『百鼠』/吉田篤弘 △

・・・いやぁ。なんだろう、すっごく、さらさらと読んでしまいました。
読みやすい文体、という意味では非常に良かったのですが。
・・・内容が、よくわからない・・・。水無月・Rの苦手な〈さり気く描かれる何か〉系なのですよ。
吉田篤弘さんのファンの方、ホントにごめんなさい!

『百鼠』というのは、江戸時代に華美を戒められた町人たちが、許された茶色と鼠色にありとあらゆるバリエーションをつけて「四十八茶百鼠」と称していた、・・・という話を昔何かで読んだんですが、それですね。
文中でも、実際は百以上ある、その白から黒へのバリエーションの数々(さまざまな色合いを内包する)、についての言及がありました。

ああ~~。困った・・・・非常に困った・・・。
さらさらと読めたんだけど、実は水無月・Rの中に、何も残らなかったんである。
「一角獣」・「百鼠」・「到来」の3つの短編は、それぞれ独立して、全く違った世界を描いている。
だが、とにかく何を言いたいのかわからない〈さり気なさ〉が、キツかった・・・。
たぶん、好きな人にはたまらないんだろうになぁ・・・。
そして、相変わらず「なんでこの本リスト入りしたんだっけ~」って、非常に無責任な記憶の消失・・・!
たぶん「百鼠」の、作家に〈三人称小説〉をサポートして朗読してやる、という設定(ある意味物語の神が下りてくるような感じか?)に、気持ちが惹かれたんだと思う。だけど、そういうシーン少なかったしなぁ~。

ああ、全然、感想になってないですな(T_T)。

(2010.02.18 読了)

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