テーマ:ほのぼの

『かむさりやまのおまじない』/三浦しをん(原作)・山岡みね(文・絵) ◎(絵本)

三浦しをんさんの『神去りなあなあ日常』の中で、〈おやかたさん〉である清一さんの息子・山太が神隠しにあった時のおはなし。さんたが『かむさりやまのおまじない』をとなえると・・・?山岡みねさんの文と絵でさんた(山太)の楽しい冒険が始まります。 あの神隠し騒動の時、山太はこんな経験をしてたんですねぇ♪山の神様なのかな、あかさんとしろさんと、楽…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

『ガソリン生活』/伊坂幸太郎 ◎

先日の『聖なる怠け者の冒険』に引き続き、実は本作『ガソリン生活』も、新聞連載時に読んでました。こちらも加筆修正はありましたが、「え?全然違う話じゃん!」ってことはなく(笑)。望月家の愛車、緑のデミオが遭遇した、驚きの連続の事件、とても楽しく読みました。伊坂幸太郎さんらしい、伏線がたくさん、会話が軽やか、気持ちよい読書タイムとなりました♪…
トラックバック:2
コメント:4

続きを読むread more

『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』/万城目学 ◎

とても、かわいいお話である。タイトルは『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』だけど、他の登場人物&動物も、ほのぼのしてて、微笑ましくてイイですなぁ。万城目学さんと言えば、私的には「格調高きトホホの香り(笑)」が素敵な作家さんなんですが、本作はトホホというより「ほのぼの~♪」です。猫のマドレーヌ夫人と小学1年生のかのこちゃんの視点から、とある町…
トラックバック:5
コメント:6

続きを読むread more

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』/吉田篤弘 ○

この作品、以前吉田篤弘さんの『百鼠』を読んだときに、イマイチ私には合わないなぁ~というレビューを書いたんですが、その時に雪女さんという方からコメントで「別の作品でいいのがありますよ」と教えて頂いたので、「読みたい本リスト」入りしてました。 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』という長いタイトルが印象的です。 仕事をやめ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

『つづきの図書館』/柏葉幸子 ◎

絵本の登場人物たちが「自分の物語を読んだ子の続きを知りたいいんだ~!」と、飛び出してきた。 司書の桃さんは、彼らの願いをかなえようと色んな行動を起こすのだけど、何せ相手は絵本の登場人物たち。ドタバタと彼らに振り回されながら、桃さん自身も変わって行く。 柏葉幸子さんて児童文学の作家さんという認識でしたが、『つづきの図書館』は主人公・桃…
トラックバック:2
コメント:5

続きを読むread more

『とりつくしま』/東直子 ◎

ううむ・・・。いかん・・・。 「ハートフルファンタジー」な評判の方ばかり覚えてて、「死んだ人がものにとり憑く」という根本的な設定をすっ飛ばして読み始めてしまいました。 そして・・・泣いてしまいましたよ。・・・く、くそう。ダメなんだようぅ~こういうの。 逝く者、残される者、お互いの未練というのが全部、私自身の覚悟のなさへ跳ね返って来…
トラックバック:3
コメント:4

続きを読むread more

『ミーナの行進』/小川洋子 ○

あ~、なんだろ、この肩すかし感は・・・・。いや・・・いい物語だったと思うんだけど。なんていうんだろうか。優しすぎる。うん、多分そうだ。小川洋子さんの『ミーナの行進』、水無月・R的に合いませんでした・・・好きな方、ごめんなさい。 冒頭で、すでに30年以上の過去回想であることが分かってるせいか、物語の中に「喪失」というテーマを見てしまった…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

『ぎょうれつのできるパンやさん』/ふくざわゆみこ ◎ (絵本)

また、絵本です(*^_^*)。 ふくざわゆみこさんの絵本は、かわいい動物がいっぱい出てくるので、ウチの次男(先日卒園!)のお気に入りです。 本作『ぎょうれつのできるパンやさん』も、出てくるパンは美味しそう、動物さんたちはかわいい、と大変彼の気に入り、しかも表紙カバーの折り返しに「ニワトリさんのたまごパン」のレシピがのっていたため、「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『いぬうえくんがわすれたこと』~いぬうえくんとくまざわくん5~/きたやまようこ ◎

すみません、これは実は「幼年どうわ」というシリーズでして、【蒼のほとりで書に溺れ。】の他の記事と釣り合いが取れないんですが、どうしても、書きたいので・・・。 でも幼児向けでありつつ、大人にも響く部分があるような気がします。 きたやまようこさんは、ウチの長男が幼児だった時代に親子でハマった絵本作家さんです。「ゆうたくんちのいばりい…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

『カソウスキの行方』/津村記久子 ○

不倫カップルのバカップル話のあおりを食らって、郊外倉庫に飛ばされてしまったイリエ。2つ年下の藤村と同い年の森川とイリエ、正社員はこの3人だけ。日々だらけていく自分にカツを入れようと~~好きになったということを仮定してみる。~~(本文より引用)、つまり「カソウスキ〔仮想好き〕」を始めることにする。その『カソウスキの行方』は如何に・・・。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『ポーの話』/いしいしんじ ○

いしいしんじさんの描く、きらめくシャボン玉のような不思議な世界。だんだんと降り積もっていくマリンスノーのような、優しく暖かい情景がキラキラしています。『ポーの話』は、うなぎ女から生まれたポーの物語です。 ポーは、うなぎ女から生まれ、泥川を自在に泳ぎ回り、何分でも潜っていられる。ある日盗みの達人・メリーゴーランドと知り合う。500年に一…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

『雪屋のロッスさん』/いしいしんじ ◎

あ~、これはいいファンタジーだ・・・。いしいしんじさん独特の、柔らかな物語たち。30もの不思議な職業の人々(時々動物やモノ)が、優しく、やわらかく、暖かく、物語を紡いでいく。それぞれが独立していて、かかわり合いはないのに統一感があるのは、物語たちの背後に流れる、ファンタジーの彩りが透明に澄んでいて、美しいからだろうか。『雪屋のロッスさん…
トラックバック:6
コメント:11

続きを読むread more

『頭のうちどころが悪かった熊の話』/安東みきえ ◎

「頭をうって、記憶を失っちゃった熊さんが、大事な〈レディベア〉をさがす」という単純な物語の中に、気持ちがほっとするような経過が描かれていく。大人にも読み応えのある童話、とは確かにこういう物語をさすのだな、と思う。示唆に富んでいる、という言い方では、何だか物足りない気がする。 かわいらしい動物たちの7つの物語は、あっさりと描かれているよ…
トラックバック:4
コメント:8

続きを読むread more

『時の旅人』/長野まゆみ ◎

関東大震災で80年未来へタイムスリップしたチカホの「リュウグウノツカイ」。昭和48年から13年過去へタイムスリップしたウシホの「タマテバコ」。2069年から100年を遡ったリクの「トコシエノタビ」。この3つの時間旅行を描く『時の旅人』。 3つの章に共通しているのは、13歳の少年がタイムスリップすること・S校という中学(私立の伝統校?)…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『りかさん』/梨木香歩 ◎

祖母から貰った日本人形の『りかさん』。りかさんといると、人形や自然の声が聞こえるようになる幼女の「私」。 おばあちゃんの言葉によれば、「人形の使命は生きている人間の気持ちを整理してあげること」(うろ覚えです)だという。人形が吸い取った、人間の気持ちは、人形の中でわだかまっていくこともある。 雛人形の内裏の「入り婿」の嘆きを聞き、烏帽…
トラックバック:2
コメント:3

続きを読むread more