映画《図書館戦争~THE LAST MISSION~》を観てきました~!

有川浩さんの『図書館戦争』シリーズ
それは、水無月・Rにとって、このブログにおける最も重要な柱と言っていいシリーズです。
前作の実写映画《図書館戦争~LIBRALY WAR~》から、2年。
前作を超える戦闘の迫力と緊迫感、息を飲むストーリー展開、そしてそれぞれの恋のときめき・・・。いやあもう、たまりませんな、《図書館戦争~THE LAST MISSION~》!!

あ、先に忠告しておきます。まあ、殆どの方はご存じでしょうけれど、これ以降、水無月・Rは萌え萌え無法地帯を大暴走いたします。ついでに、小説やアニメや前作映画のみならず、今作に関しても、盛ッ大にネタバレするものと思われます。
そして、とんでもなく長文になる予定です。
それにお付き合いいただける、お心の広い方のみ、この先にお進みくださいませ。

暴走前に一つだけ、真面目(?)な話を。
どの戦闘シーンも、ずっと歯を食いしばりながら観ていました。
特に、水戸図書館で良化隊が容赦なく書棚越しに銃撃を仕掛け、撃ち散らされる本の頁・頁・頁・・・。
何の躊躇もなく、本を、施設を、そして図書隊員たちを撃つ。
歯を食いしばりながら、首を振りながら、涙を流しながら観ていました。

私にとって〈本〉とは〈図書館〉とは。
知識と文化の象徴であり、理性を具現化したものだという事に気づかされました。
それらを、ためらいなく破壊する暴挙。
最初は、怖くて泣いているのかと思いました。自分で言うのもなんですが、何故このシーンで泣くのかと。
途中で気が付きました。悔し泣きだったのです。あるいは、怒りの涙。
知識と文化と、そして理性を踏みにじる行為への、怒り。そして、その行為を止めることも、咎めることもできなかった悔しさ。
映画はフィクションであって、自分が参加できる世界でないことは、もちろんわかっています。それでも、涙は止まらなかった。
こんなことは、絶対に、あってはならない。私にとって、踏みにじられてはならないもの。
〈本〉〈図書館〉そして、それらが象徴する、知識と文化、そして理性。
私には、武力も権力もないけれど、私なりにこれを守っていかなくてはならない、と思いました。

だから…というつながりになるかどうかよく判らないのですが、最後の方で郁が県立美術館にたどり着く直前、周りを良化隊に取り囲まれそうになったところで、報道陣のカメラのフラッシュが一斉にたかれ、その一瞬に救われる、というシーンに、いたく安心したことが、心に残っています。
武力でなくても、守る力はある。守れる方法はある。
このシーンに、私も救われたような気がします。

さて、まあ堅苦しい私事は、その辺に置いといて。
・・・いやぁ、良かった。ホント、前作をはるかに超える、素晴らしい作品でした!!
戦闘シーン、本当に感心して観てました。タスクフォースの皆さん、本当に戦闘能力高そう!動きにキレがあるし、撤退の連携も勿論台本あるんでしょうけど、お互いをフォローしながらの動きが、すごく自然に見えました。
すごいなあ!!傷つきながらも闘う姿、カッコ良かったです!
前作は、とにかく堂上教官の岡田さんがすごかった!のですが、今作はタスクフォース全体の連携というかチームとしての動きや戦い方が素晴らしかったです。もちろんその中には郁と手塚も入りますとも!

でも、その郁VS手塚の戦闘実地訓練中に、堂上教官が乱入した末に結局二人そろって手玉に取られて負けちゃうシーンがありました。ホント二人とも可愛かったですね。強くなったとはいえ、やっぱり堂上教官には、かなわないんだな~うふふ(笑)。

鞠江ちゃんは、ちょっと美人過ぎかなぁ。美人枠は柴崎だけでおつりがくるので、可愛いタイプの方がよかった(笑)。
でも、喋らなくても、表情や最小限の動きで伝わる演技は素晴らしかったですよ。小牧さんとお似合いだったし。
ただ、美人過ぎたのが残念。・・・え?私のやっかみじゃないですよ?!

松坂桃李さん演じる、とてつもなく頭がよくて計算高くて冷酷な手塚慧、ピッタリでしたねぇ。自らが持つ理想の為には手段を択ばない強さを持っているのが、とてもよく伝わりました。手塚慧の真っ直ぐすぎる固さをとてもうまく表現されてましたね~。福士君と並ぶと、ホントにイケメン兄弟でした(笑)。

残念だったことが2つ。
郁が堂上にキスして「帰ったら好きって言いますから」っていうシーンで、階級章貸与がなかったこと。是非これはやってほしかった…!
それと、玄田隊長の「これしきの事で騒ぐなバカどもが」がなかったことも、残念。
喧嘩屋中年のカッコ良さが如実に表れてて、私結構好きなんですよねぇ、あのシーン。
戦闘ラストで「もう、止めろ!」って言いながら飛び出していてハチの巣になるシーンはありましたが、その後は描かれなかったし、あれはちょっと破れかぶれ感が・・・。

あと、変だなと思ったのが、郁の査問。
原作では堂上班挙げての大掛かりな対策してたのに、映画ではあっさり査問に行かせちゃって、案の定郁は罠に引っ掛かりまくり。なんだかな~。
その代わり、「笠原帰ってきました!」のシーンは、タスクフォースの皆がすっごく喜んで迎えてて、良かったです!

茨城への移動中の、トラックの中で郁が堂上にカミツレのアロマオイルを渡すシーン、あれ絶対、周りの人寝たふりですよね!!もう、ニヤニヤかみ殺して、ジタバタしたいの押さえつけて、知らんふりしてあげたんですよね!そう思いたいです!私も、盛大にニヤニヤしてましたもん!

そして、なんといっても、手塚ですよ。
相変わらず、素敵なほどトホホですね、この子。愛おしすぎる
ホント、映画スタッフの皆さんは、手塚の本質を分かってらっしゃる!ありがとうございます!!
超イケメンで背が高く、頭もよくて強くて、家柄もいい、そんな完璧超人なのに、本質がトホホ。狙撃手としてとてつもなく優秀で、自分に弾が向かっていても、動じることなく狙撃を続けられる、そんなカッコいい男なのに。
柴崎には振り回され、郁の勢いに機先を制され、なんだかんだ言ってお兄ちゃんに弱い(だからこそ頑な)。
ああ、もう!手塚のトホホだけで、私は萌え倒れそう(笑)。福士君、ホント君は素晴らしい!

水戸図書館での、玄田隊長と良化隊の尾井谷隊長のやり取りが、妙にお互い知り過ぎてる感じで笑えたりとか。
柴崎が相変わらず美人過ぎて、ときめきしか覚えないとか。
郁と堂上教官のゲリラ戦(水戸図書館戦分断時)が、息ピッタリで素敵すぎるとか!

あ~もうホント、いくつでも語れる!いつまでも語れる!
登場人物だけじゃなくて、戦闘シーンの凄まじさとか、図書館施設の素敵さとか。カミツレが綺麗に咲いていたこと、そのワゴンが蹴散らされたこと。
水戸の防衛部員が少しずつ目覚めて行ったこと、郁と堂上のキスシーンは二人の出会いの書店だったこと、原作で茨城県点で守るべき対象は美術品だったけど、映画では『図書館法規要覧』であったこと・・・。

あ~もう!結局、収拾つかない文章書き散らし、数日推敲しようとしては挫折し、映画のパンフレットを読み返しては身悶えし、結局やっぱりいつも通り「有川作品って、素晴らしい!!」としか言えないという(^_^;)。
語彙貧困、感じたことを言語化する能力が貧弱すぎ、残念極まりない私でございます。

是非、映画《図書館戦争~THE LAST MISSION~》をご覧になって下さいませ。
有川作品ファンの方、小説派の方、漫画派の方、アニメ派の方を問いませぬ。
勿論、ジャニーズ岡田さんのファンの方、榮倉さんファンの方、どれも当てはまらないけどアクション映画の好きな方。
どんな方でも納得のいく作品だと思います!!
実際、どれにも当てはまらないけど、アクション好きのうちのダンナも「すごかったな!」(おもに撤退戦)と言っておりました(笑)。


(2015.10.11 鑑賞)

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『図書館内乱』  ◎
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『図書館革命』  ◎
『別冊図書館戦争Ⅰ』  ◎
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この記事へのコメント

りか
2015年10月26日 22:46
こんばんわです!
「図書館戦争 THE LAST MISSION」良かったですよねーvvv
ホント、どんだけでも語れそうです。(笑)
そんで、水無月・R さんの感想は思いっきり"同意!"でしたヨ!
萌えや突っ込みのポイントがめっちゃ近いと思いましたです。(笑)
そして、物足りなかった分の"LOVE"は、次作にとってあるんだと信じましょう!
それでは!
2015年10月27日 15:09
りかさん、ありがとうございます(^^)。
ですよね、ですよね~♪
いくらでも語れますとも~!!
「階級章貸与」は、次作にあると期待しています!
(玄田隊長の凄カッコいいシーンも)
もちろん、LOVEも!!
白い怪鳥
2015年11月03日 20:15
水無月・R さん、お久しぶりです。
白い怪鳥です。

相変わらず、有川作品への愛が溢れた感想ですね。
これだけ迫力ある実写に仕上げてもらえると、原作ファンとしても嬉しいですよ。
本当に前作を上回る出来でした。
次回作を期待しちゃいますよね。
水無月・R さんの期待する「階級章貸与」がのシーンが実写化されることを祈っておりますよ。
それでは、また。
2015年11月03日 20:43
白い怪鳥さん、ありがとうございます(^^)。
ええ、とめどなくあふれかえる愛でございます(笑)。たぶん、相当ウザイです(*^^)v。
『革命』のエピソードは、やっぱりやって欲しいですよねぇ。
今作LASTと付いちゃいましたが、そんなこと気にせず、ガッツリ作っちゃって欲しいです。
今作は「図書隊の成立のよりどころである『図書館法規要覧』を守る」という話だったので、今度は「表現の自由を守り、世論を動かし、火器使用をなくす」に至る物語の実写化を!
これあってこそ、図書館戦争という物語の本当の終わりだと思いますので…。

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