テーマ:SF

『断絶への航海』/ジェイムズ・P・ホーガン 〇

去年読んだ『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』という、〈AIという技術の基礎知識やそれが人間の未来にどんな影響を及ぼすか〉ということを書いた実用書?子供向け解説本?・・・な本を読んだ際に、〈人間とAIが共存する世界〉として描かれたSFである本書『断絶への航海』のあらすじが紹介されていました。興味があったので〈読みたい本リスト〉に…
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『エクサスケールの少女』/さかき漣 〇

あら~?なんか、思ってたのと違うなぁ・・・。 人間とAIの未来を描く、という書評に惹かれて読み始めたんですけど、なんか、凄くもったいない感じが・・・。 日本からシンギュラリティを起こそうとする最高の頭脳を持つ青年と彼が手にした最高の環境、不可思議な体質の少女、日本古代神話とのかかわり、AIやAGI(汎用人工知能)の発展、人間の欲とそ…
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『屍者たちの帝国』/大森望責任編集(アンソロジー) ◎

伊藤計劃×円城塔の『屍者の帝国』の世界観を舞台に、様々な執筆者が競作するシェアードワールドな短編集、『屍者たちの帝国』。 責任編集は翻訳家・書評家の大森望さん。 死者に疑似霊素をインストールして屍者として使役している、ifの世界を切り取った、8つの物語は、どれも興味深く、きちんと世界観が根付いているうえでの自由さに驚かされました。 …
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『屍者の帝国』/伊藤計劃・円城塔 〇

伊藤計劃さんが遺した構想と序章から円城塔さんが完成させた、『屍者の帝国』。 十九世紀末、死亡した人間にプログラム(疑似霊素)をインストールして、屍者として使役している、ifの世界が舞台。屍者の使役は一般化しており、既に欠くべからざる社会要素となっている。 物語を記す役割を担っているフライデーもまた、屍者の一人である。 いやしか…
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『誰に見しょとて』/菅浩江 ◎

東京湾に浮かぶメガフロート・通称「プリン」。その中にある美容に関する様々を体験できるサロン。 そこから始まる、美容と医療の複合企業・〈コスメディック・ビッキー〉の物語は、時に古代の化粧についてのエピソードを挟みつつ、発展していく。 菅浩江さん、久しぶりだな~、と思ったらなんと6年ぶりでした(笑)。 美容と医療SFが見事に融合した『…
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『虐殺器官』/伊藤計劃 ◎

これがデビュー作だというのだから、とにかく凄い。 しかし残念ながら、著者伊藤計劃さんはもう、お亡くなりになっている。惜しい。本当に、惜しい。 以前読んだ『ハーモニー』では、衝撃のラストに愕然とさせられましたが、本作『虐殺器官』のラストには驚きはしなかったものの、非常に苦い思いをさせられました。 それでも、読めてよかった。この苦い思…
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『ハーモニー』/伊藤計劃 ○

核が多用され世界的な混乱となった〈大災禍〉。そこから人類は、〈人〉という資源を公的なものととらえ、尊重する方向性に舵を切った。 過分なユートピアに叛旗を翻そうとした少女たちの、その後の物語。 昨年の秋、大々的に映画化された伊藤計劃さんの3部作のうちの1つ。 最初に『ハーモニー』を選んだのは、一番興味が持てそうなあらすじだったからな…
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『機巧のイヴ』/乾緑郎 ◎

江戸時代のような設定の世界の、天府(将軍のいる都市)。十三層の巨大遊郭のあるその街で、機巧師・釘宮久蔵とその屋敷に住む伊武という女、そこへ出入りする元・公儀隠密・田坂甚内、彼らの迫る秘密とは・・・・。 新聞の書評か何かで見かけた乾緑郎さんの『機巧のイヴ』、ミステリーに分類されるそうですけど…、え?ミステリー? どっちかって言うと、ス…
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『バイティング・ザ・サン』/タニス・リー ◎

アンドロイドやロボットが人間に奉仕し、人間は快楽にのみ生きる未来都市。人は死なず何度でも生命を復活され、外見や性別までも自由に変え、砂漠の中の巨大ドームの中でのみ生活する。奔放に生きる青年期・ジャング達は、破壊・狂乱をつづけるが、都市はそれをも包み込み、平穏に管理を続け、ただ人を生かしていく。 『バイティング・ザ・サン』とは、「太…
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恩田陸『ねじの回転~FEBRUARY MOMENT 』 ◎

恩田陸『ねじの回転~FEBRUARY MOMENT 』 無教養な傍観者、水無月・R。「2・26事件」についても、知識ほとんどなし。でも、読んでいて、非常に面白かった。 タイムトラベルネタは、よくあるけれど、それを‘時間管理者側&実行者‘、‘さらにその上を行く管理者‘が内包し、時間をさかのぼって事件を何度もやり直したり、さらに…
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