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zoom RSS 『書店ガール』/碧野圭 ◎

<<   作成日時 : 2013/05/09 21:20   >>

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本屋さんのお話、しかもアラフォー女性副店長が主人公、ときたら読むっきゃないでしょう!という事で読み始めた『書店ガール』
碧野圭さんは、初読み作家さんです。
最近、ホントにリアル本屋さんは大変ですよね〜。私はリアル本屋さん大好きなんで、主人公たちを応援しながら読みました!

最初の方は〈これぞ女の泥仕合〉的な、うへぇってなるぐらいお互いを嫌いあってる主人公・理子と部下の亜紀のやり取りに疲れちゃったのですが、後半「お店を盛り上げていこう」と協力し合う展開になったら、異なる性質でお互いをカバーしあう、いいコンビになってきて、読んでて楽しかったです。

しかし、出て来る男性陣が、ひどすぎる・・・。揃いも揃って、女性蔑視と日和見。読んでてイラッとしました。キレたら負けなんだけど、多分私ならキレちゃうなぁ・・・。
まともなのは、お店のお客さんの星野氏ぐらい。その星野氏の意外な素性がラストで明かされて、みんなよかったね的な終わり方になるんだけど、それはちょっとうまい話過ぎるような気もするな…。

吉祥寺という場所柄がいいのかな〜。古くからのお客さん、町に遊びに来る若者や学生、いろんな客層に向けての店全体でのイベント仕掛けとか、面白かったです。
大手のところはあんまり冒険しないし、小さいところはイベントは難しいしで、なかなかうまい具合の規模とお店の方針マッチした〈興味深い本屋さん〉て、なかなか実在しないのが残念だけど。あ、それと私が通えるような場所…って方がもっとハードル高いか(笑)。でも、こんな本屋さんが近くにあったら、しょっちゅう様子見に行っちゃうな〜、絶対。本の情報を得るんだったら、リアル本屋さんが一番いろんな情報が入ってくるもんね〜。ネットとかだと結局、探してる本を検索して終わりになっちゃうからね。
でもごめんなさい、経済的に厳しいので図書館派な私・・・。ちょっと、申し訳ない気もする(^_^;)。

後半「売り上げをUPさせて、閉店を阻止する」ために、理子と亜紀がすごく頑張る。他の契約社員やアルバイト達も、一丸となって様々なイベントを繰り広げ、あちこちから入るやっかみや妨害にも負けず、着実に売り上げを上げてお店を守ろうとするのが、とてもいい。しかし、ホントに嫌がらせが多くて、世の中酷いよなぁと思う。実際、多分こういう事っていくらでもあると感じてるから。

ちなみに、タイトルを『ブックストア・ウォーズ』から変更してるんだけど、私としては前のタイトルの方がしっくりくるな〜。アラフォーな理子、結婚してる亜紀、共に「ガール」と呼ぶのはちょっとなぁ・・・。まあ「ウォーズ」と付けちゃうと色々悪いイメージになっちゃうのかしらん。

さっきちょっと調べたら、続きの巻が出てるようですね。
サブタイトルが「最強の二人」だそうで、理子&亜紀が新たに入社した書店でバリバリやってくれるのかな、と思うと楽しみです。本屋さんのお話、ホントいいですよねえ。
私、強気な女性、大好きですし♪

(2013.05.04 読了)

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「書店ガール」 碧野 圭
書店ガール (PHP文芸文庫) 「この店は私たちが守り抜く!」 27歳の新婚書店員と、40歳の女性店長が閉店の危機に立ち向かう。 書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読。 ◆◆◆ 元気が湧いてくる傑作お仕事小説 軽い気持ちで読み始めたら、止まらなくなった1冊です。 独身アラフォー副店長の理子と、はねっかえり部下の亜紀と衝突は、読んでいて心がトゲトゲしましたが、こういうの、あるよねぇと友人の話を聞いているかのように読みすすめました。 どちらが悪いという... ...続きを見る
BOOKESTEEM
2015/12/30 08:32

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
書店ガールも次が楽しみです!

そうですよね、「書店ガール」は面白かったです。
書店の一端を垣間見ているようで。
本屋さん好きにはたまらない作品です!
書店ガール2も読んでみたくなりますよね〜
birthday-energy.co.jp/
ってサイトは碧野さんの性格にまで踏み込んでましたし。
tomo
2013/08/25 23:43
tomoさん、ありがとうございます。
本好き&本屋好きにはたまらない作品ですよね。
なかなか〈2〉にたどり着けないんですが、読むのが楽しみです。
水無月・R
2013/08/26 17:15
こんにちは〜!
>本の情報を得るんだったら、リアル本屋さんが一番いろんな情報が入ってくるもんね〜。ネットとかだと結局、探してる本を検索して終わりになっちゃうからね。
すごく、わかります!
私も毎月たくさん本を買えるわけじゃないですが、リアル書店のあの空間もいいし、図書館もそうですが、知らなかった本に出会えるっていうのがまずいいですよね。

すべての人がそうじゃないにせよ、男の人って面子を気にしたりしてうまく一緒に頑張ろう!となれない人も多いんだろうか、と思ってしまう場面、実際にありますね。でも星野さんみたいな人もいるし、きっと読み進めていくとまたほかの人たちの違った一面も見えてくるのかなー?と期待してます。
yoco
2015/12/30 08:27
yocoさん、ありがとうございます(^^)。
リアル本屋さんの魅力がいっぱい詰まった、素敵な作品でしたよねぇ。
本屋さんへ行ったら、POPはもちろん、平積みチェックは欠かせません(笑)。棚差しだって、自らアピールしてくる作品もありますしね♪

そうなんですよ、この作品の男性陣のひどさったらなかったですね(-_-;)。
でもそれに腐らず、コツコツ頑張っていく書店員さんたちの日々が、とてもよかったです。
水無月・R
2015/12/30 15:28

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