『校閲ガール』/宮木あや子 ◎

今回も、宮木あや子さんのノリッノリな展開に、にやにやワクワク、とっても楽しめました~♪
主人公・河野悦子は『校閲ガール』
出版社の中でも、花形の編集や営業ではなく、コツコツお仕事する地味なお仕事・校閲をやっている女の子。
校閲の仕事の話、知らないことがいっぱいあって面白かったです!

いやあ、出版社のお仕事というとまず編集さんが出てくるんですが、いやいやどうして「校閲」も重要なお仕事ですよね。縁の下の力持ち、ってカンジかな。
しかし、きっと私のこのブログなんて、校閲の人が見たら直すところツッコミ処がたくさんあり過ぎて、具合が悪くなっちゃうんじゃないかしらん(笑)。思いついたこと即、ノリと勢いで書いてるからなぁ、私。

本当は雑誌の編集になりたかった悦子だけど、採用面接時にその雑誌への愛を熱く語り過ぎ、逆に校閲の責任者から注目され、そちらに採用。文芸の校閲で、ミステリー作品の時刻表のずれを指摘したり、漢字とかなの単語使い分けを統一をしたり、頑張っていつかは雑誌編集者に!と願っている。
そんな悦子が巻き込まれた、ミステリー作家の失踪?事件(笑)。
いやあ、ホント相変わらずテンポがよくて、ノリとツッコミのバランスが絶妙!ニヤニヤ、時にはぶほっ!と吹き出したりして、大変怪しい人になってしまいました。

何と言っても、『セレモニー黒真珠』の木崎の妹・加奈子が出てきてサラッとお兄ちゃんの嫁発言した時の衝撃ときたら!言葉では言い表せません!!思わず「木崎、結婚できたんだ!!おめでとう!」って叫んじゃいました。家の中でよかった(笑)。
しかし、ホント私木崎が好きだな(^_^;)。木崎本人は一切登場してないのに、加奈子登場からテンションあがってたし(笑)。
あちこち繋がる宮木作品ワールドに、ワクワクしてきた私でございますよ♪
だって、悦子が住んでる元鯛焼き屋って、『憧憬☆カトマンズ』のパティの実家ですよね?!
エロミス作家・本郷の妻はディセンバーズ(芸能事務所)のスコップのファンだそうですよ。それに対する加奈子のツッコミが「時代はスノホワ(スノーホワイツ)」だそうで、『婚外恋愛に似たもの』にもつながってる!
他にも、もしかしたら私が気付いてない繋がりがあるかもしれないです。うわ~、楽しいなぁ!

ちなみに、宮木作品ではありませんが、悦子がエロミス作家・本郷に「最近の若い子は有森樹李とか読むの?」って聞かれてました。おお!柚木麻子さんの『私にふさわしいホテル』と繋がってますね。確かにあの作品、宮木あや子さん出てましたし。宮木さんと柚木さんて、お友達なのかしら。

面白エピソードは沢山あるんですが、一番笑ったのは、作中作の是永是之の『犬っぽいっすね』はすっごく文章が錯綜してるんだけど、それを悦子が校閲してて、~~こんな文章を書く人の頭ってどうなってるんだろうか。いつだか疑問に思った答えが出た。アフロだった~~(本文より引用)のくだり!もう、ゲラゲラ笑っちゃったじゃないですかぁ!
思わず入れたツッコミは「頭って、中身じゃなくて外側かいッ!!」、です。

登場人物たちのキャラが立ってて、素晴らしかったですわ。みんな揃って頭の回転がよく、口が立つので、読んでて爽快。
とりあえず、全員がツッコミだけじゃなくボケのスキルも備えてるのがすごいですな(笑)。うらやましい・・・。

ラストちょっと前に、悦子が「校閲とは」という啓示を受け取る。本人はつまらない仕事だと思ってたけど、それでも一生懸命に取り組む、そうすると光がさしてくる、っていうの王道だけど、ホントにいい。しんみりしちゃいました。

ところで「愛して○○」って章タイトルは、宮木さんのノリノリ系小説のお決まりのシメになったのかしら(笑)。
女子(女子っぽい人も含む)数人が飲んでつぶれて、お互い言いたい放題言うんだけど、でもなんかさらに友情は深くなっていく感じ。私、結構こういうの、好きです。

って、ほとんど内容に触れてないぞ(笑)。相変わらず、思ったことを書き飛ばしてるな。校閲に出さないからいいけど(笑)。
まあ、とにかく面白いから読んでください、って言うしかないです(^_^;)。
是非、読んで。楽しいよ♪

(2014.11.02 読了)

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