テーマ:『雨月物語』関係

『日本文学全集 11 (好色一代男・雨月物語・通言総籬・春色梅児誉美)』/池澤夏樹編集 ○

円城塔さんの「雨月物語」を読みたくて、図書館で予約をした『日本文学全集 11 (好色一代男・雨月物語・通言総籬・春色梅児誉美)』。浮世草子・読本・洒落本・人情本の4ジャンル、年代もばらばらの四作。もちろんこれで江戸文学を網羅しているとは言い難いのですが・・・。 以前にも書いたことがありますが、私が学生時代に一番、真面目に取り組んだのが…
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『雨月物語 ~魔道、呪い、愛、救い、そして美の物語集~』/金原瑞人 ○

上田秋成、『雨月物語』。水無月・Rが、学生時代にもっともまじめに取り組んだ文学である。この読書感想ブログを始めて7年半になるが、実は『雨月物語』がらみの作品のレビューを3つ書いている。思い入れがあるこの物語を、高校の文芸部員たちが自分なりに語り下すスタイルで描かれた本作『雨月物語 ~魔道、呪い、愛、救い、そして美の物語集~』。今どきの高…
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『雨月物語』/岩井志麻子 ○

上田秋成は、父は不明で4歳の時に母と別れ、紙油商家・嶋屋の養子となった。この『雨月物語』は、その秋成を養子に出した母が妖異となり果ててまでも、思いを込めて語り尽くした、魔の物語である。岩井志麻子さんの手にかかると、上田秋成の母はこんなにも怖ろしく、そして読者を闇の世界に惹きつけてやまない語り手になるのですねぇ。もちろん、舞台は岡山・・・…
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『曾根崎比丘尼~新・雨月物語~』/富樫倫太郎 ○

上田秋成の『雨月物語』。水無月・Rが学生時代、一番真剣に取り組んだ文学です。なので、ついつい『雨月物語』ってつくと、チェックしちゃうんですよね~。いや、さすがにもう研究書の類は読みませんが、小説だと「読んでみよう!」って気になるんですよ。とはいっても本作『曾根崎比丘尼~新・雨月物語~』は、『雨月物語』の翻案とか、そういうものではありませ…
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『蝶のゆくえ』/橋本治 △

うっわ~、すっごく、評価に悩む作品だな~。たぶん、よい作品だとは思うんですよね。ただ、普段深く思索することない水無月・Rには、荷が重かったって言うか・・・ああ、私ってダメダメ人間(-_-;)。様々な世代と立場の女たちの、ままならぬ日常と思考が明確に文章化されて、物語が進んでいく。橋本治は《女》を解り過ぎている。怖いぞ、それって。 なん…
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『雨月物語』/青山真治 ◎

上田秋成の『雨月物語』から、「蛇性の淫」「浅茅が宿」「菊花の約」の3篇を取り上げ、再構成した小説です。上田秋成の『雨月物語』は、実は水無月・Rにとって、学生時代の思い出の作品でもあります。なので、生半可な翻案小説だったら怒るぞ!という気概で読んでみたらば・・・。なかなかに良い作品ではありませんか。原作の幽玄な雰囲気に加え、原作では独立し…
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