蒼のほとりで書に溺れ。

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zoom RSS 『ひげがあろうが なかろうが』/今江祥智 ○

<<   作成日時 : 2009/11/13 23:10   >>

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あ〜〜・・・(笑)。なんでリスト入りしたか全く覚えていない・・・。M市図書館になくて、いずれリクエスト掛けようと思ってるうちに、N市に引っ越したからなぁ(←言い訳)。
で、N市図書館に開架されてるこの本を見たとき、びっくりしました・・・。
すんごい分厚いです。先程計ったら4.5センチもありましたよ。
かばんに入れて持ち歩けないよ(笑)。

今江祥智さんは、『本から始まる物語』で、顧客に合った本の「みつくろい」をしてくれる本屋さんの物語を描いていた方ですね。児童文学でも有名な作家さんです。

『ひげがあろうが なかろうが』は、なんていうんだろう、色々な読み方が出来る、大きな物語だなぁと思いました。少年の成長、圧政に苦しむ民、裏で手を尽くして抵抗の足がかりを作ってゆく人々・・・。いちばん前面に出ているのは、主人公の少年・たけの「山の民」(←水無月・Rが勝手にそう称してるだけなんだけど)としての成長。
だけど、私が気になったのは、たけの父・いわを始めとして、忍びの者であるらしい母・おいねや川の者・海の者・町にまぎれている仲間たちが、何を目指しているか・・・であった。
結局、物語の中でそれは描かれることはなく、これから大きなうねりが始まる・・・というところで終わったしまったのだけれど。
あれだけ、大掛かりに、少しずつ地道に準備をし(その間にも為政者側との攻防は続く)・・・。為政者側と戦って滅ぼすとか、追いやるとか、そんな単純なことを求めていたわけじゃないように思う。・・・気になるなぁ。

山の民としての成長や、父母や他の人々からいろいろな技術を学んでいくたけの成長は、何だかどっしりと太い幹を持った巨木に育っていく、というイメージである。そうでありながら、しなやかな竹のようでもあり・・・。きっと、いわたちの目指す行動は、何年もかかるだろうから、その間もどんどん様々な事を学んで、大きな人物になるんだろうなぁと思う。

「ひげがあろうが なかろうが」の前身ともいえる、「ひげのあるおやじたち」も、圧政を強いる「うえ」に対して、大勢で逃散することで抵抗し、ひいては「うえ(藩)」が更に「うえ(幕府)」から目を付けられて藩替えになるという結末を迎えている。
それぞれ個性的な「ひげのある」父ちゃんたちが、それぞれの能力を発揮して目的に向かって走っていくその様は、痛快だった。その影を支える母ちゃんや子供達もしかり、である。
彼らは、新天地でどんな生活を始めたのだろうか。

ただ・・・面白いことは面白いんですが、いかんせん長い・本が重い(笑)。読むのに、非常に時間がかかってしまいました。あはは・・・。

(2009.11.12 読了)

ひげがあろうがなかろうが
解放出版社
今江 祥智

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