『ニャンニャンにゃんそろじー』/有川浩 他 (アンソロジー) ◎

有川浩さん目当てで、図書館で予約したこのアンソロジー。他の作品も、良かったわ~。あえて言えば猫派、という程度の私も、がっつり心を持って行かれましたねぇ。猫飼うのもいいかなぁ、なんて思ったり(笑)。『ニャンニャンにゃんそろじー』、猫好きさんにはたまらないであろう、素敵なアンソロジーでした♪ 「猫の島」/有川浩『アンマーとぼくら』番外編。…
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『魔王城でおやすみ(2)』/熊之股鍵次 ◎(コミックス)

先日読んだ第1巻が、可愛くて楽しくてニヤニヤしちゃったので、『魔王城でおやすみ(2)』もそれはもう、期待大で読ませていただきました。 ・・・熊之股鍵次さん、素晴らしすぎる。 期待の数段上を行く、姫の〈安眠を求める徘徊〉、今作も大いに楽しませていただきましたとも!! 前作のレビューでも書きましたけど、ホントすごいわ(笑)。 人…
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『魔王城でおやすみ(1)』/熊之股鍵次 ◎(コミックス)

水無月・R家の次男は、アニメ・マンガ好きの高校生です。そんな彼が先日、お年玉を握りしめて大型書店へ行き、大量のコミックスを購入してきて、リビングに広げて悦に入っている姿を見てしまった母(笑)。 彼の戦利品の中で、面白そうだなぁと気になったのが、この〈魔王城でおやすみ〉シリーズの9巻。 次男が貸してくれるというので、さっそく『魔王城で…
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『ことことこーこ』/阿川佐和子 〇

離婚して実家に出戻って来たフードコーディネーターの香子と、認知症の症状が出始めた母・琴子。2人の名前を合わせたのが、この作品のタイトル『ことことこーこ』なんだけど、香子のフードコーディネーターという職業柄、料理を煮込んでいる音のようにも感じられます。こっくりとよく味が染みた、美味しいお料理のイメージが浮かびますねぇ。 阿川佐和子さん、…
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『転生!太宰治 ~転生して、すみません~』/佐藤友哉 〇

なんで佐藤友哉さんが、太宰の転生モノを書いたんだろう・・・?という疑問から、この『転生!太宰治 ~転生して、すみません~』を読み始めたんですが、そんな疑問はどうでもいいぐらい、面白かったですね。これは・・・分類的にはライトノベルなのかしら。表紙のイラストは明らかに、ラノベです。でもちゃんと、太宰の顔なんだよねぇ(笑)。読んでみた結果、私…
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『ガーデン』/千早茜 〇

本作『ガーデン』装丁の、密集する植物の森。噎せ返るような濃密さが感じられ、ドロドロ系の物語かと思ってました(笑)。どっちかというと、主人公・羽野自身はそういったドロドロを、ガラス一枚隔てた場所から温度のない目線で眺めているような男でした。千早茜さんって、時々こういう体温の低そうな男性を描きますねぇ。 密集する植物の森、と書きましたが、…
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『AX』/伊坂幸太郎 ◎

伊坂幸太郎さんの〈殺し屋シリーズ〉第3弾。本作『AX』の主人公は、一流の殺し屋だが、殺し屋稼業をを引退したくて仕方ない男・兜(かぶと)。兜は妻の不機嫌をいたく恐れており、高校生の息子にまで心配され呆れられるレベルの恐妻家なのだが・・・。 殺伐とした殺し屋稼業、量産される死体と度重なる死闘。・・・だけど、読了後のこの胸の暖かさは何だろう…
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水無月・R的・2018年読了作品 ベスト10!

年の瀬も押し迫ってまいりました。今年は暖冬で、本当にありがたい・・・、と思ってたらここ数日の冷え込みの厳しさ。動くのが嫌いで冷え性な私には、辛いです(笑)。さて、そんな私の今年の読了作品数、64作品。読めた冊数はともかく、今年も充実した読書生活を送れたな、と思っております。そんな中での〈年間ベスト10!〉、毎年のごとく「順番つけがたい~…
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『タンゴ・イン・ザ・ダーク』/サクラ・ヒロ △

いやぁ・・・久し振りに読了後、「え~と、だから、何?」って思ってしまいました。 サクラ・ヒロさん好きな方、ごめんなさい。私には、このカオスな世界観が理解できませんでした。 真の暗闇の地下室で音楽セッションする夫婦を描いた『タンゴ・イン・ザ・ダーク』、何がどうしてこうなって、そしてどういうラストになったのか・・・。 ある日突然、…
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『異人館画廊 ~幻想庭園と罠のある風景~』/谷瑞恵 〇

図像学の研究者である此花千景と、その祖母が経営する〈異人館画廊〉に集う絵画愛好家仲間・キューブのメンバーが関わる絵画の謎を巡る谷瑞恵さんの物語、〈異人館画廊〉シリーズ。本作『異人館画廊 ~幻想庭園と罠のある風景~』は、その3冊目。図像術が使われているかもしれないというブリューゲルの絵を調査するために、コレクターの元を訪れた千景と透磨は、…
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『負けるもんか ~正義のセ~』/阿川佐和子 〇

シリーズ当初「融通キカンチン」と称され、猪突猛進新人検事だった凛々子も6年目を迎え、尼崎支部の筆頭検事として、忙しい日々を送っている。 阿川佐和子さんの〈正義のセ〉シリーズ4冊目です。 『負けるもんか ~正義のセ~』、本作では凛々子の検事としてというか人間的な部分での成長が、鮮やかに描かれていました。 甲子園球場近くの官舎に住…
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『鬼女の都』/菅浩江 〇

・・・京都の怖さを思い知る、・・・いや、私、知ってた。更に思い知らされた・・・って感じでしょうか。菅浩江さんって、京都在住だったんですね。なんていうか、京都ってやっぱり、私みたいな単細胞には向いてないなぁと、痛感いたしました。京都を舞台にした歴史ロマン小説で人気の同人作家・藤原花奈女の自死から始まる『鬼女の都』は、京都という〈街〉が引き…
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『銀の猫』/朝井まかて 〇

江戸の庶民の情緒を描けばピカイチの朝井まかてさん。本作『銀の猫』では、介抱人として女中奉公をするお咲の仕事ぶりと日常を丁寧にたどる、ほっとするような物語です。 母親が婚家(今は離縁している)にした借金を返すため、普通の女中奉公よりも給金の良い「介抱人」をしているお咲。江戸の老人介護は、基本「一家の主が担うもの」だということだけれど、手…
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『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』/青木美詠子 〇

私、かなりの冷え性でございます。 冬は、靴下なくして眠れない、基本衣類はタートルネック、タイツと靴下とズボンの重ね履きがデフォルト、夏だって、スーパーの食品売り場に行くなら長袖カーディガンが手放せない(棚からの冷気に負ける)。 そんな私が『ずぼらな青木さんの冷えとり毎日』というタイトルを発見したら、読むしかないですよ、ハイ。 ずぼ…
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『玩具修理者』/小林泰三 △

以前小林泰三さんの『ドロシイ殺し』を読んだ時、ラストで「私は手児奈」と囁いて去って行った人物がいました。「手児奈」って言ったら「真間の手児奈」だよね?とうとうビル(井森くん)ったら、日本の伝承物語の世界にも迷い込んじゃうわけ?と思ってたら、別作品に「手児奈」が登場するという情報が。その登場作品が、本作『玩具修理者』に入っている「酔歩する…
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『水没ピアノ ~鏡創士がひきもどす犯罪~』/佐藤友哉 〇

偉業で異能な鏡家兄弟を描く、佐藤友哉さんの〈鏡家サーガ〉シリーズ第3弾、『水没ピアノ ~鏡創士がひきもどす犯罪~』。とはいえ、本作では鏡家から出演しているのは、次男・創士のみ。しかも、主人公は別の人物。とはいえ、サブタイトルに名前が入ってくる以上、創士も重要な役目を果たすわけですが・・・。 相変わらず〈暴力と偏狂〉に満ちている、〈鏡家…
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『暗幕のゲルニカ』/浜田マハ ◎

1年ほど前『楽園のカンヴァス』を読んだ時、とても強烈な印象を受けました。その際、原田マハさんのアート・サスペンスとしてお勧め頂いたのが、本作『暗幕のゲルニカ』です。 こちらもまた衝撃的というか、、ピカソの〈ゲルニカ〉に込められた反戦の思いと、〈ゲルニカ〉を守り庇護していった人々の信念が強く描かれた、素晴らしい作品でした! 〈ゲル…
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映画《旅猫リポート》を観てきました~!

水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さん原作、映画《旅猫リポート》を、公開直後のレディースデーに観てきました~! いやぁ、もう泣きましたね。ホント、映画館でこんなに泣いたの、初めてですよ~。厚手のタオルハンカチ、涙用と鼻水用に分けて2枚持って行ってよかった(笑)。どっちもグショグショにな…
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『絶対正義』/秋吉理香子 ◎

評価は◎ですけどぉ~~~。 でも、読後感は、最悪ですよ・・・秋𠮷理香子さん・・・。 前評判は思いっきり聞いてたんで、覚悟してたんですけど、設定から展開から、もうイヤミス感全開で。 ・・・この読後感の酷さは、正直久しぶりです。だけど、グイグイ読まされてしまう。怖ろしい。 『絶対正義』を標榜する範子、範子に助けられた…
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『末枯れの花守』/菅浩江 ◎

今まで菅浩江さんの作品と言えば、〈人〉と〈機械〉の遠い未来を描いた優しく切ない物語、というイメージだったのですが、本作『末枯れの花守』は全く違う世界観の物語でした。でも、こういう和風の幻想世界ものも、大好きです。美しくも温かく切ない世界を、堪能しました! 思いが深まりすぎる者を「永遠の花としてやろう」と誘いに来る、2人の美姫・常世姫と…
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