テーマ:桜宮サーガ

『コロナ黙示録』/海堂尊 ◎

え?これ、大丈夫なの?フィクションだけど、現在進行形のコロナ(COVID-19)で小説?現政権批判?海堂尊さんの『コロナ黙示録』、あまりにリアルタイム過ぎて、私が動揺っておかしいけど、めっちゃ動揺しながら読んでたですよ。長く描かれてきた〈桜宮サーガ〉の中に、こういうリアルの事態を取り入れても不自然さも矛盾もないのが、スゴイですよね。現政…
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『氷獄』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】の裁判を描く『氷獄』。・・・実をいうと、「え~、今更バチスタ・スキャンダル??」って一瞬思ってしまいました、ワタクシ。ホント、海堂尊さん、ごめんなさい!この物語は、〈桜宮サーガ〉には絶対必要なエピソードでした・・・! 表題「氷獄」(中編)と3つの短編からなる本作。今まで発表されてきた〈桜宮サーガ〉の物語の…
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『玉村警部補の巡礼』/海堂尊 ◎

海堂尊さんの〈桜宮サーガ〉シリーズにおける、〈アタマが良すぎる人達に振り回されるかわいそうなフツーの人〉代表である、「正義」の味方・玉村警部補(タマちゃん)。四国八十八か所巡礼を発心し、心穏やかに遍路を楽しむはずが、何故か地方県警の視察をする電子猟犬(デジタルハウンドドック)・加納警視正が同行することに。『玉村警部補の巡礼』、どんな道行…
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『スカラムーシュ・ムーン』/海堂尊 ○

彦根の物語は、いつも権謀術数渦巻きすぎて、タイト・ロープ過ぎて、読んでるうちにどんどん追い詰められて苦しくなってしまいます。海堂尊さんの描く、〈桜宮サーガ〉の番外編、『ナニワ・モンスター』に直接かかわるその後の攻防の物語、『スカラムーシュ・ムーン』は400ページ越え、しかも2段組みという大ボリュームでした…。読むのにすんごい時間かかりま…
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『カレイドスコープの箱庭』/海堂尊 ○

あの【バチスタ・スキャンダル】から約3年・・・。え~!たった3年ですってぇ?!なんていろんなことが起きたんでしょうねぇ。絶対挙げればきりがないので、やりませんけど(^_^;)。海堂尊さんの〈桜宮サーガ〉、相変わらず壮大で、一見さんに優しくないですなぁ(笑)。本作『カレイドスコープの箱庭』は、我らがアンラッキー中年・田口センセが、例によっ…
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『アクアマリンの神殿』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から約12年・・・。『モルフェウスの領域』で人工凍眠から目覚めた佐々木アツシは、次のコールドスリーパーである日比野涼子の管理を委託され、未来医療探究センターで生活しながら、桜宮学園中等部に通っている。特殊な立場の為あまり周りと関わりを持たないアツシが、学校での仲間と巡り会い成長する青春物語でもあり、唯一無二…
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『ガンコロリン』/海堂尊 ◎

星新一のショートショートみたいだなぁ~、って思いました、まず(^_^;)。いや、ショートショートにしちゃあ長いんですけどね。くすくす笑えて、読み終わったら「未来って夢ばっかじゃないよなあ(苦笑)」って気分になる感じが、それっぽいような。軽~く読める海堂尊さんって、久し振りな気がしますね。おなじみのアノ人たちがちょこちょこと顔を出す短編集…
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『輝天炎上』/海堂尊 ○

あの【バチスタ・スキャンダル】から約3年・・・。本作『輝天炎上』は、〈桜宮サーガ〉最終巻、『ケルベロスの肖像』のアナザーサイドストーリーという事になるんだと思うんですが、いやはや、オールスター総出演、って感じでしたねぇ!相変わらず、「え~、この名前の人、どこの誰だっけ?」な記憶力が目の粗すぎるザル状態の水無月・R、あたふたしながら読んで…
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『スリジエセンター 1991』/海堂尊 ◎

やっぱり、世良先生は〈桜宮サーガ〉きってのシリアス主人公だと思うな~。なんか、田口センセとは別次元の意味ですごく苦労してるし、更に言えばとてつもなく苦悩してる。読了した時、結構切なかった。もちろん、世良先生だけが辛いんじゃないけど。海堂尊さんの〈桜宮サーガ〉における、『ブラック・ペアン』シリーズ3部作(『ブラック・ペアン 1988』⇒『…
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『ケルベロスの肖像』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から約3年・・・。海堂尊さんの描く、『バチスタシリーズ』の最終章となりました。最終章か~、結構残念だな~。本作『ケルベロスの肖像』では、今までいくつもの作品に出てきた色々なキャラクターが、東城大学医学部付属病院に所属する「Aiセンター」グランドオープンを巡って、熾烈な戦いを繰り広げます。勿論主人公は、我らが…
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『玉村警部補の災難』/海堂尊 ◎

本作の主人公、桜宮市警察署の玉村警部補。東城大学医学部付属病院で何か事件が起きるたびに捜査に現れ、そして『アリアドネの弾丸』の時には「私は正義の味方です」と宣言した(『正義』というものの味方であるという意味での発言)、電子猟犬・加納の部下。いやぁ…確かに、この作品タイトルは『玉村警部補の災難』が、正しいですな(笑)。災難だよねぇ、普通の…
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極北ラプソディ』/海道尊 ◎

前作『極北クレーマー』の事態終了(ていうか、全然終わってなかったけど)から、作品内時間で半年後、本作『極北ラプソディ』の物語が始まる。前作のラストで「不良債権病院立て直し請負人」として颯爽と登場した世良だったけれど、極北市民病院の院長となって進めた改革は「人件費の節減」「救急を受け付けない」という、基本的ではあるけれど地味で、病院の患者…
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『ナニワ・モンスター』/海堂尊 ○

海外(ノルガ共和国)で発生した〈新型インフルエンザ・キャメル〉。国外での流行に、厚生労働省がとった対策は「成田空港での検疫強化による水際作戦」。だが、浪速府に住む渡航経験のない子供に、感染が確認され…。海堂尊さんの〈桜宮サーガ〉の番外編ともいえる、『ナニワ・モンスター』の始まりは、パンデミックの脅威を借りた、関西最大都市の経済封鎖。やが…
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『アリアドネの弾丸』/海堂尊 ◎

後半が、面白かった!やっぱ海堂尊さんの作品には、怒涛の火喰い鳥・白鳥が欠かせないですねぇ~。白鳥が出てくるまでは、ちょっとだれてました…(^_^;)。しかし、白鳥が出てくると、俄然話がフル回転しだすんだから、やっぱりタダ者じゃない!すごいキャラですよ。あの【バチスタ・スキャンダル】から約3年・・・。最新の縦型MRI・[コロンブスエッグ]…
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『ブレイズメス 1990』/海堂尊 ○

本作『ブレイズメス 1990』の主人公は、〈桜宮サーガ〉きってのシリアス主人公(?)・世良先生である。『ブラック・ペアン1988』で、高階先生と渡海先生の間で揺れ動いていた1年生医師も、1年余りの院外研修の後、東城大学医学部付属病院に帰還。その直後の世良は、垣谷先生のお供でフランスの学会へ行く際、佐伯教授からは極秘任務を言い渡されていた…
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『モルフェウスの領域』/海堂尊 ○

あの【バチスタ・スキャンダル】から約6年・・・。桜宮市の「未来医療探究センター」では、コールド・スリープ技術により、一人の少年が人工凍眠していた。彼をケアする日比野涼子は、世界的なゲーム理論学者・曾根崎伸一郎の提唱した「凍眠八則(モルフェウス・プリンシプル)」に、欠落点があることに気づく。そこから、彼女の孤独な戦いが始まる。 海堂尊さ…
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『マドンナ・ヴェルデ』/海堂尊 ○

あの【バチスタ・スキャンダル】から約3年・・・。東城大学のある桜宮市ではなく東京の片隅で、クール・ウィッチ(冷徹な魔女)魔女と呼ばれた曽根崎理恵が産科医療に一石を投じた、『ジーン・ワルツ』の別の側面の物語である。何を考えているのかよくわからなかった代理母・山咲さんの、代理母を引き受けてから出産を終えるまでの心情及び遭遇する出来事が、丹念…
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『極北クレイマー』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から約2年・・・。桜宮市から遠く離れた極北市の市民病院に、極北大学から飛ばされた非常勤医師が、舞い降りた。毎年垂れ流される、赤字。地方行政と医療の崩壊序曲。彼は、何をなすべきなのか。いやぁ~ホント、地方在住者としては、身につまされる物語である。いや、さすがにM市は財政再建団体にはなりませんけどね~。 最初…
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『ジェネラル・ルージュの伝説』/海堂尊 ◎

顔も良ければ頭も良く、剛毅な性格冴えわたるアグレッシヴ・フェーズ、バチスタ・シリーズ上、あまたの女性読者の心を撃ち抜いてきた男、と言えばジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)こと速水である。そんな速水を将軍の地位につけた、あの事件の物語を含む、本作『ジェネラル・ルージュの伝説』は、著者海堂尊さん自ら手掛けた、「海堂尊ワールドのすべて」であ…
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『イノセント・ゲリラの祝祭』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から、2年後。厚生労働省の規格外役人・ロジカルモンスター・火喰い鳥の・白鳥のあからさまな要請にハメられ、「医療関連死モデル事業特別分科会」に招聘されたアンラッキー中年の田口センセは、厚生労働省及び官僚の方針、医療界内の対立を目の当たりにすることになる・・・。うわ!大変なことになってるよ!『死因不明社会』で、…
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『ひかりの剣』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から遡ること約20年。(←どっかで書いたようなフレーズ(笑))医療現場が掻き乱されていた『ブラックペアン1988』の裏側で、医学生たちの華麗な戦いは繰り広げられていた。うおぉぉ~、海堂尊さん、相変わらずの作品間リンクが複雑だ~!でも、全然破綻がないから、すごいわッ! 『チーム・バチスタの栄光』を始めとする…
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『医学のたまご』/海堂尊 ◎

ぎゃ~ッ!また間違えた!読む順番!また、間違えたッ!・・・・すみません。手に入った順に読むのは、水無月・Rの個人的な事情なんですが、先日読み終えた『ジーン・ワルツ』、こっちの『医学のたまご』を読んでからのほうが良かったのでは・・・!!海堂尊さんの作品は、あちこちリンクしてるなぁ~。しかも矛盾がないのはすごいですよね~。 なんせ、主人公…
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『ジーン・ワルツ』/海堂尊 ◎

海堂尊さんと言えば、桜宮市にある東城大学医学部付属病院に発生する怒涛のトラブルの物語「バチスタ・シリーズ」が今のところのメインですが、今回の舞台は桜宮市ではなく、東京の産婦人科医療問題。『ジーン・ワルツ』の主人公は、帝華大学の産婦人科学の気鋭の助教・曾根崎理恵。物語は官僚の求める現実に則さない医療制度の在り方に問題を提起してゆく。 読…
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『夢見る黄金地球儀』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】(『チーム・バチスタの栄光』)から4・5年後・・・?桜宮市で渦巻くのは医療問題じゃなくて、行政の問題?!約20年前に全国にばらまかれた「ふるさと創生基金」で作った黄金地球儀をめぐって、発明家な鉄工所社長とその営業部長な息子、その腐れ縁な友人や、桜宮市のエージェンシー?と歌姫、人気朝番組のディレクター、桜宮市…
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『ブラックペアン1988』/海堂尊 ◎

あの【バチスタ・スキャンダル】から遡ること約20年・・・。1988年、バブル景気に日本中が踊らされていたころ。東城大学医学部付属病院に、嵐のきっかけとなる講師が赴任してきた。小天狗とも阿修羅とも呼ばれ、高い外科技術を持つその男・後の院長となる高階である。これは、高階を指導医(オーベン)とする1年目研修医(ネーベン)・世良の経験した、東城…
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『ジェネラル・ルージュの凱旋』/海堂尊 ◎

あの、【バチスタ・スキャンダル】(『チーム・バチスタの栄光』)から9ヶ月。桜宮市の東城大学医学部付属病院に、伝説の歌姫が入院し、そこからいろいろな事件が巻き起こる。(『ナイチンゲールの沈黙』)。その出来事の裏側で、この事件(『ジェネラル・ルージュの凱旋』)は起こっていた。えぇ~!!田口先生、大丈夫?!「ナイチンゲール事件」でも八面六臂の…
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『ナイチンゲールの沈黙』/海堂尊 ◎

いや~、面白かったなぁ~。論理怪獣(ロジカルモンスター)にして火喰い鳥・白鳥に、天敵現る!その名も電子猟犬(デジタル・ハウンドドッグ)・加納。相変わらず、愚痴外来の田口医師の飄々たる病院政治わたりも、冴えてます。水無月・Rの個人的に好きな廊下トンビ・兵藤も健在です。その他、タヌキ院長・高階や千里眼看護士長・猫田や伝説の歌姫(現在アル中)…
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『チーム・バチスタの栄光』/海堂尊 ◎

『螺鈿迷宮』で面白さに目覚めてしまった、海堂尊作品、2つ目です。第4回「このミステリーがすごい!」大賞の、満場一致で大賞即決、そりゃそーですわ。単行本にする際、多少加筆修正はあったと思うんですけどね、とてつもなく、面白い。面白くて、面白くて、一気読みしてしまいました!既刊シリーズが、あと2冊あるんですよねぇ~。嬉し…
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『螺鈿迷宮』/海堂尊 ◎

海堂尊さん、初読みです。実を言うと、「現役のお医者さんでベストセラー作家」という肩書きの凄さにちょっとビビっておりまして、いきなり『バチスタ・シリーズ』を読むのがためらわれ、でも読んでみたいよ~、というちゃっちいジレンマの妥協点が、この『螺鈿迷宮』だったのでした。しかし、失敗したな~、『バチスタ』読んでからの方が楽しめたかも・・・トホホ…
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