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蒼のほとりで書に溺れ。
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主に読書感想。ひたすら自己流。読みたい本を読んで、つらつらと感想を書き連ねる。文章の統一感も全くありません。
・・・自己チュウなブログですみません。

ネタバレ注意!です。ストーリーを知りたくない方は読まないでくださいね。

タイトルの『書名』/著者名の後の◎○△などは、水無月・Rの主観による評価です。 読書感想のスタンスは「教養のない傍観者」。無教養なまま、読み散らし、感じたままを書いちゃってます。滅茶苦茶です。一般常識・世間の評判より、自分の感覚を優先。

ちなみに、水無月・R的・大絶賛な作家さんは、有川浩さんです(^^)。

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タイトル 日 時
『ハーモニー』/伊藤計劃 ○
『ハーモニー』/伊藤計劃 ○ 核が多用され世界的な混乱となった〈大災禍〉。そこから人類は、〈人〉という資源を公的なものととらえ、尊重する方向性に舵を切った。 過分なユートピアに叛旗を翻そうとした少女たちの、その後の物語。 昨年の秋、大々的に映画化された伊藤計劃さんの3部作のうちの1つ。 最初に『ハーモニー』を選んだのは、一番興味が持てそうなあらすじだったからなのですが・・・。 ・・・いやぁ、難しかった。 でも、すごく充実しました。思うところは色々あるんですが、読めてよかったです。 ...続きを見る

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2016/09/28 19:48
『リバース』/湊かなえ ○
『リバース』/湊かなえ ○ うーわー・・・・。 そう来るか、湊かなえさん・・・。 「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が恋人のもとに届き、3年前亡くなった親友・広沢がどんな人物であったかを書き記すために、広沢を知る人々を訪ね歩くことにした・深瀬。 様々な広沢を知るにつれ、意外な人間関係にも気づき、己を見つめなおすことすらあったその旅。 物語最後の2ページで、真相は見事なまでに『リバース』する。 ...続きを見る

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2016/09/23 22:17
『バベル九朔』/万城目学 ○
『バベル九朔』/万城目学 ○ 今まで万城目学さんといえば、『鴨川ホルモー』とか『偉大なるしゅららぼん』などで、ぶははは!なにそれ!?うぷぷぷ・・・と気持ちよく笑っちゃうイメージだったんですけど、本作『バベル九朔』はちょっとそこからは外れている作品です。 でも、面白くなかったわけではなく、後半は結構ぐいぐい読み進めまられした。 え?どうなっちゃうの?結局どっちが悪者なの?ていうか、悪者の定義はどこに?! ・・・いやそれよりカラス女怖ッッ!!!、・・・って。 そしてあのラストは…?! ...続きを見る

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2016/09/21 09:08
『クララ殺し』/小林泰三 ○
『クララ殺し』/小林泰三 ○ 衝撃のグロさで度肝を抜かれた『アリス殺し』の続編ということで、警戒心全開で読み始めた、本書『クララ殺し』。 前回ほどの惨殺シーン(笑)は出てこなかった代わりに、今回は同じ人物が何回も殺されるという展開に。 小林泰三さん、相変わらず容赦がないようで…。 たぶん本作は『アリス殺し』を読んでないと、わからない物語じゃないかなと思います。 ...続きを見る

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2016/09/13 13:23
『虎と月』/柳広司 ○
『虎と月』/柳広司 ○ 中島敦 『山月記』。 高校の国語の教科書に載ってた短編。 本書著者柳広司さんも、高校生の時に出会った作品である、と「あとがき」に書いてましたね。 膨れ上がる自尊心に押しつぶされて、虎になった李徴。 思春期特有の「生き辛さ」をいまだ引きずり、非凡の才に憧れていた高校生の私は、その李徴の境遇に共感とも憧れともつかない、強い感情を覚えたものです。 ・・・なんか、中二病っぽいですな、今考えると(笑)。 『虎と月』はその『山月記』を、ヤングアダルト向けのミステリーとして描いた物語です。 ...続きを見る

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2016/09/12 10:24
『羊と鋼の森』/宮下奈都 ◎
『羊と鋼の森』/宮下奈都 ◎ 2016年本屋大賞受賞作で、あちこちで話題になってたので、内容は何となくは知っていたのですが、こんなにも美しく力強い作品だとは思ってませんでした。 ピアノ調律という、私が今まであまり知らなかった世界を描いた、『羊と鋼の森』。 じつは宮下奈都さん、初読みなんですよね…。なんだか素敵な作家さんにまた出会ってしまいました♪ ...続きを見る

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2016/09/04 15:09
『山女日記』/湊かなえ ○
『山女日記』/湊かなえ ○ 登山には、いい思い出がない。 大学で山岳部に所属し、後期高齢者になった今も国内外を問わず山登りを楽しんでいる父がいる。 その父が家族サービスのつもりで、小学生になるやならずやの子供たちを引き連れて、体力勝負の登山をしていたのである。キツイばかりで、正直ちっとも楽しくなかった(^^;)。 そんな私なので、本作『山女日記』を読了しても、全く登山の魅力には目覚めませんでした、ははは・・・。 だけど「あ〜、私も、山登った方がいいのかな〜」と、心の弱さをふと突かれたことは、告白せねばなりますまい(... ...続きを見る

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2016/08/31 19:35
『世界から猫が消えたなら』/川村元気 ○
『世界から猫が消えたなら』/川村元気 ○ 高校生の長男が、「勉強サイトかなんかの懸賞で当たったけど読まないから」(←読めよ!)と言って私にくれた本作、『世界から猫が消えたなら』。 ライトな文体、あっさりとサクサク進む展開、なるほど高校生にも読みやすいんじゃないかな(^^;)。 私的には川村元気さんといえば、映画『電車男』のプロデューサーって認識なんですが、情報古すぎ(笑)。調べたら、東宝のいろんなヒット映画のプロデュースをやってらっしゃる方なんですね。 ...続きを見る

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2016/08/28 14:00
『倒れるときは前のめり』/有川浩 ◎ (エッセイ)
『倒れるときは前のめり』/有川浩 ◎ (エッセイ) 水無月・R大絶賛!読んだら即萌え!萌えの女神降臨!の有川浩さん!!・・・って、今までよく書いてましたけど、最近の作品は萌え全開ってわけでもないんですよね。 まあ、そんなの全然関係なく、水無月・Rにとって絶対的別格作家さんなのは、変わりません♪ その有川さんの初エッセイ集、『倒れるときは前のめり』。 思いっきり堪能させていただきました〜♪ ...続きを見る

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2016/08/21 13:31
『オーダーメイド殺人クラブ』/辻村深月 ◎
『オーダーメイド殺人クラブ』/辻村深月 ◎ なんか、ここのところ続けて〈イタイ〉物語を読んでる気がするなぁ(笑)。 辻村深月さんの、痛痒い中学生物語、『オーダーメイド殺人クラブ』。 イタいイタいと連呼してますが、身に覚えがありすぎなイタさなんですよね〜(^^;)。 いや、殺したり殺されたりしたかったわけではないですけど、それでも、参っちゃうなぁ・・・。 ...続きを見る

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2016/08/18 20:16
『ラブレス』/桜木紫乃 ◎
『ラブレス』/桜木紫乃 ◎ 杉山百合江という一人の女の生涯を、丹念に冷静にたどりながら、その妹・里実、母・ハギ、娘・理恵、里実の娘・小夜子の人生も語る物語。 桜木紫乃さんを読みたいと思うきっかけになったのが、この『ラブレス』。 百合江の生き方にはあまり共感ができなかったのですが、なんとなく納得はできました。 波乱に満ち、諦めるというより、心のどこかに残しながらも大部分は忘れ捨てるその生涯を幸せだったと思うかは、個々によるのだろうと思いました。 ...続きを見る

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2016/08/17 10:39
『何者』/朝井リョウ ○
『何者』/朝井リョウ ○ 大学を卒業してもう、二十数年。就職氷河期に突入した頃だったなぁ・・・。 当時の就職活動はどうだったかもあやふやになった今、朝井リョウさんの『何者』を読むことになった。 いやあ・・・イタイね。大変、イタイ。 何がイタイって、結局キレイな人間なんていないんだよ・・・ということを斬りつけられ再確認させられたことですよ。 ...続きを見る

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2016/08/14 22:47
『子どもたちは夜と遊ぶ』(上)(下)/辻村深月 ○
『子どもたちは夜と遊ぶ』(上)(下)/辻村深月 ○ なんていうかねぇ、・・・非常に後味が悪いです・・・。 だけど、気になって気になって、下巻なんかもう、すごい勢いで読んじゃったんですよねぇ。 辻村深月さん、この展開はちょっと…救いがなさすぎると思うのですが…。 『子どもたちは夜と遊ぶ』という、ファンタジックなタイトルとは裏腹に、いくつもの殺人事件が描かれるこの作品。 ううむ・・・感想がとても難しいなぁ。 どうしましょう・・・(^^;)。 ...続きを見る

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2016/08/08 17:18
『スタープレヤー』/恒川光太郎 ◎
『スタープレヤー』/恒川光太郎 ◎ 今までの恒川光太郎さんとはずいぶん違う作風になったけど、面白い…!私はこういうの、大好きだなぁ♪ シミュレーション?RPG?、・・・ゲームのジャンル分類に詳しくないのでよくわからないんですが、ゲームっぽい展開でサクサク読めます。 謎の白い大男から籤を引いて『スタープレイヤー』を当てた途端、異世界に飛ばされた主人公・斉藤夕月(ゆづき)の物語。 十の願いを叶えてくれる「スターボード」を駆使して、彼女はこの世界をどう生きていくのか。 ...続きを見る

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2016/07/30 21:37
『ミチルさん、今日も上機嫌』/原田ひ香 ◎
『ミチルさん、今日も上機嫌』/原田ひ香 ◎ 学生時代・OL時代初期に、バブルの恩恵を受けまくったミチルさん。 そのノリで何となく「いい感じ」で過ごして来れてしまったおかげで、現在「45歳・バツイチ独身・子供なし・住むところはあるけど職はなし」なんていう状況に。 なのにタイトルが『ミチルさん、今日も上機嫌』なもんですから、どういうこっちゃ?と気になって。読みやすい文体もあって一気読み。 原田ひ香さん、初読み作家さんですが、なかなかいいです♪ ...続きを見る

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2016/07/18 22:30
『恩讐の鎮魂曲』/中山七里 ◎
『恩讐の鎮魂曲』/中山七里 ◎ かつて、日本中を震撼させた少年犯罪者〈死体配達人〉。医療少年院での更生を経て名前を変え、彼は弁護士となった。 中山七里さんによる、『贖罪の奏鳴曲』、『追憶の夜想曲』に続く、御子柴シリーズ第3作。 本作『恩讐の鎮魂曲』で御子柴が立ち向かうのは、医療少年院時代の恩師・稲見が罪を認めている、殺人事件の裁判である。 ...続きを見る

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2016/07/16 22:06
『ホテルローヤル』/桜木紫乃 ○
『ホテルローヤル』/桜木紫乃 ○ 湿原を見渡せる場所にある、一つのラブホテルの変遷を遡っていく短編集、『ホテルローヤル』。 桜木紫乃さんの直木賞受賞作ですね。 釧路湿原には行ったことがあるのですが、あの風景(特に冬)の中にさびれた(廃墟化した)ラブホテルがあったとしたら、とても物悲しい感じがすると思います。 ラブホテルが舞台だといってもエロスな物語ではなく、淡々した淋しさが流れ続けていました。 ...続きを見る

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2016/07/15 13:23
『帝国の女』/宮木あや子 ◎
『帝国の女』/宮木あや子 ◎ いやもう・・・宮木あや子さん大好きだわ、私(笑)。 タイトルが『帝国の女』なんていうガッチガチなものなので、お堅い系か不穏系かと思いきや、「帝国テレビジョン」という放送局で働く女たち(社員でない人たちも含む)の物語ですよ。 TV業界といえば、言わずと知れた過酷な職場環境の業界。 しかし、その苛酷さは私の知識や予想をさらに上回るものでした。 いやいやいや・・・。うん、私あんまりTV見ないけど、見る時は、ドラマでもバラエティでもニュースでも、制作に関係してる人たちの多大なる労苦と健康に心を馳... ...続きを見る

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2016/07/04 20:38
『忘れ物が届きます』/大崎梢 ○
かつての事件も忘れられるほどに年月が経ち、あの頃は見えなかった・知らなかった・見ようとしていなかった真実が明らかにされる。 5つの事件。5つの『忘れ物が届きます』。 ちょっとミステリーとしては物足りないというかなんというか・・・でも、大崎梢さんらしい優しい物語でした。 ...続きを見る

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2016/06/27 20:25
『ふたつめの庭』/大崎梢 ○
『ふたつめの庭』/大崎梢 ○ 水無月・R的・〈本にまつわる業界作品作家さん〉の大崎梢さんの作品ですが、本作の舞台はなんと「保育園」。 保育士5年目の小川美南と子供たち・保護者・園関係者の織り成すハートフルストーリー『ふたつめの庭』、かつて幼稚園児の母であった私に、懐かしさだけでなく今は当事者ではないという目新しさも運んでくれました。 ...続きを見る

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2016/06/17 21:58

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