テーマ:抉られた・・・!!

『鬼女の都』/菅浩江 〇

・・・京都の怖さを思い知る、・・・いや、私、知ってた。更に思い知らされた・・・って感じでしょうか。菅浩江さんって、京都在住だったんですね。なんていうか、京都ってやっぱり、私みたいな単細胞には向いてないなぁと、痛感いたしました。京都を舞台にした歴史ロマン小説で人気の同人作家・藤原花奈女の自死から始まる『鬼女の都』は、京都という〈街〉が引き…
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『ポイズンドーター・ホーリーマザー』/湊かなえ ◎

うわぁ・・・湊かなえさんらしい短編集だわぁ。 湊さんの作品の何が怖いって、〈肥大化する被害者意識〉と〈廻り廻る悪意の悪循環〉が凄くリアルなんですよ。 なにか一歩間違ったら、自分もそちら側に簡単に行ってしまう可能性が、垣間見えてしまう。 私の中にある、悪意・嫉み・優越感・ひがむ心、それらをまざまざと意識させられました。 『ポイズン…
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『5人のジュンコ』/真梨幸子 〇

う~わ~。ひっでぇ・・・。 イヤミスだっていう前情報があったにもかかわらず、ここまでとは思わず、ひたすら「うわぁ・・・」「ひっでぇ・・・」「気ィ悪いわ~」と呟きながら読む羽目になってしまいました。 だけど、あまりに酷いので、どうなっちゃうのか気になって気になって、かなりグイグイ読まされました。 真梨幸子さん、いろんな意味でヒドイで…
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『何様』/朝井リョウ 〇

『何者』の、続編というかスピンアウトというか・・・な本作、『何様』。私、朝井リョウさんの作品読むと大抵、「朝井さん酷い人だよ!!」と唸ったり抉られたりと、大変イタイ思いをすることが多かったのですが、本作は割とライト感覚でした。良くも悪くも。『何者』の登場人物やその関連人物のエピソードをつづる、短編集。「それでは二人組を作ってください」は…
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『ナイルパーチの女子会』/柚木麻子 ◎

・・・なんというかまあ、非常に抉られました。 恵まれた環境にいるお嬢様OL・栄利子とお気楽主婦生活をブログにつづっている翔子が出会い、仲良くなれるかと思っているうちにどんどん二人の関係が拗れ、取り返しのつかない所まで来るという、・・・・怖いよ!怖いったら!! 何が怖いって、なんか私自身に色々と心当たりがあるってことですよ!! 柚木…
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『ユートピア』/湊かなえ 〇

う~わ~・・・。 湊かなえさんでこのタイトル、絶対にイヤミスだよね、たぶん抉られる系だわ・・・と、思ってた通りでした。 美しい海のある街、鼻崎にある商店街『ユートピア』。 そこで出会った、3人の女性たち。 湊さんの描く、田舎の閉塞感とかしがらみ感、それから女性たちの些細な感情のやり取りって、スゴイ抉られる・・・。ちょっと何か…
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『アンマーとぼくら』/有川浩 ◎

もう、ホント勘弁してください・・・。 物語終盤から、ずっと泣いてました。 家族って、血のつながりじゃない。愛し愛され、大切に思いあう心があれば、それが家族なんだなぁって、リョウと晴子さんはちゃんと家族だったし、そうなる過程や3日間の旅が胸に迫って、涙が止まりませんでした。 有川浩さん、相変わらず私の中にド直球投げ込んで来ますな!毎…
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『スペードの3』/朝井リョウ 〇

朝井リョウさんは、ひどい人だ!! 前に読んだ『何者』でも、非常に抉られましたが、本作『スペードの3』も、ホントにホントに、抉られまくりました。 「優等生であること・だったこと」はそんなに悪いことなんですかぁぁぁ!!! ううう。恥ずかしながら、そんな自分の過去を思い出して、後ろめたくなりました。 嫉妬とか、マウンティングとか、朝井…
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『絶唱』/湊かなえ 〇

困ったなぁ…というのが実は一番の感想。阪神大震災も東日本大震災も、〈外側〉にいたから。語る資格がない…と思ってしまう。もちろん、物語を読むのであって、私が語る必要はないのだけど。阪神大震災で罹災した湊かなえさんの描く、震災で心に傷を負って、人生が分岐してしまった女性たちが、南国トンガで新たな一歩を踏み出す物語。一番最後まで読み終えて『絶…
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『リバース』/湊かなえ ○

うーわー・・・・。そう来るか、湊かなえさん・・・。「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が恋人のもとに届き、3年前亡くなった親友・広沢がどんな人物であったかを書き記すために、広沢を知る人々を訪ね歩くことにした・深瀬。様々な広沢を知るにつれ、意外な人間関係にも気づき、己を見つめなおすことすらあったその旅。物語最後の2ページで、真相は見事なまで…
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『山女日記』/湊かなえ ○

登山には、いい思い出がない。大学で山岳部に所属し、後期高齢者になった今も国内外を問わず山登りを楽しんでいる父がいる。その父が家族サービスのつもりで、小学生になるやならずやの子供たちを引き連れて、体力勝負の登山をしていたのである。キツイばかりで、正直ちっとも楽しくなかった(^^;)。そんな私なので、本作『山女日記』を読了しても、全く登山の…
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『オーダーメイド殺人クラブ』/辻村深月 ◎

なんか、ここのところ続けて〈イタイ〉物語を読んでる気がするなぁ(笑)。 辻村深月さんの、痛痒い中学生物語、『オーダーメイド殺人クラブ』。 イタいイタいと連呼してますが、身に覚えがありすぎなイタさなんですよね~(^^;)。 いや、殺したり殺されたりしたかったわけではないですけど、それでも、参っちゃうなぁ・・・。 クラスの目立つ…
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『何者』/朝井リョウ ○

大学を卒業してもう、二十数年。就職氷河期に突入した頃だったなぁ・・・。 当時の就職活動はどうだったかもあやふやになった今、朝井リョウさんの『何者』を読むことになった。 いやあ・・・イタイね。大変、イタイ。 何がイタイって、結局キレイな人間なんていないんだよ・・・ということを斬りつけられ再確認させられたことですよ。 留学から帰…
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『名もなき毒』/宮部みゆき ○

宮部みゆきさんは、読みたいけど、なかなか取りかかれない作家さんです。というのも、話が複雑に入り組んでたり、登場人物の人物像を捉えるのが相当難しかったり、で・・・。更に言うと、発表作品数もかなり多いですもんねぇ~。私、出来れば同じ著者の作品は制覇して、作品のリンク部分を探してみたりしたい人なので、となるととても踏み込むのに勇気がいるわけな…
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『掘るひと』/岩阪恵子 △

この本を「読みたい本リスト」に入れたのは新聞の書評からだったかな~。 岩阪恵子さんの『掘るひと』は、更年期前後の女性の様々な孤独を描いた、短編集です。 なんかねぇ…まだ更年期には早いながらも、身につまされる部分が結構あって。さまざまな孤独は乾いていたり、生温かったり、研ぎ澄まされていたり。 夫との死別。子供が独立。定年を迎える…
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『裏庭』/梨木香歩 ○

~理論社ライブラリー・本をめぐる10代の冒険~ の中の一冊なわけで、どっちかって言うと中高生向けでしょうか? いえ、大人にもちゃんと読み応えのある、しっかりとしたストーリーの物語でした。 ただ・・・なんだろう。つかみづらかった。たぶんそれは、「自分に向き合う」というメッセージが怖かったから・・・。 私には、照美のような潔さがない。…
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