恐れており、高校生の息子にまで心配され呆れられるレベルの恐妻家なのだが・・・。 殺伐とした殺し屋稼業、量産される死体と度重なる死闘。・・・だけど、読了後のこの胸の暖かさは何だろう…
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水無月・R的・2018年読了作品 ベスト10!

年の瀬も押し迫ってまいりました。今年は暖冬で、本当にありがたい・・・、と思ってたらここ数日の冷え込みの厳しさ。動くのが嫌いで冷え性な私には、辛いです(笑)。さて、そんな私の今年の読了作品数、64作品。読めた冊数はともかく、今年も充実した読書生活を送れたな、と思っております。そんな中での〈年間ベスト10!〉、毎年のごとく「順番つけがたい~…
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