テーマ:身につまされる(笑)

『絶対泣かない』/山本文緒 ◎

私的には夏の風物詩といってもよい、出版各社の夏の文庫100選フェア。毎年本屋さんで各社の冊子をもらってくるのが楽しみなんですよね~。「昔読んだなぁ、コレ」とか「そういや、この作家の別の作品面白かったから、読んでみようかな」とか「なんか紹介文がいい感じだわ~」って、冊子を並べてニヤニヤしてしまう。 今回、その各社の文庫100選の中で、一…
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『定年ちいぱっぱ』/小川有里 ○

小川有里さんのエッセイである。 6歳年上の夫が、定年退職を迎えた。私は仕事をしているというのに、外出もせず家で一日「TVとお友達」で居座り続ける。い・・・息苦しいッ! かくなるうえは、夫こと「オジサン」の再教育を!ということに相成ったのだが、その顛末は。 『定年ちいぱっぱ』は、定年退職した夫を「ム~チを振り振りちいぱっぱ~♪」と、…
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『ほんたにちゃん』/本谷有希子 ◎

これは・・・エッセイなのか?自伝的自虐小説なのか?それとも全くのフィクション? なんてイタイ・・・。でも、そのイタさに共感を覚えてしまう私、・・・つまり私もイタイ人なわけ?! 本谷有希子さん、というと私的には『ダ・ヴィンチ』にエッセイ書いてる人で、劇団の主宰やってる人だよな~という感じなんですが。三島由紀夫賞の対象になったこともある…
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『カソウスキの行方』/津村記久子 ○

不倫カップルのバカップル話のあおりを食らって、郊外倉庫に飛ばされてしまったイリエ。2つ年下の藤村と同い年の森川とイリエ、正社員はこの3人だけ。日々だらけていく自分にカツを入れようと~~好きになったということを仮定してみる。~~(本文より引用)、つまり「カソウスキ〔仮想好き〕」を始めることにする。その『カソウスキの行方』は如何に・・・。 …
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『中年前夜』/甘糟りり子 ○

うっわ~。身につまされるなぁ~。この作品に出てくる『中年前夜』な女たち・・・。私は、まだあと数年あるけど、でも近いから、非常に身につまされる。特に専業主婦の真澄。真澄の閉塞感は、今の私に通じる部分がある。まだ、下の子供が幼稚園児でいろいろ手がかかるから、あそこまでの孤独感はないけれど。非常に・・・イタイ気持ちになりました。 甘糟りり子…
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『蝶のゆくえ』/橋本治 △

うっわ~、すっごく、評価に悩む作品だな~。たぶん、よい作品だとは思うんですよね。ただ、普段深く思索することない水無月・Rには、荷が重かったって言うか・・・ああ、私ってダメダメ人間(-_-;)。様々な世代と立場の女たちの、ままならぬ日常と思考が明確に文章化されて、物語が進んでいく。橋本治は《女》を解り過ぎている。怖いぞ、それって。 なん…
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『世界のすべての七月』/ティム・オブライエン(村上春樹訳) ○

1969年に大学を卒業し、31年目の同窓会(2000年)で、様々な人間関係が洗い直しされる。 離婚に傷ついた女たち。死亡した人たち。太りすぎで心臓病をわずらう男、2重結婚生活を送る女、1969年に徴兵(ベトナム戦争)忌避をした男、その男を見捨てた女。信者の家に不法侵入して職務追放された女、不倫の末に相手が死んでしまった女、ベトナム戦争…
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『ああ息子』/西原理恵子+母さんズ ◎

水無月・Rには2人の息子がいる。常日頃、このヒトたちは、何を考えて行動してるんだろう・・・と疑問に思うこと、しきりである。その疑問の一端を解いてくれた、というよりは諦めさせてくれたのが、西原理恵子+母さんズの『ああ息子』である。毎日新聞の人気漫画、『毎日かあさん』の特別編みたいなもんである。 毎日新聞をお読みの方は、是非生活家庭面をご…
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