『学園キノ4』/時雨沢恵一 ○

著者時雨沢恵一さん本人による『キノの旅』の学園パロディー、『学園キノ』シリーズ4巻目です。
相変わらず、ハチャメチャですなぁ(笑)。このかっとび具合が、なんともこう、ツボです~(^.^)。
さてさて、今、学園ものと言えばバンドですよね(笑)。某人気漫画(アニメ)の影響受けまくり(あとがきで時雨沢さん自ら認めている)な『学園キノ4』、学園の正義の味方たちがバンドを組んで、カッコよく演奏!しかも魔物退治ももれなくついてくるよ!って感じで、大変楽しかったでございますよ。

いやぁ・・・ホント、本編(という考え方でいいのかしら?)『キノの旅』も色々とすごいけど、なんといってもコッチは〈魔物退治〉ですからねぇ。設定が荒唐無稽とか、正義の味方に変身したら誰にもわからないお約束とか、ツッコミ処満載。楽しいなぁ~♪

ある日突然、黒島茶子先生(ティー)が「すぐやる部」のメンバーを集めて「バンドを組んでコンテストに出るわよ!」と叫んだことから、この物語は始まります。ベースは静先輩(サモエド仮面)、ドラムは犬山・ワンワン・陸太郎(ワンワン刑事)、ヴォーカル&ギターは木乃(謎の美少女ガンファイターライダーキノ)。熱心に部活動に励んだ彼らは、バンド結成2週間でコンテストに出場。その際、中等部の沙羅とエリアスも一緒にコンテスト会場に入ったはいいけど、何故か怪しげな黒服男たち沙羅を連れ去ろうと乗り込んでくる。茶子先生が追い払うものの、黒服男たちは魔の誘いに乗って魔物化。会場の外で大暴れ。もちろん、我らが正義の味方たちが変身して退治に乗り出すものの、なんせ数が多い。しかもサモエド仮面は存在自体が邪魔にしかなってない(笑)。ワンワン刑事の協力の下、1体退治しては変身しなおす謎のキノ。やっと退治し終えてコンテストの出番に、変身後のまま登場。2曲目に歌うのは、なぜか沙羅。その歌をインターネットでの世界放送を阻止しようとする男のもとには美老婆銃士・ヴァヴァア・ザ・スーパー(木乃のおばあちゃん)が乗り込み、あっさり撃滅。
インターネットで全世界に公開された沙羅の歌は、とある真実を明らかにする。

出た~!ヴァヴァア・ザ・スーパー!カッコいい~。しかし、強すぎて早すぎて、誰もその戦闘シーンを目撃できないというのが、残念だわ(笑)。
そして、木乃・静先輩・犬山の音楽の能力の高さにもびっくり。戦闘だけじゃないのねぇ。ケーキにつられたとはいえ、全くの初心者の木乃も歌とギターをこなしたし、本番はなかなかにハートビートな演奏だったようで、観客からも拍手喝采だったし。

しっかし、木乃の食べっぷりはすごいですな。たくさんあるケーキが一瞬でなくなる・・・ありえない(笑)。
だけど、実は静先輩も犬山も結構食べることがわかりました。この3人を食べ物で手懐ける茶子先生の財力もすごいね!

さて、今回はあんまりサモエド仮面の変態っぷり(笑)が強調されてなかったですね。ちょっと残念だわ(^_^;)。静先輩のステキさは、相変わらずでしたけど~うふふ。このギャップが一番好きなんですよね、私。
てことで、すでに『学園キノ5』も出てることだし、そのギャップに大笑いさせていただきたいものです♪

(2012.01.31 読了)

学園キノ(4)
楽天ブックス
電撃文庫 時雨沢恵一 アスキー・メディアワークス 角川グループパブリッ発行年月:2010年07月10


楽天市場 by 学園キノ(4) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック