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zoom RSS 『それを愛とまちがえるから』/井上荒野 ○

<<   作成日時 : 2013/04/17 23:32   >>

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う〜わ〜(笑)。
色んな意味で、イタい物語だわ〜。
『それを愛とまちがえるから』ってタイトル・・・うん、主要登場人物みんな、間違えてますよね〜、はい。
だけどじゃあ、間違えてなくて、正しくこれが〈愛〉なのだ!というものは…あるのかしらん(笑)。
井上荒野さんの作品って「なんかズレてる不倫もの」っていうイメージがあるんですけど、まさにそんな感じ。

匡と伽耶は結婚15年。子供はいなくて、伽耶は専業主婦。都内のマンションに住んでいる。
匡には鍼灸師の朱音、伽耶には売れない漫画家の誠一郎という愛人がいる。
ある朝、伽耶は匡に「あなた、恋人がいるでしょう」という。
そしてその昼、匡は伽耶に「君にもいるだろう、恋人」と電話する。
何故か、この夫婦とその愛人たちは交流を持つようになり、一緒にキャンプに行くことに。

・・・マジですか(笑)。
夫婦にお互いに愛人がいるのはいいとして(いや、ホントは良くないけど)、なんで4人で仲良くキャンプ行くかな〜(^_^;)。
しかも、そのキャンプの夜、ひょんなことから夫婦のヨリが戻っちゃったりして、なんじゃそりゃ〜(笑)である。
そういう事って、現実的には、アリなんでしょうかねぇ。

まあ、展開はともかくとして、結構身につまされるなぁ(笑)。
いや、私には愛人はいないし、多分夫にもいないと思いますけどね。
結婚15年とか、帳尻の最後はいつもたいてい妻が引き受けてるとか、なんかなぁ・・・。イタいわ〜、とてもイタいわ〜(笑)。
微妙に鬱屈してる感じも、ちょっとねぇ。
読んでて、あちこちで「う〜わ〜・・・」って、頭を抱えたり、やりきれない気持ちになったり、失笑したり、脱力したり、あるあるネタでにやけてしまったり。
いやいやいや…、身につまされましたわぁ。

しかしですね。
夫婦に「セックス」って欠くべからざるものなんですかね?
このことに言及すると、自分はどうなんだって告白しなきゃいけなくなりそうで、ちょっと困るんですが。
なんかそんなにこだわらなくてもいいんじゃないの〜?って思うんですよねぇ。
まあ、こだわるが故に、こんな話になっちゃったんですけどね(^_^;)。

ダメダメ大人4人。特に男性陣2人のだめっぷりったら、ひど過ぎる。流されまくりだし、甘ったれだし。
女性2人の方も、ダメダメなのは同じなんだけど、それでもなんというか「自分」があるような気がする。ちょっと伽耶は、思考展開がおかしすぎる気がするけどね。

普通、不倫相手がいると判明した時点で、修羅場開始!のはずなのに、何故かぎこちないなりに(表面上は)仲良く食事したり、お茶しに行ったりした上に、泊りがけでキャンプだもんねぇ。妻・伽耶の感覚が私にはわからないわ〜。そして、それに流されていく匡や愛人たちも…。
そのキャンプで不倫カップルごとにテント二つに分かれて泊まることになるというのも、めちゃくちゃだ…(-_-;)。そして、眠れないからってテントを抜け出したら夫婦で出会っちゃって、そこで妙な高揚感と共に肉体関係を結んじゃうんですよね。それって、ありですかね(^_^;)。
しかも、そのヨリが戻ってセックスが再開したことを、夫婦ともども変な感じに後悔してる感が、イタいですねぇ。高揚感が冷めたら、それが進化か退化かもわからなくなっちゃった・・・かぁ。
それでも、夫婦として続けていく、って決めたんだ。
だけど、ラストで伽耶がとった誠一郎からの電話、どういう結果になったんでしょうね・・・。
だって、ヨリが戻ったと言っても、それは元の鞘じゃないもの。

(2013.04.17 読了)

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井上荒野 中央公論新社発行年月:2013年01月 ページ数:250p サイズ:単行本 ISBN:97


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