テーマ:〈ひと〉と〈機械〉の狭間で

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』/デボラ・インストール ◎

読書レビューサイト【トドの部屋】todo23さんからお勧め頂いた本作、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。機械技術がかなり向上し、家事アンドロイドなどが普及している世界設定で、ダメダメ大人な主人公・ベンとロボットのタングが旅をしながら成長していく物語だったのですが、とても面白かったです。著者・デボラ・インストールさんはイギリスの方なのです…
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『エクサスケールの少女』/さかき漣 〇

あら~?なんか、思ってたのと違うなぁ・・・。 人間とAIの未来を描く、という書評に惹かれて読み始めたんですけど、なんか、凄くもったいない感じが・・・。 日本からシンギュラリティを起こそうとする最高の頭脳を持つ青年と彼が手にした最高の環境、不可思議な体質の少女、日本古代神話とのかかわり、AIやAGI(汎用人工知能)の発展、人間の欲とそ…
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『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』/インフォビジュアル研究所 ◎

次男が図書館から借りてきた、『図解で分かる14歳から知っておきたいAI』をちょっと読み始めたら、ハマってしまいました。私、ロボットとかAIって、これからの将来に大きく影響を及ぼすものだと思っていて、結構興味はあります。といっても、理解して使いこなすようになりたいとか、自分で開発に関わりたいとかじゃないんですけどね(笑)。インフォビジュア…
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『プリズムの瞳』/菅浩江 ◎

菅浩江さんの描く〈人〉と〈ロボット〉の物語は、郷愁と淋しい温かさに満ちています。 本作『プリズムの瞳』に登場する〈ピイ・シリーズ〉というロボットたちは、ただそこにいて「絵を描く」だけの存在であるにもかかわらず、彼らに関わる人間たちの「己の弱さ」を自覚させてしまう。 〈人〉と〈ロボット〉の関係性の曖昧さが切ない、少し未来の物語。 …
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『機巧のイヴ』/乾緑郎 ◎

江戸時代のような設定の世界の、天府(将軍のいる都市)。十三層の巨大遊郭のあるその街で、機巧師・釘宮久蔵とその屋敷に住む伊武という女、そこへ出入りする元・公儀隠密・田坂甚内、彼らの迫る秘密とは・・・・。 新聞の書評か何かで見かけた乾緑郎さんの『機巧のイヴ』、ミステリーに分類されるそうですけど…、え?ミステリー? どっちかって言うと、ス…
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『五人姉妹』/菅浩江 ○

菅浩江さんの描く、美しくて切なくて、淋しい優しさに彩られた、いつか訪れるかもしれない未来の世界。 〈ひと〉と〈機械〉の狭間を漂い、人工知能と融合し、〈自分〉を探して喜びと悲しみを経験する〈もの〉たち。 表題作『五人姉妹』を含む9編、それぞれの世界が孤独と共に広がっていきます。 菅さんの物語って、安定しているなぁ。いい意味で、意…
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『アイ・アム I am. 』/菅浩江 ◎

切なさの名手、菅浩江さんの作品はいつも、淋しい優しさに満ちている。個体としては確固として存在しながらも、〈ひと〉と〈機械〉の狭間で揺れるものたち。 『アイ・アム I am.』も、自分は機械なのか人間なのかを迷いながら、自らの存在を確かなものにしてゆく〈もの〉の物語。 看護ロボットとして目覚めたミキ。彼女を〈機械〉として扱う者、〈…
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『雨の檻』/菅浩江 ○

以前、菅浩江さんの『カフェ・コッペリア』を読んだ時、空蝉さんにお勧めいただいた作品です。 人間そっくりのロボットや世代型宇宙船などが出てくる、未来の話なのに何故か、郷愁漂う優しい物語達。 美しく、愁いを含んだ未来を描いた短編集、『雨の檻』。初版は1993年とのことですが、物語そのものに違和感や古臭さは感じられないです。多分、7編…
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『カフェ・コッペリア』/菅浩江 ○

恋愛話をする個室のある『カフェ・コッペリア』。話を聞いてくれるのは開発中のAI(人工知能)あるいはAIを装った生身の人間。AIの学習機能向上実験のためのこの店で、AIはどのように進化してゆくのだろうか・・・。 「せつなさの名手」と謳われる菅浩江さんですが、初読みです。そしてそんな通称を科せられる作家さんのマジックに惑わされ、心地よく世…
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『いのちのパレード』/恩田陸 ○

水無月・Rにとって‘しんしんと怖い‘、恩田陸さんです。奇想短編シリーズということで、いろいろな趣向を凝らした短編がずらり。私のイメージ通り‘しんしんと怖い‘ものもあれば、ほんのり暖かい小編もあり、神秘的に美しい物語ありと、いろんな奇想が詰まった、バラエティ豊かでしたね、『いのちのパレード』。 15篇の物語が、バランス良く配置されて…
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『銀色の愛ふたたび』/タニス・リー ○

タニス・リーの代表作(と勝手に水無月・Rが思っている)『銀色の恋人』の続編です。と言っても米国での刊行は24年の間が開いています。日本での刊行はどうなんですかね。水無月・Rが最初に読んだタニス・リーが『銀色の恋人』でしたから、少なくとも20年ぐらい前には日本で翻訳出版されてたと思われます。 今回、ハヤカワ文庫から『銀色の恋人』(再版)…
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