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zoom RSS 『配達あかずきん』〜成風堂書店事件メモ〜/大崎梢 ◎

<<   作成日時 : 2010/01/24 21:00   >>

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先日『片耳うさぎ』を読んだ時、皆様に大崎梢さんなら、「成風堂」シリーズがいいよ〜とお勧めいただきました。
そのシリーズ1作目が『配達あかずきん』〜成風堂書店事件メモ〜です。うん、確かにコレは当たりですねぇ!すっごく面白い。本屋さんがらみで、色んな事件が起こって、それを解決するのは本屋さん。本屋さん好きにはたまりません。

ただ・・・一つ、心苦しい事がありまして。水無月・R、本屋さん好きでよく行くけど、でもほとんど本を買ってないのです。うわ〜ん、ごめんなさい〜<(_ _)>。
この作品読んで、本屋さんてすごいなぁ、大変だなぁ、頑張ってるよなぁ・・・って思ったんですけど。
ああ・・・非常〜に、心苦しいです。ホント、すみません!!

・・・ううむ。このまま低いテンションで行くわけにもいかないので、気を取り直して、行きましょう。
大崎さんって、本屋さんにお勤めしてた事があるんだそうですね。だからこそのリアリティと、上手く読者に伝えられる「サービス提供者」という書店員の心構えみたいなものが、とてもうまく伝わってきました。
主人公・杏子が、常に「お客様の役に立ちたい」と職業意識を持って働いているのが、すごく好感度高いです。
勘の鋭いアルバイトの多絵と杏子を中心に、成風堂の書店員達が、日々の仕事の中で起きる事件に書店員なりの知識や発想力をもって解決に当たる。
テンポよく進む物語、杏子達の推理の微笑ましさ、そしてほっこりとする真相(ちょっと後味の良くない事件もあったけど)。
楽しくて、1日で読み終えてしまいました。

「パンダは囁く」
寝たきりの老人に頼まれた、ふしぎな本の題名。本屋さんらしい推理が冴え、あやういところで、救われる。全然わからなかったけど、カンのいい人ならわかるのかなぁ・・・。
「標野にて、君が袖振る」
成風堂のお客様が、本を買った後失踪した。20年前に亡くなった彼女の息子の真実に迫る。
「配達あかずきん」
生真面目なアルバイトのヒロちゃんが、配達の途中で事故にあう。彼女が襲われたのはなぜ?
「六冊目のメッセージ」
入院していた女性に、お勧めの本を選び続けた書店員。だけど、成風堂には該当店員がいない。では、誰が?
「ディスプレイ・リプレイ」
人気コミックのフェアのディスプレイ。見事な出来栄えだったのに、汚されてしまった。その真相は?

「六冊目のメッセージ」っていいなぁ〜って思います。紹介される方はもちろん、紹介する方でも。なかなか、好みに合う本をお勧めし合える人っていなかったですからね〜、ブログ始めるまで。
本作も、『片耳うさぎ』の時にお勧めいただいて、ホントに良かったですもん。
出来れば、リアル友人でそういう人が出来るといいなぁ〜。
「配達あかずきん」はどうなっちゃうのか、すごくドキドキしました。謎の展開が、緊迫感がありました。

このシリーズ、もう結構な冊数出てるんですよね。
キャラクターの違う探偵役の杏子&多絵、本屋さんというシチュエーションが最大限に生かされてること、そして安心して読める、日常に近い展開。
普段POPの展示とかレジ回りとかしか知らない本屋さんのお仕事を知るのも、へぇ〜っと感心することがいっぱい。
次の作品が、とっても楽しみです。

(2010.01.21 読了)

配達あかずきん
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タイトル (本文) ブログ名/日時
配達あかずきん 大崎梢
配達あかずきん オススメ! 「パンダは囁く」 駅前のビル、6回にある書店「成風堂」で杏子は社員として働いている。 店員ということで、小さなヒントで本を求めるお客様もやってくる。 寝たきりの老人のために本を買い求めてきた男性がいた。 老人が言ったという言葉を... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2010/01/25 00:02
配達あかずきん 成風堂書店事件メモ(大崎梢)
うわーうわーうっわぁぁぁぁっ。 読んでる間中、ずーっと心の中で叫んでいました。もうね、これはね、堪らなーい!ですよ。本好きの、本屋好きの心をくすぐりまくり。「図書館戦争」(有川浩)とは、また違った意味で本好きには堪らない1冊です。・・・言い過ぎ?え〜では、訂正。本好きの”私”には、もうもうもぉーーーっ!と身悶えするぐらい堪らない1冊です(笑) ...続きを見る
Bookworm
2010/01/25 12:48
「配達あかずきん」 大崎梢
配達あかずきんposted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 9大崎 梢著東京創元社 (2006.5)通常1-3週間以内に発送します。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る ...続きを見る
今日何読んだ?どうだった??
2010/01/25 20:40
配達あかずきん:成風堂書店事件メモ
 大崎 梢 2006 東京創元社 行きつけの駅ビルの本屋さんを思い浮かべながら読んだ。本好きさんのブログで見かけることが多かった本を、ようやく読むことができた。本がいっぱい並んだ表紙が、物語の舞台を表している。面白いタイトルだ。 本屋さんのリアルなお仕事振りを背景に、本屋さんで本当に起こりそうな日常の事件が物語を作る。中に出てくる本も出版社のわけ隔てなく、知っている本、好きな本が出てくると嬉しい。本好きには楽しくなる本だなあ。登場するのも愛すべき人たちだ。舞台の本屋さんも素敵だけど、ハーレムのよ... ...続きを見る
香桑の読書室
2010/01/26 16:38
「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」大崎梢
配達あかずきん ...続きを見る
本のある生活
2010/01/26 22:42
「配達あかずきん」  大崎 梢
   配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)  大崎 梢  単行本: 240ページ  東京創元社 (2006/5/20) ...続きを見る
コンパス・ローズ  compass ro...
2010/01/26 22:58

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんわ^^
カキコありがとうございました。
読んで楽しかったといっていただいてとても嬉しいです。
まず舞台が本屋さんって言う事で惹かれるんですよね。
実際に本屋さんで働いていた著者だから書けることもいっぱいあったと思いますし。
杏子と多絵のコンビも良かったですよね。
「六冊目のメッセージ」私も大好きです。
こういうやり取りがお客さんとあったら素敵だなと思います。
苗坊
2010/01/25 00:03
こんにちは、トラバありがとうございました〜 本屋さんで新しい出会いが生まれる・・・夢見たいだけどあってみたいな、と思います。
これとはちょっと畑が違いますが「暴れん坊本屋さん」これは必読です!笑えて面白くてためになりますから”
空蝉
2010/01/25 12:10
私も本屋さんであまり本を買いません^^;;;
読んでいただけて、そして気に入っていただけて嬉しいです♪本好きにはたまらない作品ですよね。
同じく「六冊目のメッセージ」が好きでした。いいですね〜。
すずな
2010/01/25 12:55
こんにちは。コメントありがとうございましたこのお話いいですよね〜わたしは普段ネット本屋さんを主に利用してるんですが、たまにはリアル本屋さんも行かねば。と思いました。マンガですが「本屋の森のあかり」っていう作品もなかなかよいですよ。機会があったら試してみてください
まみみ
2010/01/25 20:43
>苗坊さん。
本屋さんで働きたくなりましたが、いかんせん読書傾向が偏り過ぎな自分に気がつき、やっぱり無理だな〜と(笑)。
「六冊目のメッセージ〉みたいな心温まるやり取りがあったら、ホントに素敵ですよね♪

>空蝉さん。
「暴れん坊本屋さん」、読んだことあります(笑)。番子さんのキャラが、スンバラシイですよね〜!(^^)!。
すんごく笑い転げました、あの時は(笑)。
水無月・R
2010/01/25 21:36
>すずなさん。
あ・・・よかったぁ。本屋さんは好きでも、買わないのはやっぱり邪道かしらん・・・とちょっと不安になってたもので(^_^;)。
私、自分にぴったりくる本を勧めてくれる人がいたら・・・ちょっとときめいちゃうかもです。憧れますよね♪

>まみみさん。
はい〜、気持ちがほっこりするような物語、しかも舞台は本屋さん!たまりませんね!
リアル本屋さんに入り浸るけど買わない(買えない)私(^_^;)。
『本屋の森のあかり』、ちょっとだけ読んだことあります。主人公の女の子が可愛いですよね。一生懸命で。
ちなみに、私は副店長(眼鏡男子)さんじゃなくて、同期の男の子(こちらも眼鏡男子)派です(笑)。
水無月・R
2010/01/25 21:45
この本で、本屋さんの仕事の大変さとか、見えないところでしていることとか、いろいろ知ることができて楽しかったのですが、心苦しいものもありました。私も借りるばかりでめったに買わないので^^;
リアル友人で、好みをわかって本をすすめあったりできる人がいたらいいですよね。とはいえこんなすてきなセレクトは私にはできませんけど・・。
june
2010/01/26 22:42
juneさん、ありがとうございます(^^)。
万年財政難の私・・・。本屋さんでチェックして、図書館で予約という、本屋さんにとってはありがたくない人ですよね(^_^;)。
本をお勧めするのって、難しいですよね〜。
でも、ブログで皆様が水無月・Rにお勧め下さる本って、アタリ〜!なのでそういう意味ではありがたいですね♪
私のお勧めが、皆様のお心にかなってるかどうかは、かなり疑問ですが(笑)。
水無月・R
2010/01/26 22:51
こんばんは。
買わなくても寄らずにいられないのが本屋さん。本という形態が好きなので、愛でて和んでそれだけで満足。ちょっとは買ってよ〜って言われそうですね(笑)
本を介した謎解きそれぞれに面白かったですが、「六冊目のメーッセージ」はよいですねぇ。私も好きです。
雪芽
2010/01/26 23:19
雪芽さん、ありがとうございます(^^)。
・・・はっ!きょ、今日も(買えないのに)本屋さんに行ってしまったことに今更気付き、しまった〜!と(^_^;)。
見かけると入らずにはいられない・・・。
本屋さんには何か魔力があるに違いない、と思います!
どの謎も、とっても興味深かったです。
水無月・R
2010/01/27 22:37

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