テーマ:怒涛の伏線回収・驚愕のどんでん返し

『ジェシカが駆け抜けた7年間について』/歌野晶午 ◎

初めて、歌野晶午の作品を読んだ。その、記念すべき1冊目が『ジェシカが駆け抜けた7年間について』。なんと!の一言に尽きる。 まあ、ちょっと読者に不親切かな、という気もする・・・・。ストーリーの要である「エチオピア暦」、普通の読者は知らないだろう。「エチオピアの1日が始まる時間は標準と違っている」という、ヒントになりそうにもない、伏線があ…
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『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎 ○

現代日本にありながら、人知れず鎖国する島。予言し、喋るカカシ、島に足りない「何か」。150年振りに、島に外界の人間が訪れる。そして、カカシは殺される。カカシの断片的な頼みを実行する、島人たちによって。島人たちは知らない。そのちいさな行動一つ一つが何を生み出していくのかが・・・。 どうして、カカシは、殺されたのか。 伊坂幸太郎の『オー…
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宮部みゆき『理由』 ◎

水無月・Rが宮部みゆき『理由』を読もうと思ったのは、京極夏彦『どすこい(仮)』の「理油」を読んだから、といったら、怒られるだろうか。いや、全然内容違うんですけどね。タイトルだけですよ、設定すら、違いますから。でも、面白かったんだもん『どすこい(仮)』。となると元ネタ(違ッ!)の方も、読んでみよう、と。 高層マンションの1室で一家四人殺…
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舞城王太郎『煙か土か食い物』 ◎

連続主婦殴打事件(殺人、殺人未遂あり)の被害者は母だ!米国で救急外科医をする三男は、急ぎ帰国する。舞城王太郎『煙か土か食い物』は、疾走するストーリーと主人公の桁外れな頭脳に、クラクラした。 舞城王太郎は、私にとっては「推理と暴力ワールド」である。とにかく主人公兄弟が喧嘩強い。兄弟げんかも只事では終わらないという、恐ろしさである。3…
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