『鳩の栖』長野まゆみ ◎

水無月・Rが20年近く愛読しているのが長野まゆみである。
といっても、いつも読んでいるわけでなく、数冊読んでは何故か間が2~3年あく。
愛好家達の間では「長野ワールド」と呼ばれているらしい、不思議な雰囲気(昭和初期のゆったりとした時間の流れを感じさせるもの)をいつも読み続けていると、浮き世離れしすぎる心地がするからだろうか。

長野まゆみ『鳩の栖』は、水無月・Rの「3年ぶりの長野ワールド導入」にふさわしい作品であった。
長野まゆみの少年愛系、と言われるジャンルなのだそうだが、今巷に流行している?生々しい関係ではなく、ほのかな感情の流れや、美しく繊細な描写に、心洗われる気持ちがした。
多分、毎回図書館で借りることはないと思うが、あと半年ほどは借りてくる本に長野まゆみが含まれることだろうと思う。美しく、不可思議な世界は、普段水無月・Rが所属する雑駁でうるさい世界とは全く違う。だからいいのだと思う。

(2007.1.12 読了)
鳩の栖
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集英社文庫 著者:長野まゆみ出版社:集英社サイズ:文庫ページ数:195p発行年月:2000年11月こ


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