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zoom RSS テーマ「本にまつわる業界の物語」のブログ記事

みんなの「本にまつわる業界の物語」ブログ

タイトル 日 時
『本バスめぐりん。』/大崎梢 ◎
『本バスめぐりん。』/大崎梢 ◎ 本好き、図書館好きにはたまらない、ほのぼのとした、いい物語でしたねぇ! 私、大崎梢さんの〈本にまつわる業界〉の物語はどれも好きですが、これは1・2位を争うかも!! 種川市の移動図書館『本バスめぐりん。』の運転手・テルさんの出会う、心温まるささやかな事件の物語の数々、これは色々なことが新しく始まる春先に読むに相応しい物語でしたね〜!! ...続きを見る

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2018/04/04 14:12
『書店ガール6 〜遅れてきた客〜』/碧野圭 〇
『書店ガール6 〜遅れてきた客〜』/碧野圭 〇 前作:『書店ガール5 〜ラノベとブンガク〜』に引き続き、本作『書店ガール6 〜遅れてきた客〜』も、駅ナカ書店店長・彩加とラノベ編集長・伸光のダブル主人公で、〈書店ガール〉シリーズ6作品めです。 しかし碧野圭さん、W主人公の片方が男性の場合、タイトルに「ガール」を入れるのに抵抗はないですか(笑)。 ...続きを見る

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2017/11/16 16:55
『スクープのたまご』/大崎梢 〇
『スクープのたまご』/大崎梢 〇 週刊誌って、新聞の下段の広告や吊り広告の見出しを見てるばかりで、ちゃんと読んだことないですねぇ、そういえば。イメージと言えば主人子・日向子と同じような感じ。 大崎梢さんの『スクープのたまご』は、そんな未知の世界で奮闘する出版社2年目社員・日向子の成長物語です。 ...続きを見る

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2017/09/11 18:24
『我慢ならない女』/桂望実 ◎
『我慢ならない女』/桂望実 ◎ ・・・なんか、すっごく、良かった!! 辛辣で率直すぎる小説家・ひろ江と、ひろ江を支え続ける姪の明子の物語、『我慢ならない女』。 桂望実さんは、初めて読む作家さんですね。 エキセントリックな作家の物語はたくさん読んできたし、作家を取り巻く人々の変わり身の早さの物語もそれなりに読んできたけれど、それでも、ひろ江の〈物語への情熱とゆらぎと再生〉の物語は、胸に迫るものがありました。 ...続きを見る

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2017/08/25 09:54
『本屋さんのダイアナ』/柚木麻子 ◎
『本屋さんのダイアナ』/柚木麻子 ◎ 小学生の時に腹心の友になった二人の女の子。 水商売の母親と二人暮らしで、「大穴(ダイアナ)」という名前にコンプレックスを持っていたダイアナ。 裕福で文化的な家庭で大事に育てられてきた、彩子。 2人は本の趣味も合い、お互いにない境遇に憧れ、お互いの真っ直ぐな強さをいつくしみ、とても大事に思っていたのに、些細なすれ違いが大きな溝になってしまい、絶交してしまう。 再会するまでの10年、2人は色々な出来事に出会い、成長する。その過程は苦みのあるもので、痛くて悲しくて、それでいてやっぱり清々しい。... ...続きを見る

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2017/08/13 18:02
『書店ガール5 〜ラノベとブンガク〜』/碧野圭 ◎
『書店ガール5 〜ラノベとブンガク〜』/碧野圭 ◎ 前作『書店ガール4 〜パンと就活〜』のW主人公の一人・宮崎彩加と、前シーズン(?)W主人公の一人・木幡亜紀の夫・伸光が、本作『書店ガール5 〜ラノベとブンガク〜』のダブル主人公となりました。 意外な組み合わせでしたが、小規模書店の新人店長の悩み、新興ラノベレーベルの編集長の悩み、それぞれがとてもリアルに感じられて胸が苦しくなりつつも、物語の展開と共にとてもワクワクしました! 碧野圭さん、やっぱり〈書店ガール〉シリーズ、いいですね!! ...続きを見る

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2017/07/09 13:28
『教科書では教えてくれない日本文学のススメ』/関根尚 〇(コミック)
『教科書では教えてくれない日本文学のススメ』/関根尚 〇(コミック) 『乙女の日本史 〜文学編〜』を読んだ時に気になった「乙女のための参考図書」の一冊、関根尚さんの『教科書では教えてくれない日本文学のススメ』。 割と軽めのネタで、知ってることも多かったのですが、マンガキャラ化してる文豪たちが、肖像写真にそっくりなうえに、特徴をよくとらえてて、ニヤニヤしながら読みました。 近代文学ってとっつきづらい(私もあんまり得意ではない)けど、こういうノリで文学そのものというより作家像を紹介する漫画、入門編としては、なかなか良いのではないでしょうか。 文豪たちのキャラクタ... ...続きを見る

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2017/06/20 08:54
『校閲ガール トルネード』/宮木あや子 ◎
『校閲ガール トルネード』/宮木あや子 ◎ あ〜、面白かった!! 楽しかったし、考えさせられたし、ホントに素晴らしいシリーズですよ、宮木あや子さん!! 社会人3年目にして、念願の「女性ファッション誌の編集」に異動となった悦子が、直面する現実とは。 『校閲ガール トルネード』、まさにトルネードのごとき展開でした! ...続きを見る

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2017/04/07 18:14
『書楼弔堂 〜炎昼〜』/京極夏彦 ◎
『書楼弔堂 〜炎昼〜』/京極夏彦 ◎ 毎度のことながら、凶器になるレベルの製本ですねぇ、京極夏彦さん!!いやもう、京極さんの作品は、そういうものだと思っておりますけどね(笑)。逆にそうじゃなかったら、寂しいかも?! 『書楼弔堂 〜破曉〜』に続く、『書楼弔堂 〜炎昼〜』。 書舗「弔堂」への案内人は、前作の元旗本の高遠氏から弔堂の近隣に住む元薩摩藩士の孫娘・塔子に変わり、彼女は明治の著名人或いはいずれ著名人になる人々と「その人のための唯一冊」を繋いでゆく。 ...続きを見る

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2017/04/02 15:34
『校閲ガール ア・ラ・モード』/宮木あや子 ◎
『校閲ガール ア・ラ・モード』/宮木あや子 ◎ 本編に関しても、色々書きたいことはあるんですが…。 何はともあれ、声を大にして伝えたい・・・! 木崎の出演、ありがとうございます、宮木あや子さん!!! いやもう、木崎が出てきた瞬間「わぁ!」と声に出して立ち上がってしまい、ドーナツ屋の店内で注目を浴びました(^_^;)。 外で読むべきではなかったかしらん、『校閲ガール ア・ラ・モード』(笑)。 でもその瞬間、アタマの中では紙吹雪まき散らしながら狂喜乱舞する自分が見えました。さすがにリアルではやらなかったけど、ニヤニヤは止まりませんでし... ...続きを見る

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2016/05/08 15:01
『大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー』/アンソロジー ◎
『大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー』/アンソロジー ◎ 読了後、リアル本屋さんに駆け込みたくなりますよねぇ(笑)。 ていうか、読んでる最中から、職場の近くの本屋さんでウロウロし、棚や平台をを眺めてニヤニヤしてた不審者は、私ですともさ(^_^;)。 ああ、本屋さんて素晴らしい。なんて素敵な物語がたくさん存在するのかしらん♪ 大崎梢さん、ありがとう!大崎さんのリクエストで実現したこの『大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー』、ホントにホントに素晴らしく、そして楽しかったです! ...続きを見る

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2016/04/17 12:30
『書店ガール4 〜パンと就活〜』/碧野圭 ○
『書店ガール4 〜パンと就活〜』/碧野圭 ○ 書店で働くって、とても大変そうだけどやっぱり素敵だなぁと思わずにはいられない、碧野圭さんの『書店ガール』シリーズ。 4冊目にあたる本書『書店ガール4 〜パンと就活〜』では、主人公たちが世代交代しました。 「ガール」と言っていい年齢層になりましたね(笑)。 ただし、二人とも正社員ではないというところが、今どきの世相を映してる気がしますねぇ。 ...続きを見る

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2016/02/16 18:19
『書楼弔堂 〜破曉〜』/京極夏彦 ◎
『書楼弔堂 〜破曉〜』/京極夏彦 ◎ お・・・重いです(笑)。相変わらず、凶器になりかねない重さ厚さです。だから、読むのに時間がかかってしまうかしらと思ってたのですが、なんと4日で読了(最近の私の読書スピードでは異例の早さ)。 さすが、京極夏彦さんですなぁ。 あらゆる書籍は読まれねばただの墓標だという店主のいる「弔堂」なる書舗で、人には人生にただ1冊の本があればいいという主人、弔堂へ何故か客を引き連れてくる常連客の元旗本・高遠。 人と書籍をつないでいく物語、『書楼弔堂 〜破曉〜』。 ...続きを見る

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2016/01/17 10:22
『花野に眠る』/森谷明子 ◎
『花野に眠る』/森谷明子 ◎ 秋葉図書館に舞い込むささやかな謎をそっと解いてゆく、『れんげ野原のまんなかで』の続編、『花野に眠る』。 やっぱり、図書館がらみ・本がらみの物語って、いいですねぇ、森谷明子さん!読書好きにはたまらないです、こういう物語。 ...続きを見る

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2015/07/01 16:17
『校閲ガール』/宮木あや子 ◎
『校閲ガール』/宮木あや子 ◎ 今回も、宮木あや子さんのノリッノリな展開に、にやにやワクワク、とっても楽しめました〜♪ 主人公・河野悦子は『校閲ガール』。 出版社の中でも、花形の編集や営業ではなく、コツコツお仕事する地味なお仕事・校閲をやっている女の子。 校閲の仕事の話、知らないことがいっぱいあって面白かったです! ...続きを見る

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2014/11/26 20:27
『書店ガール3 〜託された一冊〜』/碧野圭 ◎
『書店ガール3 〜託された一冊〜』/碧野圭 ◎ 本屋さんて、本当に色々な可能性を秘めているなぁ…って感激した、碧野圭さんのシリーズ新作、『書店ガール3 〜託された一冊〜』。 前作『書店ガール2 〜最強のふたり〜』で新興堂書店吉祥寺店の店長だった理子は、更に昇進して東日本地区のエリアマネージャー兼任に。妊娠出産、そして復帰してきた亜紀にも店内の担当替えがあり、変化が生まれています。 彼女たちが、どういった事態に向き合い、そして書店員として人間として成長していくかが、丁寧に描かれていて、とてもよかったです。 ...続きを見る

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2014/10/17 15:13
『私にふさわしいホテル』/柚木麻子 ◎
『私にふさわしいホテル』/柚木麻子 ◎ ぬははは・・・。 笑った笑った!なんとも豪快で強引で、それでいて時々どこかもの悲しさが漂うんだけど、そんなの一蹴するバイタリティ回復力がすごい(笑)。 駆け出し作家、相田大樹(本名:中島加代子)改め有森樹李の文壇のし上がり物語、『私にふさわしいホテル』。 いやぁ、笑わせていただきました、柚木麻子さん。 ...続きを見る

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2014/09/10 21:06
『ようこそ授賞式の夕べに 〜成風堂書店事件メモ・邂逅編〜』/大崎梢 ◎
『ようこそ授賞式の夕べに 〜成風堂書店事件メモ・邂逅編〜』/大崎梢 ◎ おおおお!!とうとう来ました、「成風堂シリーズ」と「ひつじくんシリーズ」のコラボ! きゃ〜!きゃ〜!きゃ〜!しかも舞台はあの〈本屋大賞〉ならぬ〈書店大賞〉の授賞式の1日。 各地の書店員さん&出版社営業さん達が、首都圏を駆け巡る、アクティブな展開にドキドキしっぱなしでした! 大崎梢さん、ありがとう!! 『ようこそ授賞式の夕べに 〜成風堂書店事件メモ・邂逅編〜』、すっごく面白かったです! ...続きを見る

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2014/06/05 22:34
『書店ガール2 〜最強のふたり〜』/碧野圭 ◎
『書店ガール2 〜最強のふたり〜』/碧野圭 ◎ 前作『書店ガール』のラストで、大手書店チェーン・新興堂書店の新店舗に転職が決まった主人公・西岡理子。 本作『書店ガール2 〜最強のふたり〜』は、新店舗が落ち着いてきた辺りの〈本屋大賞発表〉のシーンから始まります。 碧野圭さんが本と本屋さんが大好きな人々に贈る、書店エンターテイメント作品、今回も楽しませていただきました! 本屋さんで働きたいなぁ、って気持ちになるけど、やっぱりいろいろ大変そうでもあります(^_^;)。 ...続きを見る

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2014/04/23 19:50
『サエズリ図書館のワルツさん(2)』紅玉いづき/◎
『サエズリ図書館のワルツさん(2)』紅玉いづき/◎ 紅玉いづきさんが描くサエズリ図書館には、電子データではない紙の本が大好きで、それぞれに深く思い入れのある人々が集います。 特別探索司書のワルツさんは、優しく穏やかに、彼らを自分の図書館に招き入れます。きっと、読み始めた我々読者も、ワルツさんにいざなわれて、自分が大好きな書物の世界に。 シリーズ2作目の『サエズリ図書館のワルツさん(2)』、やっぱり素敵です。 ...続きを見る

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2014/03/24 17:34
『サエズリ図書館のワルツさん(1)』/紅玉いづき ◎
『サエズリ図書館のワルツさん(1)』/紅玉いづき ◎ ああ、私は本が、形のある本が好きなのだなぁ、とつくづく感じました。 電子データが当たり前で、紙が高価なものとなり、書籍が厳重に保管される未来の世界で、一般の人に紙の書籍を貸出しする私立図書館「サエズリ図書館」で起こる、さまざまな出来事を描いた『サエズリ図書館のワルツさん(1)』。 ワルツさんはサエズリ図書館の代表で特別探索司書。それがどういうことなのか、よくわからないままに読み始めて、一気にその世界に惹き込まれました! さすが、紅玉いづきさん。 「本」が好きな人なら、是非読んでほしい、と... ...続きを見る

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2014/03/08 16:58
『書店ガール』/碧野圭 ◎
『書店ガール』/碧野圭 ◎ 本屋さんのお話、しかもアラフォー女性副店長が主人公、ときたら読むっきゃないでしょう!という事で読み始めた『書店ガール』。 碧野圭さんは、初読み作家さんです。 最近、ホントにリアル本屋さんは大変ですよね〜。私はリアル本屋さん大好きなんで、主人公たちを応援しながら読みました! ...続きを見る

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2013/05/09 21:20
『歪笑小説』/東野圭吾 ○
『歪笑小説』/東野圭吾 ○ なははは…。いいのかな〜、これ(笑)。 現役人気作家が暴く、出版業界のアレコレ! 面白いんだけど、ここまで書いちゃって大丈夫なの?いや一応フィクションだし?ううむ〜(笑)。 って感じで、ニヤニヤ、なるほど、あらあら、どっひゃー、な体験でございましたわ。 東野圭吾さんといえば、今をときめくミステリー作家さんですが、今回はミステリーではなく、超エンタメ系ですねぇ。 しかし、タイトルが『歪笑小説』って。歪んだ笑いですか〜。確かに「ニヤリ」としちゃいましたよ。 ...続きを見る

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2012/11/05 22:27
『プリティが多すぎる』/大崎梢 ◎
『プリティが多すぎる』/大崎梢 ◎ いや〜、ホントいいわぁ、大崎梢さんの〈出版業界(含む書店)モノ〉! 本が好きな私にとって、こういうジャンルってホントに楽しくて、わくわくします。 さて、本書『プリティが多すぎる』、確かに〈プリティ〉が多すぎます(笑)。 表紙の装丁も、あふれかえる〈プリティ〉に取り囲まれてあたふたしてる主人公らしき人形が、点在。超汗かきまくってます(笑)。 ...続きを見る

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2012/09/29 16:58
『クローバー・レイン』/大崎梢 ◎
『クローバー・レイン』/大崎梢 ◎ ええ話やわぁ〜!と、読了して叫ぶ。とっても、ほっこりしました。 割とエリートで優等生な編集者だった主人公・彰彦が、「過去の人」扱いな作家・家永の素晴らしい作品と出会い、周囲に猛反対されながら刊行へ向け様々な努力を重ねていく中で、自分の中にあった心のわだかまりとも向き合っていく。 その作品『シロツメクサの頃に』にちなんでつけられたタイトル、『クローバー・レイン』。 私も、誰かの上に降る雨になりたい。そして、私の上に降る雨を、感じたい。そう思いました。 ...続きを見る

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2012/08/11 23:58
『望月のあと 〜覚書源氏物語『若菜』〜』/森谷明子 ◎
『望月のあと 〜覚書源氏物語『若菜』〜』/森谷明子 ◎ 作者森谷明子さんが、あとがきで「源氏物語メイキング」を銘打っているこのシリーズ、3冊目になりました。「源氏物語」作者である紫式部こと・香子が「源氏物語」を書くにあたっての、様々な出来事と源氏物語の進みゆくさま、そして周りの人々の姿や思いが、イキイキと描かれていて、とても素敵です。 タイトル『望月のあと 〜覚書源氏物語『若菜』〜』とあるように、「若菜上・下」での源氏の君の移り変わりゆく姿、そして「玉葛十帖」を中心に、香子がその時々に起こった事件を織り交ぜたり現実をリードしたりしながら、当時の大ベ... ...続きを見る

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2012/08/08 20:31
『白の祝宴 〜逸文紫式部日記〜』/森谷明子 ○
『白の祝宴 〜逸文紫式部日記〜』/森谷明子 ○ 『千年の黙 〜異本源氏物語〜』の姉妹篇、だと思います、たぶん。 香子(紫式部)の物語の作り手としての矜持、物語を世に出すために折れざるを得なかったことへ苦悩などを描いた前作。本作『白の祝宴』は、中宮彰子の出産前後を記した『紫式部日記』の成立の経緯を描く、王朝ミステリーです。前作でも、登場人物たちを生き生きと描いた森谷明子さんの文章が素晴らしいと感激してたんですが、本作もよかったです〜。二段組みで300ページを超える大長編で、読むのに時間はかかりましたが、満足いたしました。 ...続きを見る

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2012/07/02 16:10
『飲めば都』/北村薫 ○
『飲めば都』/北村薫 ○ 出版社の編集部員・都さんは、働き者でお酒好き。飲みすぎて失敗することも多々あるけど・・・。 私はあんまり飲めないタチだし、飲み会というものから離れて久しいパート主婦なので、都さんやその周りの人たちの割とフリーダムな飲み方(というかハメ外し方)には、結構びっくり。楽しそうだけど・・・、人様には迷惑かけちゃいけないよ、なんていう言葉は、無粋なんでしょうけどね。 北村薫さんは、久しぶりですねぇ。むか〜し、何作か読んだことありますが、ちょっと合わなかったので、以来大分ご無沙汰になっておりました。 ... ...続きを見る

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2011/11/28 16:11
「R-18 〜二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談〜」/有川浩 ◎(小説新潮2011年5月号
「R-18 〜二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談〜」/有川浩 ◎(小説新潮2011年5月号 あはは・・・・。いや、笑い事じゃないんだけどね。 さすが、水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さんですなぁ。 例の都条例に関して、こんなふうにエンターテイメントとして書けるなんて。 タイトルも、「R-18 〜二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談〜」って、かなり直球だもんねぇ。 きちんと、意見表明しつつ、色々楽しめる内容。て言うか、コレホントに「やってくれるなぁ、有川さん♪」なんですよね〜、私的に。 ・・・と言っても、今回は萌え要素はありませんよ〜(笑)。... ...続きを見る

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2011/05/31 20:06
『背表紙は歌う』/大崎梢 ◎
『背表紙は歌う』/大崎梢 ◎ は〜〜、面白かったぁ! ひつじくん、おめでとう!大崎梢さん、ありがとう! 祝・シリーズ化!ですね〜。嬉しいなぁ。『平台がおまちかね』に引き続き、出版社営業のひつじくんこと井辻くんの「出版社が関わる本のほのぼのミステリー」シリーズ第二弾、『背表紙は歌う』です。 あ・・・、「ひつじくん」って言うと「井辻です」って言い返されちゃうかな(笑)。 ...続きを見る

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2011/03/01 12:07
『ストーリー・セラー』/有川浩 ◎
『ストーリー・セラー』/有川浩 ◎ この原稿を書くために、物語を思い出すだけで、涙ぐむ。 とてもじゃないが、まともな文章は書けそうにない。 一晩おいてみたけれど、無駄な足掻きなのはわかっている。  私にとって、最高の作家さんである有川浩さんの作品なのだから。 作家である「彼女」が描く『ストーリー・セラー』。 〜〜「―― どこまでが、本当なんですか?」    「どこまでだと思います?」〜〜    (本文より引用) 「彼女」に逆夢の訪れんことを、「彼女」の期待以上の逆夢の訪れんことを。 ただの一読者として、願う。 ... ...続きを見る

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2010/10/01 20:48
「作家的一週間」/有川浩 ◎(小説新潮2010年5月号別冊『Story Seller vol.3』)
「作家的一週間」/有川浩 ◎(小説新潮2010年5月号別冊『Story Seller vol.3』) いやぁ〜、ホント有川浩さんてすごいよなぁ、と思いますよ。 こういう着眼点を持つことが出来るって、スンバラシイと思います。特に前半部分なんか、普通、妙齢の女性作家なら慄いちゃって書けないんじゃないかと(笑)。さすがはちきん作家さん、肝が据わっていらっしゃる。 〔恒例すぎてしつこい解説:「はちきん」とは、男勝りでサッパリとした気性の、芯がシッカリしている女性をさす、土佐弁です。有川さんの描くはちきん女性は、水無月・Rの目指すところであります。〕 では、有川さん的「作家的一週間」とはいかに(#... ...続きを見る

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2010/09/10 22:05
『つづきの図書館』/柏葉幸子 ◎
『つづきの図書館』/柏葉幸子 ◎ 絵本の登場人物たちが「自分の物語を読んだ子の続きを知りたいいんだ〜!」と、飛び出してきた。 司書の桃さんは、彼らの願いをかなえようと色んな行動を起こすのだけど、何せ相手は絵本の登場人物たち。ドタバタと彼らに振り回されながら、桃さん自身も変わって行く。 柏葉幸子さんて児童文学の作家さんという認識でしたが、『つづきの図書館』は主人公・桃さんが40代ということもあって、とても親しみを持って読めました。一応、N市図書館ではYAのジャンルに分類されてましたが。 ...続きを見る

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2010/05/24 22:42
『平台がおまちかね』/大崎梢 ◎
『平台がおまちかね』/大崎梢 ◎ うきゃ〜、恥ずかしい・・・ッ! 先日読んだ大崎梢さんの 『サイン会はいかが?』の時、本作『平台がおまちかね』を〈成風堂シリーズ〉だと思い込んで、自分のブログはもちろん、よそ様でもそういう発言をしてました・・・(T_T)。 勘違いというか、思い込みってオソロシイ・・・。 「サイン会」の次は「平台」かぁ〜、本屋さんだよねぇ♪とか思ってた自分を、穴掘って埋めたいです。 ・・・どなたか良い埋め立て地をご存じありませんか(泣)。 いやホント、恥ずかしいよぅ〜。「大崎さんだから書店シリーズ、平台だ... ...続きを見る

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2010/04/14 22:24
『サイン会はいかが?』〜成風堂書店事件メモ〜/大崎梢 ◎
『サイン会はいかが?』〜成風堂書店事件メモ〜/大崎梢 ◎ おお〜、面白かった〜!やっぱり大崎梢さんの〈成風堂シリーズ〉は、短編の方がいいなぁ〜。 「本屋限定・名探偵」の杏子と多絵が、本屋の日常に持ち込まれる謎を解いていくこのシリーズの3冊目、『サイン会はいかが?』。 今回も、本屋さんの色々なお仕事を垣間見ることができ、とっても面白かったです。 ...続きを見る

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2010/03/05 22:16
『晩夏に捧ぐ』〜成風堂書店事件メモ(出張編)〜/大崎梢 ○
『晩夏に捧ぐ』〜成風堂書店事件メモ(出張編)〜/大崎梢 ○ 〜〜本屋の謎は本屋が解かなきゃ。〜〜 (本文より引用) こんなコンセプトの物語、本好きにはたまりませんよね〜! ってなわけで、大崎梢さんの『配達あかずきん』に続く、〈成風堂書店事件メモ〉シリーズの第2弾・『晩夏に捧ぐ』〜成風堂書店事件メモ(出張編)〜です。 今回は、とある老舗書店に現れる幽霊の謎を追って、杏子&多絵が信州高原を訪れます。 現れる幽霊は、27年前に作家殺人事件の犯人として捕らえられたまま獄死した書生だ、という噂が・・・。 ...続きを見る

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2010/02/08 00:40
『配達あかずきん』〜成風堂書店事件メモ〜/大崎梢 ◎
『配達あかずきん』〜成風堂書店事件メモ〜/大崎梢 ◎ 先日『片耳うさぎ』を読んだ時、皆様に大崎梢さんなら、「成風堂」シリーズがいいよ〜とお勧めいただきました。 そのシリーズ1作目が『配達あかずきん』〜成風堂書店事件メモ〜です。うん、確かにコレは当たりですねぇ!すっごく面白い。本屋さんがらみで、色んな事件が起こって、それを解決するのは本屋さん。本屋さん好きにはたまりません。 ...続きを見る

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2010/01/24 21:00
『図書館の神様』/瀬尾まいこ ○
『図書館の神様』/瀬尾まいこ ○ うう〜む・・・。『戸村飯店青春100連発』で転げ回って大笑いしたので、ちょっと期待しすぎだったのかも・・・。 いや、面白かったんですよ。ただ普通にさら〜〜っと読み終えてしまったんですよね。 『戸村飯店〜』を貸してくれた友人によると、どちらかというとこちらの方が瀬尾まいこさんのメイン作風のようですが・・・。 ...続きを見る

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2009/04/20 21:43
『ファミリーポートレイト』/桜庭一樹 ○
『ファミリーポートレイト』/桜庭一樹 ○ 桜庭一樹さんの、「少女であることの痛み」を描いた作品が好きだ。 あの頃の自分の「生き辛さ」を、まざまざと見せつけられ、その物語にバッサリと斬りつけられる。 平和な国の、穏やかな時代の、平凡な少女であった私でさえも、少女であるというだけで「切なくなるほど痛かった」という、忘れかけていた事実に。 しかし、本作『ファミリーポートレイト』で語られるのは、その「少女であることの痛み」では、なかった。 ...続きを見る

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2009/01/16 23:05
『1000の小説とバックベアード』/佐藤友哉 ○
『1000の小説とバックベアード』/佐藤友哉 ○ 佐藤友哉さん、創作活動に行き詰った時期があったのでしょうか・・・。 『世界の終わりの終わり』のときも思ったのですが、そういう自分を赤裸々にフィクションの中で描くのは、とても苦しいのではないでしょうか。半面、それが傷を癒す手法(傷を切り開いて膿を出すような)にもなるのでしょうけど。 ...続きを見る

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2008/12/18 23:22
『淋しい狩人』/宮部みゆき △
『淋しい狩人』/宮部みゆき △	宮部みゆきさんのファンの皆様、ごめんなさい。この評価は、ホント、水無月・Rの単なる主観です。私が苦手だと思う・・・というだけなのですよ。 ミステリーに爽快さがあってほしいと思う、私の勝手なのですよ。 ...続きを見る

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2008/08/31 22:03
「ストーリー・セラー」/有川浩 ◎ (小説新潮5月号別冊『ストーリー・セラー』掲載)
滂沱の涙。 病死ものは苦手、とかそういうのはもう、関係ない。 人前であるのに、涙が止まらなかった。 作家・有川浩。この人は、『書ける側』の人だ。 そして、私は『書けない側』つまり「読む側」の人間だ。でも、それが嬉しい。それでよかったと、心から思う。 ありがとう、有川さん。 ...続きを見る

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2008/05/01 21:48
『世界の終わりの終わり』/佐藤友哉 ○
『世界の終わりの終わり』/佐藤友哉 ○ これは、夢が叶ってしまった青年の、再生の物語。 作者の佐藤友哉さんは、『鏡家サーガ』シリーズを何冊か読んだことがあります。あのシリーズはサイキック風味のバイオレンスな、勢いのよい物語でしたが、『世界の終わりの終わり』は主人公の青年・僕の底辺生活から更にどん底へ、そしてそこからの再生を物語る、苦くそして最後にささやかな救いのある、読了感の心地よい物語でした。 ...続きを見る

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2008/04/17 22:52
『本からはじまる物語』/(『しゅっぱんフォーラム』掲載アンソロジー) 恩田陸 他 ◎
『本からはじまる物語』/(『しゅっぱんフォーラム』掲載アンソロジー) 恩田陸 他 ◎ 本好きにはたまらない、短編集です〜。にまにま。うふうふ。(←大丈夫か?) 心暖まる物語、ちょっとだけ恐い物語、うふっと笑いたくなるような物語、18篇どれもが本にまつわる素敵な物語たちです。 ...続きを見る

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2008/04/02 22:52
『千年の黙〜異本源氏物語〜』/森谷明子 ◎ 
『千年の黙〜異本源氏物語〜』/森谷明子 ◎  この作品は、素敵だ。紫式部が、優しく穏やかでいて、聡明でいきいきとした人物として、描かれている。ただの王朝謎解きだけでなく、物語を世に出すための懊悩や、貴族社会の熾烈な争いなども克明に描かれていて、興味深い。紫式部の周りの人物たちも、非常に人間的な迷いや欲があって、それをいやしさを感じさせず表現してるのが、素晴らしいと思う。 特に『源氏物語』「かかやく日の宮」の欠帖について描いた第二部「かかやく日の宮」は、登場人物すべての心情を丁寧に描いたところが素晴らしかったと思う。タイトルの『千年の黙』は... ...続きを見る

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2007/11/24 23:27
『れんげ野原のまんなかで』/森谷明子 ◎
『れんげ野原のまんなかで』/森谷明子 ◎ 『七姫幻想』で感激した森谷明子さんの、現代小説です。 秋庭市のはずれに建つ、秋庭市立秋葉図書館におこる、ささやかな事件。図書館員の知識を動員して謎解きをする図書館員たち。図書館好きとしては、たまらない作品でしたね〜。 ...続きを見る

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2007/11/14 22:10
「彼の本棚」/有川浩 ◎(『ダ・ヴィンチ』07年8月号)(でも、読書感想と言うよりは雑記)
ああ、有川浩さんだ。 有川さんの、恋愛だ。うう〜。相変わらず、いい。 自分とよく似た本棚を持つであろう彼に、「この本を読み終えたら、彼に声をかけてみよう」と決心するも、わざわざ分厚い文庫を選んでしまう、乙女心。 それを〜〜名付けて恋の熟成本。〜〜 (本文より引用)と呼んでしまう、センスの良さ。 まだ、成就してない恋だけど、でも。 ...続きを見る

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2007/10/11 22:05
『桜庭一樹読書日記〜少年になり、本を買うのだ。〜』/桜庭一樹 ◎
『桜庭一樹読書日記〜少年になり、本を買うのだ。〜』/桜庭一樹 ◎ いや〜、作家さんの読書量がすごいだろうな、というのは予想してたんだけど。 桜庭一樹と言う作家さんの、読書スピードはとんでもないな。 いろんなジャンルを、怒涛の勢いで読み、いろんなことを考える。すごいな〜...続きを見る

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2007/09/10 22:01

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